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ッッッッッすきぃいいi(( 割愛 、かわい"い"..無理...フラワーバースいいな..素敵 ぁあ、ありがとう、っ! また、機会があればたのもーかな
🍀𓂃𝑜𝑝𝑒𝑛𓂃🍀
いらっしゃいませー
当店に お越しくださりありがとうとございま す。
初めましての方も足を運んでくださりありがとうございます
それでは当店の注意事項をご確認下さい
✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*˸ꕤ*˸*⋆。
この物語はフィクションです
ペアIV×Ⅲ(白桃よりの桃白です。)
※曲パロ注意
アニマル桃さん×ラビットホール白さんのビジュ&性格です。
(白さんは、バニー服+オーバーサイズのTシャツを着てます)
IV「」Ⅲ『』
共依存 フラワーバース(フラワーバースに近いですが少し違います) 要素を含みます
苦手な方・地雷な方は自衛をお願いします
また「nmmn」という言葉を知らない方は
閲覧をご遠慮ください
知識 説明不足の所も多々有ります
✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*˸ꕤ*˸*⋆。
以上になります。
それでは行ってらっしゃいませ
※途中説明あり 話抜けてる部分多めです。
素敵なリクエストありがとございました。
桃白 共依存からだいぶ足しました大変申し訳ございません。
ふわりと甘く優しい匂いが香る白を基調とした部屋。
低音の落ち着きのある声音は甘く鼓膜に響く。
“逆らってはいけない人“
本能でそう感じ、危機感を覚えた。
そう思うのには、気付いたのが遅すぎた。
遅すぎたんだ。
無理矢理パートナーにされるなんて思わなかったんだから。 仕方ないんだ。
そう自分に言い聞かせて彼に依存する日々を過ごすんだ。
白side 「強制パートナー」
ぼんやりとする視界に首筋に触れる謎の温もりに疑問を抱いた。
─ぼく熱でもあるんかな
「あ、っ♡初兎ちゃん起きた??おはよう」
『…おはよう?ない、こさ、ん!?』
名前を呼ぶと霧がかっていた視界がハッキリしてきた。視界の端にはへらへらと笑う桃髪の利発そうな年上であろう見覚えのない男性。 違和感を覚えたのは、彼だけじゃない。
彼の触れている首元に変な異物感を感じ、近くの鏡で首元を確認した。
確認し終え、わなわなと肩を震わせる僕を見て彼は不思議そうな表情で声をかけた。
「…?驚いた顔してどーかした??初兎ちゃん体調悪い?」
『…これ何?!』
驚いた表情と声音に納得がいったのか申し訳なさそうな表情でぼくの髪に触れながら口を開いた。
「あー覚えてない感じ??じゃあ、自己紹介からするべきかな?」
こほんと息を吐き、落ち着いた優しい声音が
部屋に響く。
「俺はWaterのないこ。一応パートナーだから宜しくね?“初兎ちゃん“♡」
『パ、パートナー、??しかも、…Water…っ、て…?』
混乱する頭を抑えるとくすりと笑みを零した後、首を傾けた。
「あ、そこも覚えてない??話した方がよさげ?」
『……はい、お願いします…』
※以下説明
Water→捕食者 Flowerの咲かせる花を喰べないと生きれない。Flowerの咲かせる花を一定期間口にしないと倫理観が無くなる。
普段は抑制剤や甘味料を舐めたりと対処は出来るがあくまで一時的。
Flowerの花が1番栄養がある。
Flower→被食者 Waterの体液(唾液 血液 等 体の一部なら何でもいい)を一定期間摂取しないと 発情する。発情は個人差があるが基本は、気分が滅入る 人肌を求めがちな心情になる。
Flower&Waterのパートナー制度
→パートナーを作らないと殺人衝動が強まる。良心が無い者の場合殺人鬼になる。
Waterは、自分の意思関係なくFlowerを求める体になっている。
Flowerは、Waterを求めるが人によっては
Waterに抵抗する体になっている。
お互いの利害が一致した場合、パートナーの証として首飾り(ネックレス 首輪 チョーカー等 首関連なら何でもいい)を装着する。
又、Waterの体液がFlowerに適合しない場合がある。
症状は、体液を摂取したにも関わらず発情 積極的になる事が“稀“にある。
