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チュンチュン
朝の合図の鳥たちが一斉に鳴き始めた
俺はなんとなーく頭だけ起きてる状態でピピピッとなるアラームを止める
正直、蓮から言われた言葉が頭によぎる
考えすぎかなとひとまず頭の隅に置いといて、学校の準備をする
ピーンポーン
奏史郎「えだれ、?」
蓮「そうしろーさーん」
聞きなれた声が聞こえる
奏史郎「え、は?なんできてんの?」
いつも、というか当たり前にいるはすがない蓮が俺の家に朝早く来た。
蓮「なんでって、そりゃ奏史郎が心配だからだよ」
奏史郎「まじでなにいってんの、」
蓮「昨日の覚えてないのー?笑」
奏史郎「、、//」
俺をからかっているようにきか聞こえないセリフが耳に飛んできた
奏史郎「なんも覚えてねーよ、!先に学校行っとけ!!」
蓮「ちょっとー、せっかくきてあげたのに」
奏史郎「ほんとになんで来たんだよ」
蓮「だって、、」
いつも元気な蓮が珍しくもじもじしている
蓮「昨日の奏史郎が可愛すぎたから、!」
奏史郎「は、」
蓮「俺がからかい半分で顔近づけたら奏史郎見たことないぐらい可愛い顔してたんだもん!」
と、訳が分からないことばっか言っている
奏史郎「いやまじでそんなつもりねーし、てかそれだけのことでわざわざ俺ん家きたの?! 」
蓮「?だって危ないじゃん」
奏史郎「えなにが?」
蓮「あんな可愛い顔できちゃうんだから、変な男寄ってこないように見張りしようと思ってさ」
とまた訳が分からないことを言っている
奏史郎「余計なお世話です、!!//」
相手が不審者なのかってぐらいの強い力で玄関から追い出した。
外から声が聞こえた気がしたが、30分以上も経っているわけだし、さすがにもう行ってるかn
ガチャ
蓮「あやっとでてきた」
奏史郎「?!!」
完全に安心しきっていたからめちゃくちゃ驚きすぎて腰を抜かしてしまった
蓮「え、え?大丈夫?笑」
奏史郎「お前びっくりさせんなよぉ、」
蓮「は、可愛すぎ何それ」
奏史郎「まじでなにいってんの、 」
と蓮は訳が分からないことばっかり言っているが、実は結構ツッコんでる場合じゃなく、力が入らなくなって立てないことが今非常に焦っている。
蓮「大丈夫?立てる?」
奏史郎「お前手、貸せっ、」
蓮「(声やばい、可愛すぎ (((勃ちそう)))」
奏史郎「なにみてんだ、っ」
蓮「あごめんごめん笑 はいっ 」
何考えてたのかわかんないが、手を差し出してくれたおかげで立てる、、と思ったんだが、
奏史郎「グデッ」
蓮「えっ?!」
奏史郎「やばい完全に力入らなくなった、、」
蓮「えなんでなんで俺のせい?!!」
奏史郎「まあ驚かしたのはお前だしな」
蓮「驚いただけでそんなんなる?!」
めちゃくちゃびっくりして焦っている蓮を目の前に少し笑いそうになる
蓮「じゃあ歩けないなら、、」
奏史郎「?」
なにかひらめいたように俺に近づいてきた
奏史郎「え、なになになになにn」
ヒョイッ
奏史郎「え?」
いきなり目線が高くなった。と思いきや蓮にお姫様抱っこされていた
蓮「意外と奏史郎ってがっしりしてんだな」
奏史郎「そこは軽いって言えよ、、」
蓮「(お姫様抱っこしてることには疑問もたないんだ、、)
奏史郎「はっ お前勝手にお姫様抱っこすんな!!」
蓮「えーだったらどーやって学校に行くの」
奏史郎「それはー、、」
蓮「もう、なんも考えないおばかちゃんなんだから」
奏史郎「蓮に言われたくない!!」
はいはいと言いながらそのまま進んでいく蓮にむかつく
奏史郎「もう大丈夫だからおろせ、」
蓮「えーもうちょっとだけ運ばせてよ」
奏史郎「なんでだよ」
蓮「しゃーないなあ おろしてあげるよ」
嫌そうな顔をしながら道のど真ん中でおろした。 まあもちろん通学時間なのでチラチラ色んな人が見てきたのは、考えないでおこう。
蓮「やっぱお姫様抱っこは目立つね笑」
奏史郎「さいあくだわ」
蓮「はー今日も学校めんどくさいなぁ」
奏史郎「あとちょっとでテスト期間はいるんだから頑張れよ」
蓮「もうテスト期間なの」
奏史郎「うん」
蓮「やだーーーー 奏史郎教えて 」
奏史郎「自分でなんとかしろ」
ずーっと話している蓮を置いて学校に向かった。
奏史郎(今日は最悪な一日になりそうだな)