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浴衣祭り当日____ 



私は猛烈に焦っていた☆





『ちょぉ、お母さん!はよして〜〜!!信ちゃん来てまう〜〜』



「あんたが起きるん遅いからやろ!化粧も髪の毛もどんだけ時間かかっとん!」


『だって楽しみで寝れへんかってんもん〜〜』


「そらぁ分かるけど〜〜」



昨日は、ドキドキして

遠足前日の幼稚園児みたく寝れずに朝方まで起きてしまっていたのだ…


起きると昼前。


信ちゃんは16時に約束していて

朝ごはんという名の昼ごはんを食べて

ゆっくり用意をしていたら

あっという間に約束の時間ギリギリ!


『信ちゃん絶対約束通りに来るからもう来てまう〜〜』


「あと帯後ろリボン結びするだけやから!」


ショートボブくらいの髪の毛を結うのにどれほどかかっただろうか。


YouTubeやインスタを見て可愛い浴衣に似合う髪型を探して頑張って自分で不器用なりに結った髪。


化粧は今まで、寮でも休みの日とか遊びに行く日は少しはみんなを真似してしていたが今日は、いつもより大人っぽくしてみた。


「ほら、終わったよ!」



姿見で浴衣姿を見せてくれた。


『わ〜〜〜〜…….』



普段とは違う雰囲気に自分でもびっくりする。



「あんた…..ほんま綺麗になったなぁ…..」


お母さんが私の肩を持って一緒に姿見を見る。


『…浴衣がほんまにめっちゃええのんやからや』


自分ではそう言ったけれど、

ちょっと今日の私超イケテンジャン!と

思ったよね←



ピンポーーン



『信ちゃん来たんちゃう!?』



「ほんまやな!はよ浴衣姿見したりぃ!」





北さんの幼なじみ(2023年北信介誕生祭小説)

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