「って感じ〜?分かった?」
『……だいたいは、?そもそもパートナーって解消出来ん感じですか?』
「出来るけど…初兎ちゃんは俺が居ないと生きれない体だから解消は難しいかもよ?」
喉元に指を当てトントンと音を鳴らす。
するとどうしたことだろうか…
喉が乾き、息が上手く出来ないほど息苦しい。
喉が張り付き発声が難しい。
『っ…っ、…』
「さっき摂取したのが数時間前だからもう少しかなぁ、〜」
─こいつ、何言って…
腹を立てているとないこさんの桜色の唇が喉仏に触れ軽く、リップ音が聞こえる。
その音に唾を飲み込みごくりと喉を動かした。
─美味しそう…
『っ、……』
ぷつりと何かが切れる音と異様な喉の乾きを強く感じた。
「…っ、ないこさ、ん…の…ほしい、…ちょーだい…♡」
『…あ、?欲しい??動くなら優しくお願いね』
喉の乾きに熱でぼんやりとする体で地べたに押し倒し、ないこさんの体に腰を下ろした。
「…っ、……ないこさんぼくどう、したらいい?」
『無難なのは、唾液とかかな〜??キスしたら終わるからさっきみたいにカクテルキスで大丈夫だよ〜?』
舌をべっと出し、煽る表情のないこさんに顔を近付けそっと唇を重ねた。
『ん“、っ…っ…』
「………初兎ちゃん…身体擦り付けないで唾液飲みこむんだよ…」
『ん、っ“…っ、ぐ…っ…』
「そうそう上手上手〜ちゃんと飲み込むんだよ?」
背中を撫でるないこさんの暖かい手が心地よく安心する。 こうなった経緯も状況も分からないのに体は、自然とないこさんを求める。
「落ち着いたかな? 」
『……何とか…』
「そっかそっか〜♡…で?何時まで俺の上に乗ってるつもり?」
『す、すみませ…っっ…』
目が据わっている冷ややかな視線に耐えられず顔を逸らした。
「このまま話するけど、 今居る所は俺の部屋。 数時間前で見かけた発情している初兎ちゃんを連れ込んだだけだよ 」
『それでパートナーにしたってことですか?』
降りようにも何故か腰を掴む彼に視線を向けると恐怖で背筋が凍った。
「まぁ、そんな感じなのかな…俺もあんまり覚えてないから詳しくは言えないけど」
『じゃあ、名前知っとるのは、?』
「…それぞれ自己紹介軽くしてから処置したんだよ 」
好きでもなんでもない赤の他人を家まで連れ込んでおいてへらへらと事情を話すないこさんに腹が立つ。
『発情しとったらないこさんは、 誰でも連れ込むんですか、?』
好意があるかは置いといてこれは純粋に知りたいことだった。
─発情しとると言っても見ず知らずの他人を連れ込むとかどうかしとる。
やはり助けたのには、下心があるのだろうか。 不安が表情に出たのかないこさんは、優しく頭を撫でる。
「さぁ?どうなんだろ……?連れ込んだというか、…初兎ちゃんから誘われたから…乗っかっただけと言いますか、…結構曖昧なんだよねー?」
『ぼく…誘ってません…』
「誘われたよー?それも忘れちゃったなら…手取り足取り…思い出させてあげようか?」
両手で頬を包み込み、慣れた様子で腰をぐっと触れる。
触れられただけで背筋が過敏に反応する。
『…ぁ…“…』
「俺はこうやって腰持ってただけ…俺からは、何もしてないのにね? 」
『ん…っ…っ、む…“』
「……♡」
恍惚な笑みを浮かべるないこさんに覆いかぶさったまま唇を重ねた。
そこからのことは、やっぱり覚えていないが
後に彼から聞かされた話、「俺のせいでごめんね…」とのこと。
─どういうことやねん、ぼくなんかしてもたかな?
桃side「うっわ、抱かれた」
「っ、…っ、♡…っ、っ“、…ん…、ん…」
顎を掴まれて初々しく舌を絡め、唾液を零す彼の背を撫でる。
ぴちゃりぴちゃりと下手くそなリップ音と
不慣れな口付けに笑みを零しそうになった。
─下心があったのは、初兎ちゃんじゃない?
「…、っ…ふ、…♡…ん、っ…♡…」
控えめに声をもらすと自分が優位に立っていると思ったのか口元を緩めた。
─受け身な子と思ったけど…そんな事無かったか。
何度か口付けたのに満足したのか初兎ちゃんは、 汚れた唇を何度も拭う。
「(終わった)…??」
『そろそろ…寝ますか?』
気遣う言葉に一瞬首を傾けた。
─寝るってどっちの意味で言ってるんだ。
邪な気持ちを抱いる自分を叱咤した。
─発情してただけてそういう気持ちで言ってるわけないだろ…普通に寝たいって意味で合ってるよね?
