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神side
運んでる途中男が起きて余計重くなった。
…自分で動けやッ……!!
…やっと着いた……
🌸「…っはぁッ、はッ……。重ッ…。おい、着いたぞ~…、っ…とりあえず入れ」
らんは肩にまわしていた男の腕を支えながら、狭い玄関に引き入れる。
男は身体をふらふらさせながら壁に手をついて息を切らしている。
「……ここ、は……?」
🌸「俺の家。見ての通りの狭い賃貸だよ。…ほら、そんなとこ突っ立ってないで上がって。床が水でびしょびしょになっちゃう」
らんは自分の上着を脱ぎ捨て、男をリビングへ連れて行く。
男は濡れた服のまま、おずおずと部屋を見渡している。
その目はひどく怯えていた。
「あの……俺、本当に…何も、覚えてなくて……。ここがどこかも、自分が誰かも…ッ…。……俺、どうなっちゃうんですか……?」
男の身体がカタカタと小さく震え始める。
寒さだけじゃなく、恐怖からもだと察したらんは、小さくため息をついて、クローゼットから自分のスウェットとバスタオルを取り出した。
🌸「……まぁ、落ち着けって。記憶喪失なんて、ドラマの中だけだと思ってたけど……。」
🌸「とにかく、お前その服、泥と雨で最悪なことになってるから。これ、俺の服だけどサイズ合うか分かんねぇけど着替えろ。奥の洗面所でシャワー浴びてこい」
「…んゎ……、ぁりがとうございます……。」
「…ッ…あの…」
🌸「ん?」
「……お名前……なんていうんですか……?」
🌸「あぁ…俺?そういえば言ってなかったな。 らんだよ。桜木らん」
「らん、さん……」
男は、その名前を何度も呟く。
そして、差し出されたバスタオルを抱きしめ、少しだけ安心したように、ふにゃりと柔らかく微笑んだ。
「らんさん……。拾ってくれて、ありがとうございます……。俺、らんさんのこと絶対に忘れません……!」
🌸「……お前、自分の名前忘れてんのに何言ってんだよ。ほら、早くお湯浴びてこい。風邪ひくぞ」
男が大人しく洗面所へ向かうのを見届け、らんはソファに深く腰を掛けた。
🌸(……何やってんだろ、俺。素性も分からない男を家に上げるなんて、どうかしてる。)
🌸「まっ…いいか…。」
そう、軽く思うらんなのであった。
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はい。連載出しすぎですよね。ホント。
何こいつ。
それも完結してる物語は今のところ、ぜろっっっ!!!☆
アホっっっ!!!☆
この物語と貴方に贈る花は、頑張りますぅぅ………
るこら。
1,289
はのん
100
39,012
コメント
1件
うわああ第2話も尊すぎる〜!!😭💕 らんくん、雨の中で記憶喪失の男の人拾って自分の家に連れて帰るとか優しすぎるでしょ…!!「とりあえず入れ」のぶっきらぼうな感じとか、スウェットとバスタオル差し出すところ、もうツンデレの鑑じゃん…! 記憶喪失の彼が「らんさんのこと絶対に忘れません」ってふにゃって笑ったシーン、心臓ぎゅってなったよ…!あの怯えてた目から一瞬の安堵の表情、エモすぎる…。 らんくんの「何やってんだろ俺」って自問もすごく人間味あって好き。続きが気になりすぎるよ〜!!🌸