テラーノベル
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ざわざわといつものようにうるさい教室。
その中から蓮が話しかけてきた。
蓮「そーしろー」
奏史郎「なに」
蓮「明日俺ん家来ない?」
奏史郎「え」
昨日と今日のことがあったから、いつなにされるかわからないのでその言葉はちょっと戸惑った
蓮「えなに なんかあるん?」
奏史郎「いや別になにもないけど」
蓮「じゃななにえって笑」
奏史郎「いや別に、、」
蓮はにやにやしていたがそれはもう見ぬふりしておこう。
蓮「なんもないならきてよー」
奏史郎「わかったよ、 てか蓮の家行ってなにすんだよ」
蓮「さあ?」
奏史郎(?!、)
(まあでも蓮はいつも人に嘘ついたりし てばっかだからこれもきっとからかいなのかな)
と軽く流しといた。
・ ・ ・
そのあと色々きめて、ゲームしたり遊んだりしよってなったので仕方なく蓮の家に行くことにした。
キーンコーンカーンコーン
今日の最後のチャイムがなる。教室の人達は一斉に帰りの準備をする。
明日は土曜日。みんななら嬉しい休日。
俺は謎の変な緊張感で漂っている。
蓮「はやくかえろー」
奏史郎「ちょっとまってー」
蓮「何探してんの?」
奏史郎「いや、家の鍵がどっかいったんだよ」
蓮「結構まずいやつじゃん」
まずい、家に鍵を置いてきたかもしれない。
親は1週間ぐらい仕事の都合で帰ってこない。
奏史郎「どうしよ」
蓮「ばあちゃんちとか近くない感じ?」
奏史郎「うん、」
蓮「明日ちょうど遊ぶ予定だったし、うちくる?」
奏史郎「え?」
薄々蓮がそんなこと言うだろうなとは予想していたが、実際言われるとびっくりする
蓮「だってどこで今日過ごすの笑」
奏史郎「最悪カラオケ」
蓮「未成年はそんないれないだろ」
奏史郎「えそうなの」
蓮「しらなかったのかよ笑」
奏史郎「あんま行ったことないもん」
はいはいと笑いながら話を流す蓮。
蓮「じゃ、このまま俺ん家いこ」
誰が見ても分かるぐらいニヤニヤしている
奏史郎「なんでそんな笑ってんの、」
蓮「いやー?」
奏史郎「?」
蓮「普通に奏史郎が俺の家くるのあんまないじゃん」
奏史郎「まあたしかにね」
そんな話をしながら蓮の家に着いた
蓮「なんでそんな緊張してんの笑」
玄関の前で突っ立ってる奏史郎に蓮はいつものようにいじる。
奏史郎「いやべつに。」
蓮「あ、今日と明日は親いないから^^」
奏史郎「、、、?!」
漫画や小説でのお泊まりする前のお決まりゼリフが奏史郎の耳に聞こえてきた
蓮のことだから、、とスルーしようとしたが、さすがにこれは意識する、
蓮「今日はオールだー」
奏史郎(もー、全部変な意味に聞こえる、、)
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