けれど初兎ちゃんが首に腕を回し、抱きついてきたことに喉が軽く動いた。
『匂い安心するのでまだ、…帰りたくないです 』
「…可愛い…っ、けど、…重いから離れようね」
離そうにも潤んだ瞳で見つめてくるから拒もうとする手を腰に当てた。
『…っ、ん…っ……っ、?』
色っぽい声をもらし、不思議そうに手に触れる初兎ちゃんが可愛らしい。
「っふふー可愛い…身支度終えたら寝ようか… 」
『……は、い…待ってますからゆっくり入ってきてください 』
「…ん〜♡長風呂するから…待てたくなったら入っておいで」
髪に触れようとする手を引っ込め、代わりに初兎ちゃんの頬に口付ける。
『待てますから…時間は、気にしないでくださいね』
「ほんとかな〜??俺結構長風呂する方だよ?」
『全然待てますよ…』
期待に満ちた顔の初兎ちゃんに、自分の貞操の危機を 感じたが、気にせず風呂場に向かった。
「…お風呂〜お風呂〜新しい入浴剤…入れちゃおっかな〜」
鼻歌交じりに入浴剤を湯船に入れ、風呂桶に座った。
ふわりと甘い花の香りの入浴剤に頬を緩ませながら髪と体の泡を流した。
─初兎ちゃんが使う用も出した方がいいよね。
同じジャンプーでも構わないけれど、なんだか気恥ずかしくて真新しいシャンプーとボディソープを取り出した。
「違う匂いだから変な意識しないで済む…から買っててよかったー」
癖っ毛な自分用に購入した物だが、使用済みの物を使わせるよりマシかと息を漏らす。
風呂場から上がり衣服を着た後、猫っ毛の絡まった髪を櫛で撫でる。
─お風呂上がりは、(髪)下ろしておこうかな
髪に鼻を近づけるとふわりと甘い金木犀の香りが広がる。髪から滴る水滴も先程よりも
艶っぽく見えた。
「ちゃんと拭いてから初兎ちゃん呼ぼっと…」
タオルで髪を素早く水分を拭き取り、廊下に通じる洗面所の扉を開けた。
「……初兎ちゃんお風呂上がったよ… 長湯しちゃってごめんね」
ベッド付近で寝転がっている初兎ちゃんの顔を覗き込むようにしゃがみ込んだ。
「初兎ちゃん…床で寝ると体痛くなるよー??起きれないなら手貸そっか?」
『っ、っ、え……』
「寝ぼけてるの?ああ、手気を付けてね…ネイルチップ付けてるから…急に掴むと刺さるからね…」
ぼんやりと目を見開く眠そうな初兎ちゃんの手を引き、体を上に持ち上げた。
自然と距離が縮まり心拍数が無駄に早くなる。
『…ん、ッ…ふ、っ、…♡』
「…っ……っ…〜〜」
こちらに全体重を預け口付ける為、その場にバランスを崩し、座り込む。
「…っ“ん…“…っ、」
『ないこさんええ香りしますねー?……すっごく美味しそう…… 』
「変なこと言わずにお風呂入っておいで…シャンプーは新しいの使ってねー」
初兎ちゃんの胸を押し、風呂場に行くように促しても一向に動く気配が感じられない。
「初兎ちゃんきぃてる?っ、“んっ〜〜っ〜」
『…ないこさん…駄目じゃないですか…そんな薄着で出てきたら 』
目の焦点が合っていない初兎ちゃんは、恍惚な表情で 俺の肌に触れる。
「それは、謝るから一旦どこっか」
細い体を抱き上げるとあまりの軽さに驚いた。
─ちゃんと食べてんの…?
同情されるのが嫌なのか気まずそうに目を逸らした。
『………』
「変な酔い覚めたみたいで良かった…俺と初兎ちゃん相性悪いんだねー?ごめんね… 」
何に対してか分からないのに口は、勝手に謝罪する。 もっと他の言葉を言った方がいい。
「…俺寝るから何かあったら呼んでね?朝までここに居ていいからね。 」
カタカタと震える手を握りしめ、怖がらせないように肩に手を乗せた。
─体の関係なんて嫌。
待ても我慢も出来ない獣のくせに1人前に、
自分の体を大切にしてねと笑いかける。
「……っ、ごめんね…発情苦しいよね??…(ああ…俺が変わってあげられたら…)」
どんなに楽だろうか。
『…っ、… ……気にするなら抱いてくださいよ…』
「…嫌だって…ネイルチップ取ったり爪切ったりすんの面倒くさいもん…お風呂は、こっちね」
床に下ろし、風呂場に入ったことを確認した後、着替え用の服を洗濯機の蓋の上にメモとともに置いた。
「…ふぁ、あ…………っ…………………………… 」
『─こさん…?な、─さん? 』
「にゃ、にゃ、!?」
体を揺すられ優しい声音が聞こえ、 目を覚ました。
─あれ、俺いつの間に寝たっけ……
反射的に鳴いた俺を見て呆れた視線を向けても口に出して馬鹿にされることは無かった 。
