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⚠️注意⚠️

この作品は、ペルソナ5という作品のオマージュ作品となっております。

苦手な方は、そのままカムバックでお願いします。

それでもかまへんよ!って方はお進み下さい。




✂︎—————–㋖㋷㋣㋷線——————-✂︎


この世には‘’歪んだ欲望‘’を抱えている人間が数多くいる。

それは人それぞれ違い、どんな欲望を抱えているのかは誰にも分からない。

しかし、時にはその欲望が人を傷つけ、苦しめる事に発展する事がある。

それは、自分自身が自覚していなくとも出来うること。

そんな、人間の歪んだ欲望と願望から人々を救う為に活動している集団がいる。

その集団の事を、人々は

『怪盗団』と呼ぶ









「あ〜……暇だなぁ…」

とある高校の屋上で、その青年は金髪の頭髪を、風になびかせ呟いた。

時刻は、2時23分。普通のごく一般的な学生なら、今頃自分の席に座り、黙々とノートを取り、担当の教師の話を聞いている頃だろう。

だが、その青年は違った。誰もいない屋上に寝っ転がり、ただ呆然と青々とした空を眺めていた。

「あぁぁぁ!つまんねぇぇぇ!!」

「なんか…こう〜、ビビビッと刺激が来る様な事起きねぇかなぁ〜」

青年は、手足をじたばたさせ唸るように言った。

「このままじゃ拉致がねぇな…」

「はぁ……学校抜け出してゲーセンでも行くか」

そう呟くと、青年は起き上がり屋上を後にした。




青年は何食わぬ顔で正門へと向かった。青年にとっては、教師が廊下を巡回している学校から抜け出すくらい容易いようで、意図も簡単に正門の目の前までたどり着いた。

「相変わらず警備が甘いなぁ〜、学習すんべきなのは寧ろセンコーの方じゃ……」

「コラァァァァァァァァァ!!木間ァァ!! 」

「?!」

突然、青年の背後から怒号が聞こえた。振り返ると、30代後半くらいで、髪型をスポーツ刈りでキメてある体育教師らしき男性が、窓から身を乗り出し、鬼の形相で青年を睨みつけていた。

「お前ぇ!!また抜け出す気かぁぁぁ!!」

(やっ…やべ、体育教師の松坂じゃねぇか…!)

(アイツに捕まったら下校時間までお説教くらう羽目になる……逃げるか!!)

すると青年は、正門に向かって軽快に走り出し、軽々と正門を乗り越え走り去った。

「コラァァァ!待たんかァァ!!」

「木間葵ぃぃぃぃ!!!!」

未だ背後で怒号を響かせる松坂を無視して、青年は前を向き走り続けた。

(待てって言われて、待つ奴がいるかよっ!)


青年の名前は、木間葵(きま あおい)。

ごく一般的な高校に通う、不良と分類される男子高校生だ。




気づけば怒号は聞こえなくなり、葵は見知らぬ路地裏に来ていた。

「あぁ〜?どこだここ?どこまで走って来ちまったんだよォ」

周りは湿っぽく、日が出ているのにも関わらず薄暗く不気味で、幽霊でも出てきてもおかしくない様な路地裏だった。

「はぁ…今日は運がねぇな…」

「しょうがねぇな、携帯のナビ使うか……あ?」

葵は、自分の携帯の変化に気づいた。さっきまで、ズボンのポケットに入れていた携帯が、勝手に起動し、画面から赤い光を放っていた。しかも、不気味な赤と黒のアイコンが表示されていた。

「なんだこれ?こんなアプリ入れた覚えねぇぞ?」

そんな事を呟いたが、葵は興味本位でアイコンをタップした。すると……

「「「付近のパレスを検索 ナビゲーションを開始します」」」


「……は?」

すると、周りの景色が歪み出した。

「なっ…なんだ…これ…?」

葵は頭を抱え、目を閉じうずくまった。



to be continued

ペルソナα 第1章

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