九五一年:“神々による裁き”が行われる。最後まで武神派についた心身は体の概念を取り上げられ、遊神は主神に絶対服従を誓った。途中離脱した祈りの神は、実験世界“地球”に左遷。また、神戦で滞っていた魂の回路の開発が進む。同年に完成。人間を排する計画は、ヒアとシアの被害が大きすぎたためひとまず停止。
九五二年:比較的争いに参加していなかった太陽神と月神以外の第四世代の神々が、力の使いすぎで消滅。彼らの魂はシアに溶け込み、実用し始めていた魂の回路にも一部流入し、人の魂と混ざり合った。どの神にも予想できなかったことであり、第四世代の神々だからこそ起こった現象だと考えられている。主神の中で一番大きな誤算だった。心神曰く、「ざまあみろ、試運転してないからそうなるんだよぶあーか‼︎」。魂の回路を停止すれば生命の循環が止まり、大惨事が起こることは火を見るより明らかだったので、神々はどうすることもできなかったし、どうする必要もないと思っていた。なぜならば、神の一部が混ざったところで所詮は人間、と甘く見ていたからだ。
九六〇年:神の魂が混じった人間がシアに生まれ始める。神の魂に適性を示した人間は、微量ではあるが『荳也阜縺ョ豕募援繧呈砂縺俶峇縺偵k蜉』を手にした。これを後に魔法と神々は名付ける。魔法は大きく消滅した神の数と同じ九種類に分けられた。
九六七年:魂の総量の半分以上が神の魂である人間が、シアの大地を抉った。神でしかその人間を殺せなかった。これは神々に大きな衝撃を与えた。
九六八年:前年に起こった事件を踏まえ、主神はシアの監視のために通称“螟ゥ菴ソ”を送り込む。それから、彼らの拠点となる“神の島”という名の聖地をシアへ落とした。また、縺昴?譎ゆサ」縺ォ蜈臥・槭?螟ゥ遨コ逾槭?髣?・槭?螟ァ蝨ー逾槭?豌エ逾槭?闕画惠逾槭?轣ォ逾槭?髮キ逾槭?髻ウ逾槭?鬲ゅr譛?繧ょ、壹¥菫晄怏縺吶k莠コ髢薙r窶懷推螻樊?ァ鬲疲ウ輔?蛹冶コォ窶昴→蜻ス蜷。特に“蜿埼???”の性質を持つ者、神の魂の保有量が魂の総量の半分以上を占める者を徹底的に螟ゥ菴ソを使い、監視・警戒させた。
九七二年:他の実験世界の文明を人間がランドールに取り込むとどうなるのかという実証実験のため、主神が“旅の一族”を生み出す。管理役に実体のない心神が選ばれ、“旅の一族”の当主の体に宿った。
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