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(場所:fkrの自宅・リビング)
fkr『……あ、kwmrさん、帰っちゃった。……寂しいなぁ』
(さっきまでkwmrが泊まっていた余韻に浸りながら、ソファを片付け始める)
fkr『ん……? これ、……kwmrさんの服かな』 (クッションの隙間に、kwmrが着替えた時に忘れていったであろうシャツを見つける)
fkr『ふふ、あんなにしっかりしてるのに、たまに抜けてるところ、可愛いよねぇ……』
(シャツを手に取り、kwmrの香りが残っているのを確かめるようにふわりと顔を寄せる)
(ピコン、とスマホが鳴る)
kwmr『ごめん、シャツ忘れた。明日Pコンビの打ち合わせの時にでも持ってきてくれる?』
fkr『…………。』
(無機質な画面の文字を見つめ、fkrの目がふっと細くなる)
fkr『……いいえ。これは返さないよぉ、kwmrさん』
(独り言を呟きながら、fkrはシャツを丁寧に畳み、クローゼットの奥にある鍵付きの箱の中へと仕舞い込んだ)
(場所:翌日・QuizKnock編集部)
kwmr『……ねぇ、昨日言ったシャツ。持ってきてくれた?』
fkr『えっ? あぁ、ごめんねぇ、kwmr。家中探したんだけど、見当たらなかったんだよね』
(困ったように眉を下げて、いつもの優しい笑顔で嘘をつく)
kwmr『え……おかしいな。確かにあそこに置いたはずなんだけど……』
fkr『もしかしたら、途中で落としちゃったのかもねぇ? 困ったことがあったら、僕が新しいの選んであげるから、ね?』
(kwmrの肩にそっと手を置き、優しく微笑む)
kwmr『……それならいいけど。悪いな、fkr』
fkr『ううん、全然。……僕たち、パートナーだもん。ねぇ?』
(場所:その夜、fkrの自宅)
fkr『…………。』
(クローゼットから、昼間に隠したシャツを取り出す)
fkr『これ、どうやって使おうかなぁ……。そのまま抱いて寝るのもいいけど……』
(fkrはシャツを自分の体に当て、鏡を見ながらゆっくりと口角を上げる)
fkr『kwmrさんの匂いに包まれながら、kwmrさんのことを考える……。ふふ、素敵な夜になりそう……』
(その後、その服がどのようないかがわしい事態に使用されるのかを、kwmrが知る由はなかった)
(おわり)