TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シェアするシェアする
報告する

キキーッ

景「神楽様。着きました。」

神楽「ん、ありがとう」


車から降りると目の前には白い壁、大きな黒い屋根の豪邸が建っていた。

庭には、噴水や木々が植えてあり、薔薇の香りがほんのりと漂う


Broooock「うわぁ~!!」ボソッ

Nakamu「凄い‼」ボソッ

スマイル「綺麗…」ボソッ


神楽「こっちだよ、着いてきて」


ギギ―

メイド&執事「おかえりなさいませ、神楽様」

6人「「!!」」


ドアを開けると沢山のメイドと執事が並んで挨拶をした。


神楽「ただいま。お風呂の準備できてる?」

メイド「はい!先ほど準備し終わりました。」

神楽「ありがとう。悪いね、急に頼んで」

メイド「とんでもないです!」

神楽「そう?ならよかった」


きりやん「す、凄い数…」

きんとき「ね…。凄い慕われてる…」


執事「神楽様。ご入浴の前にお時間いいでしょうか」

神楽「何かあったの?」

執事「はい、影のことで…」

神楽「…分かった。景、この子達を風呂場まで案内して。」


景「お任せを」



スタスタスタスタ


スマイル「…ねぇ、あの人何者なの?」ボソッ

Broooock「分かんない…けどすごく信頼されてる感じだったよね」ボソッ

きんとき「そうだね…」ボソッ

Nakamu「……(影ってなんだ?)」

シャークん「てか、俺ら奴隷なのにあんな優しくして、なんか変じゃね?」ボソッ

きりやん「確かにそうだな……」ボソッ


景「……神楽様は貴方方が思っている恐ろしい人ではないですよ」

6人「!!」


景「神楽様は帰る場所のない私を助けてくださり、神楽様の執事として、このお屋敷に住ませてもらっています。」

景「ここにいる他のメイドや執事達も皆、神楽様に助けていただいた者なのです。」


シャークん「………え?」

きんとき「たす……けた?」


景「はい。神楽様は貴方方がいた闇オークションなど、人身売買をする輩を徹底的に排除しています。」

景「神楽様は、同じ人間を物のように扱うことを酷く嫌っています。ですので神楽様を恐れる必要はありません」ニコッ

6人「「………」」


Nakamu達は何も言わなかった



景「………着きましたよ。ここが入浴場です。」

景「着ている服はこちらに入れてください。洗いますので。」


きりやん「あ、あの…今着ている服は捨ててもらって構いません。もう着たくないので…。(あいつらが着せた服なんか…)」

5人「「俺も/僕も」」


景「わかりました。では新しい服をご用意いたしますので。ゆっくり温まってきてくださいね」

6人「「はい。」」


景「あと神楽様の事ですが、あまり感情が表にでない方です。」

景「冷たい態度をとっていると思われてしまいますが、本当は仲間思いでお優しく、誰よりも辛さが分かるお方です。」


景「どうか、あの方を嫌わないで下さいね」ニコッ


パタンッ


それだけ言って景は入浴場を出た


6人「「…………」」

Nakamu「誰よりも辛さが分かる…」

きりやん「どういうこと………?」


Nakamu達は景が言ったことに理解ができず

しばらくその場から動かなかった


この作品はいかがでしたか?

235

コメント

2

ユーザー

最高です。続きが楽しみです。これからも頑張ってください

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