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私の先生の話

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私の先生の話

5 - 第5話

♥

5

2026年01月10日

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朝起きて、体を起こして学校の準備をする。

いつも通り、誰も家には私以外いない。

私は作っておいたご飯とおかずを食べて玄関を開けた。



「怜〜、おはよ」

「今日部活行く〜?」

そう声をかけてきたのは、同じ卓球部の由香と美緒(私はみっちゃんと読んでいる)。

同じ卓球部として仲良くしている子たちだ。

その問いに「行く」と言ってついでに挨拶を返す。

二人は「了解」と言って席に戻っていった。

チャイムがなって先生が教室に入ってくる。

私も姿勢を戻し 、読書の時間のための本を読み始めることにした。





授業が終わり、体育館に行く。

この季節は、とても暑い。卓球は風があると球がとばされてしまうため、窓も扇風機も使えない。

だからこの季節はすごく足取りが重い。

1か月後はもっと暑いと思うとさらに足取りは重くなる。

もうすぐ体育館工事でエアコンがつけられるらしいが、その工事が始まるのは秋からなのでなんの恩恵もない。

いつも通り、練習をしていつもの場所に行くと先客がいた。

「おっ、望月さんじゃなくて精霊」

「その呼び名やめてくれません?」

そうやって私に変なあだ名をつけた先生、神宮先生がパイプ椅子に腰掛けている。

ちなみに、精霊と呼ばれるのは、先生のところと練習する台をふわふわ移動しているからだそうだ。

「先生〜」

そう呼ぶと、二人ともこっちを向いた。ああそうだった。二人いるんだった。

「大森先生」

そう呼び直していつも通りの会話を始める。

「本当に仲いいね〜、もう親友じゃん」

「いや…生徒と教師はそれ以上にはならないんですよ」

「わかってないね〜、精霊ちゃん。そんなの関係ないんだよ」

関係あるだろ、と心のなかでツッコミをし、話をさらっと他の話に変えた。

親友か。

人生で一度も、できたことも作ろうと思ったこともない。

「怜、再開するよ〜」

「お迎えが来たぞ〜、行ってこい」

そこで、私たちの会話は終わる。

私はいつも通り、友達に飛び付いて怒られた。

良かった。うまくできてる。

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