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ゲッドー@確率は当外のニブイチ
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nappa
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#見ずらい
味噌汁のあまり
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「ところでそのお茶…♡。不味いだろう?」目の前にいる帽子屋は、自分の出した茶を飲みながらそうアリスに問いかけた。パニックも治り再度味わった紅茶は、アリスにとっては独特の甘い香りと少し苦い味を感じるこの風味がうまくマッチしていて、おいしいと思っていたものだったので、アリスはその言葉に少しショックを受けつつ「不味いと思うなら、客人に出しちゃだめなんじゃないの?」っと帽子屋に言うと、紅茶を一口、口へ運んだ。
するとその答えを聞いた帽子屋は一瞬オーッと感心したような顔をするとニヤリと笑って紅茶から抜け出すと、楽しそうにテーブルに仰向けに寝っ転がって「あぁ(笑笑)君は客人か……そうかそうか、確かに、君はここの邵コ阮呻シ?クコ?ォ陞サ??玖抄荳茨スコ?コ郢ァ?縺?ケ晢スェ郢ァ?ケではないのか」っと言いうと、アリスを見つめながら手を伸ばしている。その伸びた手はアリスの顔や髪を優しく触っていた。帽子屋がテーブルに寝っ転がったことで帽子屋の髪は紅茶に浸され、体はケーキを潰しているがそれでも楽しそうに、アリスを眺めて笑っている。アリスを眺めているはずなのに、アリスが自分の発言で….そもそも彼女が悩んでる事すらたぶん彼は、分かっていない。
彼の目に映るのはただ、”アリス”と言う本質だけである。帽子屋が「君はここの…」っといた後に話した内容はアリスの耳には届かなかった。その代わり不快なノイズ音のようなエラー信号とつんざくような奇声がアリスの耳を支配した。アリスが訳もわからず苦しんでいる様子を彼は理解せずに、 楽しそうに笑い愉快に動いた後で満足したように帽子屋は席に戻るとしばらく紅茶を眺めて口にした。その頃にはアリスの頭の中はうるさくなくなっていて、周りの様子もはっきりと視界に映すことができた。アリスが記憶を整理していると、紅茶を飲んで冷静になってしまった帽子屋が
「そう言えば、…君は白兎を探すんだろう?」っとアリスに話しかけた。アリスが思い出したように頷くと帽子屋は「それなら白兎はもうすぐここへ来る、そしたらその背中を追いかければ良い」っと紅茶を混ぜながらアリスに助言した。するとアリスは不思議そうな顔をして「……?ここに来るなら追いかけなくても良いじゃない」っと帽子屋に言った。
そのアリスの発言を聞いた帽子屋が紅茶で全て洗い流そうとした時、帽子屋よりも少し大きいくらいの背丈をしていて可愛らしい顔立ちのスカートを履いた子がアリスの横を通って帽子屋の近くまで行くと、帽子屋に会釈をして「今回は参加できません。女王様からのメイがあり忙しいので…じゃ今日はこれで」と言うとスカートを風になびかせて、颯爽と走り去っていた。
アリスがその様子を見ていると帽子屋が「彼が白兎だよ♡追いかけなくて良いのか?」っとアリスに向かって言った。「彼?彼女じゃなくて?」っとアリスが困惑して聞くと、帽子屋は少し考えて
「…あぁ、きっとまた前の感覚が残ってるんだよ、アリス♡彼は時々、いつも間違える 」と言うと、お茶を一口飲み「さぁ アリス♡行ってらっしゃい。早くしないと見失っちゃうよ」っと送り出そうとしていた。が。アリスがお茶会から出て追いかけようとすると、帽子屋は少し慌てたように身を乗り出して立ち上がると
「待って!!」っと言いアリスの裾を掴んで引き留めた。驚いたアリスが帽子屋の方を見ると、彼の髪はさっきよりも少し長くなっているように見えた。アリスが少し動揺して立ち止まっていると、
帽子屋は、しばらくそのまま固まった後にハッとして、身を乗り出した態勢を治すと、テーブルに腰をかけた。そして、ひと呼吸すると
「…。クイズを出そう、ウサギの近くに鳥がいた。鳥のそばにはウサギがいた。兎は鳥を見ると悲しくなって取り乱してしまった。それはなぜだと思う?」 っとちょっと慌てたペースで アリスに問いかけると、静かに考え込みながら紅茶を自分にかけて浴びている。 アリスが帽子屋の髪に目をやると髪は元の長さに戻っていた。
それを見たアリスが何か言おうとすると、帽子屋はそれを遮るように紅茶を落としてポットが割れる大きな音を響かせた。