「…っっ? 」
体を起き上がらせた時に妙な違和感を感じた。 ─頭痛いな
『やっと起きましたか?おはようございます…ゆっくり休めましたか?』
「……おは、よう…」
眠い目を擦り、ぼんやりとする寝起きの視界でネイルチップを探す。
昨日とは違うデザインのネイルチップを爪に嵌め、 初兎ちゃんをじっと見た。
『変な顔してどうかしましたか??昨日床で寝てたので抱き上げてベッドまで運んだんですよ?? 』
「うっわ、…初兎ちゃんに…抱かれた」
『変なこと言わんといてください!丸まって寝とるないこさんが悪いんですよ?』
彼に手渡されたコップに舌で水を舐め取り水を飲み込んだ。
『ないこさん、って猫ちゃんみたいに水飲むんですね??』
「…っ、っ…“…っ、ほっ……」
器官に入った水を吐き出そうと咳き込みながら水を吐き出した。
『…ティッシュ使いますか??気分も大丈夫ですか? 』
「大丈夫だよ…器官に入っただけだから…っは、…ご、ほっ…」
何をすればいいか戸惑いつつも背中を撫で、
必死に今出来ることを行う。
可愛らしい行動に頬が緩み、初兎ちゃんに
もたれかかった。
『っ…よしよし…』
「…っ、っ…?!い、い…っっ/収まったからいい」
優しく頭を撫でられ頬が徐々に色付く。
─俺…メイクしてな、い…
剥がれ落ちた顔に触れ近くのタオルで
顔を覆った。
『もたれかかったのは、ないこさんじゃないですか……』
「っ、っ…メイクしてないからほんとに見ないで/メイク道具とって…メイクしてくる…」
テーブルの上に置いてあるメイク道具を取って貰う。
「すっぴん見られるとか死んでもありえないから!!可愛いくない、し…急いでメイクしてくるから待ってて、…もらえる、?」
朝までここに居てねと言っただけでこのまま初兎ちゃんを縛り付ける理由がない。
けれど、寝顔&すっぴんを見られた状態で帰すわけにもいかない。帰すなら口止めしないといけない。
『…そのままでも充分可愛ええのに…』
白side 「猫」
「ただいま…待たせちゃってごめんね… 」
数時間で戻って来たないこさんは、申し訳なさそうにメイク道具をテーブルに置いた。
「……初兎ちゃん?ジロジロ見てどーかした?」
『い、え……なにも… 』
ぼさっとした桃色の癖っ毛も綺麗に整え、猫耳のように纏め下ろした桃色のお団子ヘア。
ぶかっとしたオーバーサイズの服は、色っぽさとあざとさが強い印象だ。
ふわりと香るヘアオイルも慌てて付けたのか香りの濃さにバラツキがある。
─更に可愛なっとる…
頬のペイントメイクも血色がよく見えるメイクもよく似合っていた。
『そんなに待ってませんよ。次洗面所お借りしていいですか?ぼくも身支度済ませて来ます。』
「う、ん?洗面所は、こっちねーそれと、昨日の服は洗ってるから乾いたら返すね… 」
『……っ洗ったんですか?』
「ちゃんと洗濯表示見て…洗ったけど、洗ったら駄目な奴だった?」
『い、え…駄目ではありませんけど……』
口篭る僕を逃げないように通路を塞ぎ、問い詰められた。
「駄目じゃないならなぁにぃー?俺に分かりやすく教えてもらえるかな?? 」
『普通に、…!!恥ずかしいんです。昨日は、まともな服着てなかったので…』
「気にしなくてもいいのに…俺の服なんて肩とお腹丸出しなんだよー?」
『…ないこさんは、スタイル抜群だから…どんな服装でも似合うんです。』
「まぁ、否定はしないけど……初兎ちゃんは綺麗なんだからバニー服以外も着たらいいのに」
口元に指を当て黙るように指示してから軽く首筋に噛み付いた。
『…っっ……』
「…っ、あは、っ♡…依存症もここまでくると日時生活に支障が出ちゃうよねー?」
覆い被さる悪い癖をどうにかしたいのに、体は止まらない。ないこさんが退かし椅子に座らせるまでぼくは覆い被さっていた。
「…期待されても俺は、手出さないから誰でもいい子を愛でる趣味は、ないの… 」
『…ずっとフラフラ…しとったから…拒絶されたらどうしたらいいか分からないです…』
「初兎ちゃんの事を大切にする人を見つけな
…居ないなら俺が面倒は見るよ」
「パートナーなんだから頼っていいんだよ?頼りないかもだけど…」
『…っ、分かりました…』
「ん、良い子…対処法一緒に考えよっか?」
優しく話しかける声音が好きで俯いたまま
彼の言葉に耳を傾けた。
『…ないこさんに甘えても迷惑じゃない、ですか?』
「…迷惑だけど初兎ちゃんのなら喜んで」
