〖当たり前___。〗
水「……」
僕は当たり前という言葉が大っ嫌いだった
僕に命令する時使うから
赤「お兄ちゃんなんだから弟であるりうらと遊ぶのは”当たり前”でしょッ!」
水「ごめんッ…」
双子のしょーちゃんにも
白「なんで俺は”当たり前”のことが出来るんにお前は出来ひんの?”当たり前”の事が」
水「ッ……」
お兄ちゃんのないちゃんにも
桃「ほとけはりうらのお兄ちゃんなんだから家事が出来るのは”当たり前”の事でしょ?」
If君にも
青「なんで高校生にもなって100点を取るっていう”当たり前”の事が出来ひんの?」
兄貴にも
黒「当たり前の事も出来へんやつが話しかけんな」
そしていつの間にか僕の事を兄弟は嫌っていた
僕の愛は誰にも届かなかった
黒「なぁッ”…なんでご飯を作るっていう当たり前が出来ひんの?」
水「ぁ…うん…今すぐつくる」
バシッ
黒「年上に敬語を使うのは当たり前って前教えたよなぁ”…」
水「…今から作りますね」
水「出来ました」
パクッ
赤「おぇッ”…ごほッ”…げほッ”…」
「まっずッ」
黒「食材が勿体ないやん」
「捨てとって」
スッ…(全員分のご飯を捨てる)
水「……」
青「当たり前の事が出来へんやつは部屋に行ってろッ」
水「はいッ」
スタスタスタッ
ガラガラガラ
僕の部屋はベランダだった
雨の日なんか中に入れて貰えない
だから唯一あるボロボロの布団でしのいでいる
水「寒いな…」
僕の体に雪が乗っかっていく
水「……」
もう意識が___
パチッ
水「ぁ”ッぐッ…」
雪が僕の上に乗っかり息苦しくなった
水「かひゅッ!はひゅッ…」
「ごめッ…み___な…」
僕…死んじゃうかも
でも…もういいや
ガクンッ
ガラガラガラ
青「てめぇ大丈夫かッ!」
ザクッ(雪を外に落とす
水「……」
青「返事しろッ!」
俺は焦った大雪の中に弟を放置していたんだって
ガラガラガラバンッ
タッタッタッタッ
俺は自分の部屋に急いだ
フサァ…
青「ほとけッ!」ポロッ
「起きてやッ…」ポロポロ
?「……」
パシャッ
?「あいつ…」
パチッ
水「ぁ……れ…」
「If…様…?」
青「ほとけッ…良かったッ…」ポロポロ
水「ここ…If様のお部屋ですよね」
「僕…部屋戻りますね…」
フラッ…
パシッ
青「安静にしてろッ!」
水「でもッ…僕があんなところにいるのは当たり前なんじゃ…」
ギュッ
水「へ?If様ッ?」
青「ごめんッ…ごめんッ…ホンマにごめんッ」
「今まで当たり前とか決めつけてッ…」ポロポロ
水「ッ!!」
「If様ッ…僕は大丈夫です…落ち着いてください」
青「俺にだけ…敬語外してや」
水「If…君?」
青「やっぱりしっくり来る…」
水「If君…でも急になんでッ」
青「俺…周りの雰囲気で全部決まってまう人なんよ」
「みんなの雰囲気に合わせてたらほとけが可哀想に思えてきて…」
水「ありがとう…」
青「この事はバレんためにベランダに早く行け」
水「分かった」
タッタッタッタッ
よし…
スタスタスタ
ガチャッ
青「あいつの事虐めてきたで」
桃「ありがとー!」
「って言うとでも思った?」
ドコッ
青「かはッ”!」
「おぇッ”…ごほッ”…はひゅッ”…!」
ビチャビチャッ
なッ”…なんやこれッ
桃「初めてにしては強すぎたかなぁw」
黒「なぁッ”!なんであいつに協力しとんッ”!」
ドスッドカッグリグリグリ
青「あ”ぅ”…」
「可哀想ッ”…やったからッ”…」
ブンッドンッ
青「ぅぐッ”!」
ボコッドスッドカッ
赤「可哀想なんて思うなよ」
白「この裏切り者が…」
青「ぅ”…」
バタッ
ガラガラガラ
ドンッ
バタンッ
If君が雪の上に乗った瞬間
雪の一部が赤色に染まった
水「If君ッ!」
「大丈夫ッ…!?しっかりしてッ!」
青「……」
僕の…せいだ
あの時抵抗していればIf君はこんな事ならなかったのに
てか…さっきなんで自分で当たり前っていう言葉を言ったんだろう
生きていなかったら…
良かったな
その後If君はメンバーから虐められた
ベランダに投げられた時は必ず
雪が赤くなった
そしてある日の事だった
青「おぇッ”…」
「うッ”ぐッ”…」
桃「もういい…さよなら…まろ」
青「ぁ…」
俺ここで死ぬのか
グサッ!
あれッ…痛く……ない
フラッ
青「ほとけッ”!」
トスッ
水「近づかないでいいよ」
「ほら…見て血がどんどん流れてるよ」
「僕の汚いからだから出てもいいよ」
と俺の事を庇ったほとけは
そう言いながら傷口をさすった
水「みなさん…大好き…でしたよッ」ニコッ
バタッ
青「ほと……けッ…?」
「嘘やろ?」
「なぁッ”…」
ギュッ
俺はほとけの冷たくなっていく体温を感じた
青「このッ”!人殺しッ”!」
「うぇッ”…ひぐッ”…」
「お前らのせいでほとけがッ”……!」
「う”わ”ぁ”ぁ”ぁ”んッ!」ポロポロ
「ほとけッ”…ほとけぇッ”!」
黒「まろ…」
スクッ…
青「うぅッ”!」ポロポロ
まろの目は絶望に堕ちていた
まるで怪獣の悪霊が着いたみたいに
青「ならばッ”…お主らを殺すッ”!」
いや取り憑いたんだ一瞬見えた
怪獣の悪霊と武士の悪霊が取り憑いているのが
それならば
ブンッ
バサッ
剣術も上がる
みんな戸惑っていた
トンッ
ないこが後ろから首を叩き気絶させた
青「ぅッ”…」
バタッ
りうらは分からなくなっていた
初兎は闇に堕ちていた
ないこは冷静に判断をしていた
俺は…分からない何もかも信じられない
桃「……」
「じゃあね」
短くね?
スランプ突入したんすよ😭
今回からリクエスト制にします!
めっちゃこれ書きたいってやつは書きますけどね…
これからはリクエスト優先でやろうと思ってるのでリクエストあればよろしくお願いします!ばいび!
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