そして「君は、これからあの白兎を追いかけるんだ…答えは……帰ってきてから。そう‼︎帰ってきてからの方が良い!きっとそう思うだろう?アリスも…」 と言って近くにあったカトラリーをぶん回すとアリスを強引に茂みの外に追い出した。マットハッターは片目だけにサングラスらしきものをかけると、お茶を 優雅に飲みながら、静かにアリスと兎の歩みを見守った。
帽子屋に追い出されたアリスは、また少し暗い茂みの中を歩いていた。ここを歩くのは二、三回目だけど、それでもまだこの暗さや道にアリスは慣れてない。アリスがウサギのものらしき足跡を辿ってしばらく歩いていくと、目の前に大きな木が見えてきた。そこから先にウサギの足跡はなく、アリスがどこに行けばいいのか困っているとその木の奥の方から「兄様は今日も魅力的でかっこいい♡もっと近づきたいなぁ♡いいでしょ?」っと言う声とその声に対する「やめろ。フレディーお前はもう俺の膝の上に乗っているだろ!これ以上近づいてどうする気だ‼︎💢」っと言う声が聞こえてきた。アリスが興味本位でその様子を木の影から隠れてのぞいてみると、ブロンズヘアで少しだけタレ目っぽい男の子が、目つきの悪いくて、本を持っている同じくブロンズヘアの男の人の肩に手をかけて、膝の上に座り、顔を向き合わせていた。
タレ目っぽい方が横を向くとアリスと目があってしまいアリスはとても気まずくなったが、その男の子はアリスを気に求めず「ふふ♡」っと笑うとまたすぐに目つきの悪い男の人の方を向き何か耳元で囁いた。 アリスが何も見なかったことにして帰ろうとすると、男の子はそんなアリスの様子に気づき、優しい笑みを浮かべながら「もしかして♡君がアリス?…ふふふ♡」っと言うと男の人の膝から降りて甘い空気を漂わせながらアリスに近づいた。
遠くで見ていると華奢で小柄な印象だったが近くに来ると、アリスよりも7センチぐらい大きくて、頼もしく、独特の色気や雰囲気を纏っている。アリスがびっくりしながらも「私はアリスじゃないってば」っと 呆れたように言い固まっていると、その男の子はアリスの顔をまじまじと観察して「ふふふ♡ 兄様よりはかっこよくないけど魅力的で、僕、アリスを好きになっちゃったかも♡」っと言うと大きな木を背に壁ドンをした状態のままで、アリスのほっぺに顔を近づけた。すると後ろで見ていた男の人が立ち上がり、険しい顔をしながらその男の子の頭を本の角で叩き上げた。
その瞬間、鈍い音が響いて辺りは少しの間静まり返った。男の子は驚いた顔をした後に、柔らかく♡笑って♡♡♡微笑むと「兄様♡…痛いよぉ〜♡」っと言いながら叩かれた所を押さえて鼻血を出して男の人の方を見上げた。それを見た男の人は少し罪悪感を覚え「…っごめん、お前を本の角で叩くのはやりすぎだった。….痛かったか?」っと言うとすぐに叩いたところをぎこちなく撫で始めた。男の子は
「ううん♡もう痛くないよ‼︎♡兄様の攻撃なんて愛だもん♡」っと言って撫でている兄様の手を握るとまた兄様に抱きついた。アリスがその様子を見て言葉を失っていると、男の子は、しっとりとした視線でアリスのことを見つめながら「僕を打ったのが兄様♡で僕の名前はフレディー、よろしくね♡ア・リ・ス♡」っと自己紹介をすると、アリスに手を差し出した。
アリスがその手を握ると、アリスに聞こえないように静かな声で「兄様♡確かぁ…アリスがここを通るのを見つけたら♡それを助けるのが♡今回の役目だよね?」っと兄様の耳元で囁いて確認し、兄様が頷くとフレディーは「おいでぇ。アリス♡君が探してるうさぎさんの家はこっちだよ♡」っと言いアリスをゆっくりじっくり丁寧にウサギのところまで案内した。アリスが「あれ?私、ウサギを探してるってあなた達に言ったけ?」っと言い不思議そうにすると、フレディーは「ふふふ♡♡」っと笑いながら口元に手を当てて黙り込んで、フワフワとした雰囲気を漂わせただけで質問には答えてくれなかった。(どうしてわかったのかしら⁇私ってそんなにわかりやすいのかな⁇)っとアリスがモヤモヤしながらついていくと、急にアリスを引く手が立ち止まった。アリスが「どうしたの?」っと少し体を前に乗り出して聞くと、フレディーは、目の前の森の出口らしき光を指差すと、アリスに柔らかく微笑えんだ。そして少し考えるような仕草をすると 「この先にウサギのお家があるけど♡♡この時間なら焼き鳥がいるから当たりどころ悪いとみ〜んな燃えちゃうかも♡…気おつけてね」っと心配そうに言いうと、兄様に少し目配せをしてから勢いよく飛び乗りお姫様抱っこをしてもらっている。アリスが「なんで焼き鳥がいるとみんな燃えちゃうの?」 っと聞くと