『……そうですか…』
「…あ、えっちは嫌だから…それ以外で頼って貰えたら嬉しい」
『…じゃあお出かけ一緒に行きたいです』
「えーお外??気分じゃなーい」
頬を膨らませ外の景色に目を向けるないこさんの姿に息を吐き出す。
『…ないこさんの首輪見に行きたいんですよ。せっかく可愛い耳あるんですから着けましょうよ』
「…首輪、、? 」
キョトンと首を傾げるないこさんに聞こえやすいようハッキリと話し、傍に座った。
『朝の分のお花…摂取したら首輪見に行きますよ』
「…うにゃあ…面倒くさーい…ふぁ、あ…」
『…立ったまま寝ようとせんといてください…摘んで来ますから待っててくださいね』
慌ただしくキッチンに向かい、水の入った器に摘んだばかりのチューべローズを持って来た。
『…Waterってどうやってお花喰べるんですか?』
疑問に思ったことを聞いてくる初兎ちゃんに
分かりやすいように花を口にする。
「ん、っ…♡……っ♡…はぁ、っ…♡…ん、んっ…♡」
Waterの摂取を初めて見るがこんなに色っぽいものなのだろうか。
─もっと近くで見たい。
口に出すより先に体が動く方が早くないこさんの小さな手を掴み指を絡める。
「…っ?近、い…/」
『っ、喰べてる時の声艶っぽくて…欲しくなりました』
「…あ、ー…そうだね…朝の分あげないと
ね…どの液体がいーい??」
質問するないこさんは余裕に満ちた表情で
肩に手を置く。
『………血液でお願いします。』
「っ…20mlまでね…測った奴持って来てもいいけど、初兎ちゃんは、…言わなくても分かるかな… 」
肩に勢いよく歯を当てる。
上手く飲めるように歯を肌に沈め喉を動かし血液を吸っていく。
「んんっ…♡、っ、〜〜…よしよし…っつ“♡
っ、つ“…あ、“っ♡♡初兎ちゃん…とっくに20ml超えてっっ…ん、ぁ“…♡ 」
彼の血液を啜り、艶のある声が聞こえると
調子に乗る自分の理性が段々と戻って来た。
『…っ、…ぼ、く何して…すみません…
肩痛いですよね…包帯…消毒液持って来ます』
「…大丈夫だよ。数分したら塞がるから 行こっか」
Waterは、どんな傷も数分で塞がる体になっている。Flowerが常人ではないからパートナーになっても釣り合うようにと神様が考えたギフトだろうか。
「暗い顔しなくても怒らないから…行こう…」
乱れた髪を雑に流すないこさんは気にしない様子で上着に袖を通す。
「罪悪感とか要らないから…行くよ…」
『……少しだけ…っ 』
「…少しだけね…けど腰は勘弁して… 」
『…っ、……』
嫌がっても頬から伝う涙を見ると拒絶する気が失せたのか頭を優しく撫でてくれた。
「ほらね?塞がったでしょ?だから暗い顔しないの… 」
『…っ、っ…っ、ぅ…っ、』
「冷やす物取って来ようか??跡残るから拭っちゃ駄目だよ… 」
塞がった傷口を見せても、噛み付いた申し訳なさに嗚咽をもらしながら涙を零す。
「…初兎ちゃん…っ、…心臓付近は、苦しい…っ、わ、…/」
『…っ、…わ、心臓の音…早くなった……ないこさん今ドキドキしてます? 』
胸をまさぐると嫌そうに睨まれたが開いている胸元に手を入れると頬が色付く。
「っ、/…ま、っ…/…ぃ“、っ…っ“…っ、…んん“」
胸元に噛み付き歯型を付けようと必死に歯を当てる。
「…っ、“ぅ“…ー…っ…“……」
『…ご馳走様でした。』
「…っ、ふしゃー!!……すぐ調子乗る…」
威嚇はされたが離れようとしないないこさんに頬が緩んだ。
『…可愛い…離れないんですか?』
「貧血気味だから離れたくても離れられないの…馬鹿」
馬鹿と言われても20mlピッタリに吸血しろと言うのは無理がある。
─がっついたぼくが悪いけど、ないこさんが煽るような反応するんが悪いんやん。
「覚悟しててよ…いつか仕返しするから…!!」
『はいはい。楽しみにしてますーないこさんに攻められるのすっごく楽しみー』
耳元で囁いただけで赤くなるないこさんに
ぼくのことを攻めれるとは思っていない。
「ふー!!ふー!…」
『怒らんといてください…可愛い顔が台無しですよ?猫みたいに居るのも可愛いですけど…』
「可愛くにゃ、い…!!買い物するんなら抱っこして… 」
ぽすっと腕の中に体を収めるないこさんの行動に胸が高鳴る。
「抱っこ抱っこ!!!抱っこ」
『分かりましたから耳元で叫ばんといてください』
耳に触れるないこさんに引っ掻かれないように気をつけながら体を抱き上げた。
