藤澤Side
僕と滉斗は、2人とも暗い過去を抱えてるんだ。
これは僕の過去の話。小学生の時のこと。
~藤澤家~
涼架「ごめんなさいっごめんなさいっ」
父親「うっせーなぁ゛喋るんじゃねーよ」(殴
涼架「痛っ…ごめんなさいっ」(泣
父親「あぁ゛?」
涼架「…っ」
父親「出掛けるから。絶対逃げんなよ?」
涼架「分かりました…お父様…」
母親「やっと行ったよ…あの親父」
涼架「お母様…」
母親「容易くお母様なんて呼ぶんじゃないよ!」(殴
涼架「うっ…ごめんなさいっ」
母親「いい?あんたが邪魔なの!あんたが居なければ!」
涼架「…っ」(泣
母親「いちいち泣くな!迷惑!」(殴
涼架「…ごめんなさい」
母親「あぁ゛もう!出るから!」
涼架「っご飯は…?」
母親「はぁ?あんたの飯なんかあるわけ無いでしょ?」
涼架「ごめんなさいっ」
いつもこんな感じ。もうどれくらいご飯食べてないんだろう…?お腹空いたな…
涼架「あ、学校行かなきゃ…」
おうちの事はバレちゃだめ。怒られるから。
~学校~
児童「涼ちゃん、おはよう~」
涼架「…」
児童「涼ちゃん?」
涼架「っ!ごめんね!おはよう」
児童「どうしたの?大丈夫?」
涼架「大丈夫だよ。ごめんね」
危な~い。寝不足かな…それとも栄養不足?
~放課後~
キーンコーンカーンコーン
涼架「早く帰らなきゃ!」
児童「涼ちゃん、バイバイ~」
涼架「うん!バイバイ!」
~藤澤家~
涼架「ただいま帰りました…」
父親「遅ぇーよ!」(殴
涼架「ごめんなさいっ」
父親「逃げんなって言ったよなぁ?」(睨
涼架「学校に行ってただけです…」
父親「学校?帰ってくんの遅すぎんだよ!」(怒
涼架「ごめんなさいっ」(泣
母親「だから、泣くなって!」
涼架「ごめんなさいっ」
母親「ほんと迷惑…こんなやつ産まなきゃよかった…」(泣
父親「おまえ、母さんを泣かせたのか!来い!」(激怒
涼架「違っ…痛いっ…ごめんなさいっごめんなさいっ」(泣
こんな日が死ぬまで続くと思ってた。2人に会うまでは
どうも、Ranです。突然の暴力・暴言表現失礼しました。これからしばらくこんな感じのお話が続きます。地雷さんは、しばらくお待ちください。
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