兄様が食い気味に「焼き鳥は燃やすのが今回の役目で使命だからだ」っと答えて、さっき抱っこしたばかりのフレディーを地面に落とすと、アリスを抱っこして森を出た。そのまま兎の家の3歩手前まで歩くと、アリスを丁寧に抱っこから解放するとそこに置いて「アリス、お前はうさぎに案内してもらえ。この先は、兎の方が詳しいはずだからな…そのためにきたんだろう?」っと言うと再びフレディーをお姫様抱っこをして、2人はそのまま茂みに帰っていた。
アリスがウサギの家の門を潜ると「あぁあ”あ”‼︎もぉう💢ど〜しよう‼︎💢。時間がない‼︎女王様の所に行かなきゃなのにバックがない‼︎⁉︎家に帰る?いやぁぁ”あ”でももう時間が…」っと言う大きな声が聞こえてきた。アリスの目にはお茶会で見た兎が家の前で叫び葛藤している姿が映っている。彼は、やっぱり、間違いなくスカートを履いていて髪の色は、白く髪型は、ふわふわ可愛いボブカットになっており、長い兎のような耳が自信なさげに垂れ下がっていた。
アリスが「うさぎさん?大丈夫?」っと優しく話しかけるとウサギはアリスの方をゆっくりと見て顔をお上げると、何か思いついたようにハッとして、アリスの肩をガシッと掴むと 「……‼︎そうだ‼︎君が取りに行ってきてよ‼︎2階にカバンが置いてあるから取ってきて欲しいんです‼︎。私はこの先の木下にいるので‼︎‼︎それでは、よろしくお願いしま〜す‼︎」 っと言うと、白兎は、悩みが消えたようなすっきりとした笑顔をアリスに向けて元気よく手を振りながら、アリス 置いてまた走り去って行った。
アリスは勢いに負けてカバンを探すためにウサギのお家へと入っていく。
アリスが「あんな勢いで言われたら断れないじゃない…。文句の一つも言えなかったわ。それに、
家の前にいるなら自分で鞄を取りに行けばいいのに…」 っと不満を漏らしながら2階の探索していると兎の部屋らしき場所のベットの下に大事そうに仕舞われた鞄を見つけた。それを持ったアリスが
ふと、ウサギの部屋の窓から家の外の方を眺めていると下の方から煙が出ているのが見え、それから徐々に、辺りが焦げ臭くなっていった。アリスは、なんだか嫌な予感がして、急いでカバンを持って家を出ると、その嫌な予感とは裏腹に別に兎の家が燃えてしまっているわけではなかった。
安心したアリスが、煙と匂いの原因を探して 家の周りを確認すると、「あぁ…あったか〜い」っと言いながらウサギの家の近くで焚き火をしている人物を見つけた。その人物はふさふさした茶色っぽい灰色の髪で目が見えなくなって、帽子をかぶった上からパーカーのフードも身につけるという少し変な格好をしていた。煙はこの焚き火から出ていて、 辺りが焦げ臭かったのは、その人物がわざと何かを焦がして食べていたからだった。
アリスが背後から「ここで燃やしたらウサギの家が危ないじゃない」っとその人物の手元を覗き込むように話しかけると、その人物はアリスの声にびっくりして、慌てて、白兎の家の方に下がっていった。するとその人物は運悪く足元にある石につまずき、体を支えようとするあまり持っていた火付き特大マッチ棒を後ろにある白兎の家に投げ出してしまった。そのことに気づくと転び終わったその人物は、投げたマッチ棒を頑張って軌道修正しようと、「へぁあ‼︎‼︎」っと声を出し、手を伸ばしてジャンプするが後一歩のところで届かない。
マッチ棒がウサギの家に落ちると、その火は、 爆発的に燃え広がり、ウサギの家を一瞬で燃やして
巨大キャンプファイヤーにすると、熱く辺りを照らしていた。呆然と固まって立ち尽くす人物に
アリスは (私が話しかったらここまで酷くはなってなかった…)っと思い罪悪感の詰まった声で「えぇと、私が背中から話しかけたせいでごめんなさい‼︎ 本当にごめんなさい。」っと深く頭を下げて謝った。
すると、その声を聞いた人物は一瞬、アリスの方を見ると、泣きそうな目で「嫌、大丈夫。多分規模が違うだけで、予定通りだから(泣)」っと声を震わせながら言うと、燃えた兎の家《巨大キャンプファイヤー》の方を見て、 「あぁ。ウサギの家、燃えちゃった。」っと言うと、静かに涙を流した。
コメント
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第3話、一気に世界観が広がって楽しかったです!帽子屋の掴みどころのなさが魅力で、「君は客人か…」から急に距離を縮めて髪を触る感じ、ちょっとドキドキしました。フレディーと兄様のBLっぽいやり取りも良かった…あの「兄様♡痛いよぉ〜♡」からの撫でる流れ、良いコンビですね。白兎は見た目可愛いのにガンガン人を使う感じで笑った。最後のキャンプファイヤー化、アリスが罪悪感で謝るのも切なかったです。続きが気になる。