暴れる前に顎を掴み唇を重ねないこさんの
酸素を奪う口付けをする。
「…っ、ん…“…っふ…♡」
『可愛いですね……ないこさんは、するよりされる方がお似合いですよ。』
「……可愛いないから…/早くお外お外ー」
恥ずかしがるないこさんの足に靴を履かせ
玄関の扉を開けた。
ちらりと視線を向けるとTシャツの裾から
肉付きのいい太腿が見えた。
─生脚でこの太さ…えっろ…いなぁ、。
靴下を履かないないこさんの魅力的な太腿に
手を伸ばすとピシャリと冷たい声が聞こえた。
「足だけは、絶対触らないで…触ったら咬み殺すよ」
低く無機質な声音に背筋がひやりとした。
白side 「新しい首輪」
『ないこさん着きましたけど、自分で首輪選びますか?』
「…は、っ…俺…犬用の首輪は着けないよ??買うならアクセサリーショップに行こうよ」
首を振り拒否反応を示すないこさんをゆっくりと下ろし、首輪が置いてある棚の前に座る。
『ここに無かったら別の所で探しましょうよ…?ないこさんは噛み付き癖がありそうなので、口輪も買いましょうか』
「噛み付き癖はないよ!初兎ちゃんの方が噛み付き癖あるでしょ? 」
ふらつく体で隣に座りずらりと並ぶ首輪に手に取り材質を一つ一つ確認していく。
「着けるなら可愛いのがいいからここにはないよ…初兎ちゃん“行こう“」
『っ、は、っ“い、』
脳髄が割れそうな程低い声に拒否出来ずに
はいと頷いた。
「いい子…そのまま“大人しくね“」
『…っ、“…ん、“』
頭を抑えるぼくを見て楽しそうに口角を上げるないこさんに対して冷や汗が止まらない。
「手貸して…頭抑えたら“駄目“だよ…いいね?」
脳に直接命令を下す声に逆らえない。
手を掴み振り払えないようにキツく手を握る行動に口元が緩む。
「“その顔…可愛いーね“」
『…っ、つ“』
痛みに耐えられずに口元を抑えるとたらりと
血が零れた。血腥い血の味が口内に広がり息が出来ない程、血を吐き出しその場に 咳き込む。
「FlowerはWaterに逆らえないって言ってなかったから調子に乗 っちゃったよね?馬鹿な兎さん」
『…っ、げ、ほっ…は、っ…』
「……数分したら落ち着くからお水飲もっか 」
背中を擦られると柔らかく暖かい体温がじわりと伝わる。
水を飲もうにも血で喉が塞がって息も上手く出来ない状態では水は飲めない。
「っ、ん、っ…ふっ、っ、…これで収まるかな」
『…っふぅ、ー…はっ、…♡』
優しい口付けにより先程よりも息が楽になった。差し出されたペットボトルに口を付け
中に入っている水を飲み込んだ。
「丁度着いたことだし、初兎ちゃん中に入ろう…」
腕を絡め甘えてくるないこさんに引かれアクセサリーショップに足を踏み入れた。
『…ん、ーどの首輪も可愛いですね…ないこさんは、どの首輪がいいですか?』
「……何でもいいよ…初兎ちゃんが選ぶなら何でも…」
スリっと頬を擦りつけるないこさんに、頬が色付いた。
簡単に落ちている自覚があるけれど、ないこさんのことしか映せない。
『…少しお時間頂いても宜しいですか?…色んな種類の首輪に目通したいんで待てないようでしたら別の所見てください』
「初兎ちゃんの為なら何時間でも待つよ…
待ってるから傍に居ていーい?」
ふわりと香るヘアオイルとないこさん自身の甘い香りに脳が酸欠を起こす。
『いいですよ。ないこさんの為に頑張りますね』
自然と距離が縮まるプレゼント選びも胸を踊らせながら首輪を手に取る。
─ないこさんに似合うのは、…
ちらりと隣を見るときょとんと桃色の瞳が不思議そうに歪む。
『お待たせしました。』
「…っ!おかえりー!!っ、ふふー良い子で待てたから褒めて」
先程と違い素直に甘える態度に驚いたが褒めて欲しそうにしゃがみこむので頭を何度か撫でた。
『いい子ですね…』
「っふふーそうでしょー??…どんな首輪にしたの??気になるからここで見ていーい?」
紙袋に触れるないこさんの手を掴んで開けようとする手を止めた。
「っ、なぁにぃ、?」
『帰ったら開けてください…っ…今着けられると自制出来る自信がありません。』
色気のある体と低い低音が魅力的な内気なパートナー。過ごした期間は、凄く短いがWaterとFlowerは自然と惹かれるようだ。
─もうこんなに好きになっとる。
そうなったらもう手放せない。
玄関の鍵を開け、ちゃりと音を鳴らしないこさんは新しい首輪を着けぼくに近付いてきた。
「…っ、初兎ちゃん着けられたよ」
ストンと膝の上に座り見やすいように首筋を晒す。レース素材のついたレザー生地の首輪にないこさんの髪色と同じ桃色の宝石が着いた可愛らしいデザイン。
少々子供っぽいかと思ったが、そんな心配は要らなかったみたいだ。
「さっき鏡で見たけど…この首輪可愛い過ぎないかな、?」
『そんな事ないですよ。ないこさんによく似合っています』
へらりと笑いないこさんの肩に触れ良いですかと耳元で囁いた。
分かりやすく照れ、目を閉じる素直で従順な貴方から目が逸らせられない
軽く触れた唇を離すと唾液がつぅと銀の糸を引く。
「っっ/…っ…見ないで…今可愛くないから」
慌てた様子で頬を隠しながらメイク道具を探す目を手で覆った。
「この手は…なぁにぃ?メイクし直したいから退けて」
『今のままでも十分可愛いですよ。メイクしなくてもないこさんは、魅力的ですよ。』
「…今よりも可愛くなきゃ意味が無いの…初兎ちゃん手退けて 」
優しい声音。優しく触れる暖かい手。
─怒る前に…従った方がええかな。
“Flowerは自然とWaterに逆らえない“
そんな噂話。
なんて他人事過ぎて自分自身に起こる出来事とは思っていなかった。
「ありがとう……初兎ちゃんの前でなら…
すっぴんもありなのかな…」
月に照らされ優しく光る首輪を見せ付けるように髪を退かし口付ける。
軽く優しいリップ音。お互いが発情しないように軽い唇の触れ合い。
なのにこんなにも気持ちが高ぶる。
『っ、つ//っ、んっ♡んんー♡♡っ“、ぅ、“…』
すぐ終わると思っていた口付けも抵抗しない程過激に甘美な口付けに変わる。
『っ、ぁ、っは、っ♡♡っ、“…♡』
待ち望んでいた快楽に口元が無防備に緩む。
緩んだことをいい事にないこさんの舌が容赦なく口内に入り込む。
「…(舌ピ…付いてる…過敏な反応も口付けも全部気持ちいい )」
『ん“、んっ…/ 』
小さな体なのに手を押さえつける力は、 いつもより強く振り払えない。
ゆらりと揺れる尻尾は、嬉しそうにぼくの腰をなぞった。
「…っ、っ…はぁ、っ…♡気持ちいーいね♡」
にゃあと鳴いた後、可愛らしい感想を口にし
再び唇を重ねる。
甘い唾液に脳が麻痺したのかまともに体が動かない。
四肢一つ動かないことをいい事と捉えたのか
肉付きのいい太腿が見えるようにシャツを上げた。
「可愛いでしょー??初兎ちゃんの真似して網タイツ履いて見たのーどう、?」
むちむちの太腿に食い込む網タイツ。
表情を緩ませ完全に倫理観を失ったFlower。
これに興奮しない程、ぼくの理性は廃れていない。
『可愛いですけど…凄く厭らしい体してますね。』
「…厭らしい、/俺が、??」
『自覚無しなのは、タチ悪い…ですね…こんなに体見せて襲われ待ちですか?』
じわじわと頬に熱が集まる。自分で言ってて
恥ずかしい。
「違う違う、/俺がこういう服が好きなだけで…そういうつもりない…」
『ならもっと自覚持ってください…ないこさんはいい体してるんですから』
「……これからは、気を付ける」
膝の上から下りようとするないこさんに離れて欲しくなくて呼び止めた。
『……まだ、居ってください』
「恥ずかしいからお腹隠してくる。」
お腹を抑えながら衣服を取りに行くないこさんを見送る。
─次は、どんな服を着るのかな…
「着替えて来たよ 」
『っ…、…っ、』
オーバーサイズのTシャツのみの服装に目が釘付けになった。
─さっきより色気がある。
「ちゃんとお腹隠したからこれで大丈夫でしょ??」
『体のラインハッキリ見えてやらしいんですから 』
「太ってて悪かったね…」
抱き着いてくるないこさんの行動に更に気持ちが高ぶる。
─体当たっとる
『ないこさ、ん…ぼく動けないんで、どうにかして貰えません?』
「んー…いいよ、?初兎ちゃん“動いていいよ“」
パチンと指を鳴らすと、先程まで動かなかった体がするりと動かせるようになった。
『ありがとうございます…これどういう原理なんですかね?』
「分からないけど…動けるようになって良かったね?」
無防備にも程がある。
「…体ばっか見てなに?触りたいの…“いいよ好きに触って“ 」
体を離し、ぼくの手を掴むとお腹に手を持っていかれる。
「そんなに太ってないけど…どう、かな?」
おずおずとお腹の肉を自分で掴み、ぼくに
太ってないでしょと囁く。
『丁度いい…肉付きで気持ちいいです。』
きゅっとお腹の肉を掴むとないこさんから可愛らしい悲鳴が聞こえた。
「ひゃ、う…っ…お腹掴まないでよー!」
ふくりと膨らませた頬を手で触れ睨みを利かせる。ぼくのお腹を見て掴もうと服を捲るが
バニー服の為掴むことは、出来ない。
─必死になって可愛い。
「……なーんでバニー服着てるのぉ、!!脱いでよー、!」
涙目になりながら胸元を叩くないこさんは、
年上だというのに行動が幼い年下に見えた。
『やですよ。バニー服はぼくの好きな服装です、ので脱ぎませんー』
「うっ、わ…えっちな人だーぁぁ!」
『バニー服=えっちはないこさんの頭が可笑しいんですよ。』
「可笑しくないもん、!」
ぎゃあぎゃあと膝の上で騒ぎはするが比較的大人しいないこさんの髪を撫でた。
髪を撫でると喉を鳴らす姿は、猫のようだ。
「…っ、…ん、っ……〜っ、ぎゅ、っ〜」
赤くなる頬を見られたくないのか背中に手を回し、爪を立てる。
ぎりっぎりと背中の肉に爪が食い込む。
ぷつりと血の玉が浮かび爪に付着した血液を舐めとる。
「…初兎ちゃんの血美味しーね」
『口元血着いてますよ』
口元にべったりと付着している血液のことを教えると手を口元に差し出し、にこりと笑う。
「舐めていーよ…ネイルチップの部分は舐めなくていいからね。」
舐めるのが正解。
けれど…
『ん、っ…♡ん、ふっ…』
じっと眺めていた太ももに唇を当て力を入れて肌を吸う。
柔らかい肌の感触と甘い香りに意識がぼんやりとする。
「ん、っ…っ…/」
恥じらいの声を出し、じわりと陶器の肌に汗が滲む。
「っ、♡初兎ちゃん…ソレ好きだから続けてよ」
可愛いお願いに無言で頷き、ないこさんを引き寄せ白い肌に真っ赤な花を咲かせる。
太腿に吸い付くと嬉しそうに腕を広げる。
これは抱きしめろということだろうか。
「ベッドまで抱っこしてくれたら…初兎ちゃんに、ご褒美あげる」
『…ご褒美ですか?』
魅力的なお誘いだがご褒美とは、なんだろうか?そんな疑問を込めた視線を向け口を開くまで黙った。
「うん、不慣れだけど俺なりに愛でてあげる…」
年上なりにリードしようとする頑張りに答えないといけないか。
太腿から口を離し、華奢な体を抱き上げ寝室へ。
桃side 「ご褒美」
寝室まで運んでもらい下ろしてというと
優しくベッドに体を置かれる。
下心丸出しの初兎ちゃんに来るように手招きをし、唇を重ねる。
ご褒美といえば、やっぱりコレかなと思ったから。
「ん、っ…っ、ちゅ、っ♡…ん、“」
唾液が口に伝うように舌を絡め、お互いの唾液を交換する。
静かな部屋に小鳥がする啄むような口付けと
態とらしく音を立てる口付けを交わす。
「ん、っ…ん…っ、…っ、…は、っ…/」
興奮で火照る体を気にして服を脱がそうと触れる初兎ちゃんの手を握り、押し返す。
「えっち…なことはおわずけ…ちゃんと待てしようねー」
唇の口付けに飽きたら首筋 鎖骨 腕の順番に唇を当てる。リップ音と唇を離すと垂れる唾液を見ると何だかイケないことをしている気分になる。
「…初兎ちゃんの体の方がえっちなのにねー?っ、…♡」
手を使わずに衣服のチャックを下ろし、きっちりと畳み、ベッドの下に乱雑に並べる。
「…はっ、♡あ、っ………っ、…気持ちいーい??っ、ちゅ、っ…♡」
全身に唇を這わせて唾液で濡れた体を見下ろし真っ赤な顔の初兎ちゃんに声をかける。
先程までの余裕は何処に行ってしまったのか借りてきた猫のように大人しい。
「まぁ、っ、聞かなくても……初兎ちゃんの顔みたら…分かるからいっかー♡」
押し倒す初兎ちゃんの下で涎が垂れるように
口付ける。はぁ、っと吐息を漏らすと我慢出来なさそうに初兎ちゃんが口付けてくる。
─そんな可愛いことするならもう待て出来ないよ。
汗で剥がれ落ちたメイクを気にせずに、埋まれば誰でも良さそうな初兎ちゃんの腕を引っ張りバランスを崩させる。
『のわ、っ!?』
驚く初兎ちゃんの顔を眺め今度は、自分で
初兎ちゃんを押し倒す。
「……攻守交替ね……今度は、初兎ちゃんが下で泣く番」
相性が悪いパートナーでもお互いが発情すれば、関係ない。
“お座り“も“待て“も出来ない獣が、きめ細かい白い肌に唇を落とす。
「っ、…初兎ちゃん好き♡大好き♡」
そう囁いた後、首筋を舐め初兎ちゃんの体に触れた。ビクリと跳ねる体を押さえ込んだら
後は、好きにするだけ……
悪酔いを起こるパートナーでも依存すれば、
もう離れられない。
─愛してるよ。
ほら可愛い声で鳴いてよ