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始末する予定の相手に足掻かれてトラブル()に合う½
先天性にょたttmn。
⚠口調等の解釈違い注意👊👊👊👊
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今回の相手はいつもより少し面倒くさかった、ネズミのように逃げ回り、足掻き、手間取らせる….
「厄介だね。しかもすぅーっごく僕の嫌いなタイプ、あーヤダヤダ、その代わり….報酬は弾んでもらわないとねー、えひひっ」
なんて、いつもの調子で独り言を話すイッテツの目の前には袋小路な路地裏に閉じ込められた今回の獲物、もとい頼まれていた商材…..
【やめろ!!!お、俺はしっかり金は返したはずだ!!!!だ、だから!!!!ゆ、ゆ!許してくれ!!】
「っうるさいな〜!生け捕りにしろって言われたけど今ここでそれをナシにしたっていいんだけど?大人しくしな」
【ヒッッ、くっ!ちょ、調子に乗るなよ!!ガキが!!っ俺はまだやることがッッ!あんだわ!!!】
なにか叫んでる、そんなことを考えていたが男の背後からシュゥゥゥーっとスプレー缶のような音を出しながら煙が立ち込めてくる、こんな煙幕で逃げられたらたまったもんじゃない、
すかさず男の首に目掛け飛び乗りすぐさまその長い足で首を絞める
【グッ…ッハァ”….!!く、るしっ】
「余計なこと良くもやってくれたねー、いいよお前〆て出すからっ!!」
「変な事するなら大人しくしてれば良かったのに、っはぁーー。」
イッテツは紫煙を纏いながら抵抗された事、標的を絞めあげた事など今起こったこと起こしてしまった事を詳しく、また端的に今回の雇い主に送る、数分すると『あっそうなんでもええからもってこい』と短い訛りのある返事が返ってきた。
「この様子なら報酬は変わんないか耐え〜セーフ。」
「はい、今回の」
少しだけの会話で仕事は終わり、お金も貰えばあとは他人のように振る舞う、先程までの会話の種は何処へやら…イッテツは報酬をポケットにしまい店を後にする
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異変が起きたのはあの薬師の店を出てからだった
なんか変なもんでも貰った??いや、そんなはずは無い、なら一体どうして、
一度にたくさんの疑問が浮かぶがまずは安全そうな人目のないところに逃げ込まなければ、こんな醜態見られたら噂所では無い
「なんか…苦し…..ッヒュ…まずい…このま..まじゃ、」
倒れる、そう思い思わず目を瞑った
だが一向に地面との衝撃などは感じない、感じない所か地面との重力が感じられない
「っ危なァ!!テツ??ど、どうしてん…そない具合でも悪いんか??」
聞き覚えのある強い訛りのある喋り、聞き心地よい優しい声目を開け見回すと、己を必死に支えてる恋人の姿があった。
「….まなちゃん?」
「っそうよ〜?…まなちゃんやでっ!」
「あぁ、重い?」
そう聞くと
「重ないよ!!さすがの可愛い可愛いまなちゃんでも支えれ….るっ!」
と被せて重くない、と返してくるなんとも愛くるしいんだ、改めて思うだが、さすがに体重を委ねっぱなしなのも一乙女としていただけない。
でも、さすがに限界….
「てつ??!テツ!しっかりしてよ!重いんやから!」
「あ、本音…うっかりさんなまなちゃんも可愛いなぁ…」
「ばかぁ!立っ….よ!….いよぉ…..!….!」
隠すこともせずにズケズケと言ってくるがその声すら遠く感じてゆく、段々と意識が沈んでいく誰かに引かれるように消して上がることの無い意識
すごく、寂しい
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目が覚めると知らない天井…いや嘘だ僕は知ってるぞこの天井、この甘いはちみつと微かに香る金木犀….
起き上がって辺りを回らない頭で見てみるとそこは確かにまなちゃんの部屋だった。
あ、ベッドふかふかぁ…..部屋いい匂い…内装かわいいぃ…いつも寝てるとこに寝かせられてたってコト…!?うわぁなんか、変態くさいなこの感想….
そんなことを考えていたら ガチャリ 部屋の光とは別の光が差し込み誰かが入ってくる。
「!!テツ!起きたん!?言ってや!もぉ!!」
まなちゃんはそういうとホッとした顔をしたかと思えば嬉しいような悲しいような顔をして僕に抱きついてきた。 少し勢いをつけすぎていたのだろうたぶん鳩尾に入った、流石はまなちゃん抜け目ない….
「あぁ!ご、ごめん!」
「ッコ”ォっ…だいじょ…ぶ…..っだよ…!!」
なるべく笑顔で言うがまなちゃんは余計悲しそうな顔をする
「ほんまに?大丈夫なん?」
「うん勿論!なんせ絶対的ヒーローな僕だからね!」
「自称ね?….ホントのホントに大丈夫なん??!」
「っぐぅ….大丈夫って言ったら少し嘘かも。」
「っ!やっぱりまだどっか痛む?」
「お腹は痛まないから大丈夫!」
「いや、そこや無くて、」
「……少しだいじょばないかも。」
「!..ど、どうしたらええ?」
「沢山沢山僕の事褒めて?かっこいいって言って?大好きって僕が1番って。……お願い」
テツがこんな弱いところを見せるなんて微塵も考えてなかった、普段は口が上手くてどこか掴めなくて綺麗でかっこよくて、でもウチの事好きでいてくれるって知っとるのに、こんな、こんなの知らない。また見せれる関係値じゃなかったってこと…??
「勿論沢山沢山褒めたるよ。」
「ぎゅうーってして?キスもして?」
「ちゅ、チューも?」
「うんそうじゃないと死んじゃいそう」
「えぇっ!するっ!したるから死なんといてよぉ!!」
「じゃあギュってして沢山褒めてよ」
「う、うん!」
ぐったりと体を預けて年齢にそぐわない幼い顔する、そんなイッテツがウチは好き。
頭を優しく撫でるとウチの手に顔を寄せてふわって笑う、こうして見ると猫ちゃんみたい…..
「かわえぇ…」
「んん….」
眠そうな声で返事をするとますます猫みたい。
眠りかけてるテツの前髪をどかして額に優しくおまじないをかけると擽ったそうに先程よりも強く抱き着かれる。
「テツはいつも頑張って偉いぞ〜すごいぞ〜」
子供をあやす時とおなじ事を言うそんな言葉でも嬉しそうにくふくふと笑う
「馬鹿にしてる?」
「してへんよ〜」
「嘘っ!僕のこと子供扱いして、たのしい?」
「え〜?楽しい」
「じゃあ一緒に寝てよ僕疲れた」
「さっきまで沢山寝て「早く」
「もーワガママさんやなぁ」
2人して布団に倒れ込む、イッテツはマナの胸に潜り込もうと必死だった、意図を汲み取ったマナは怒るでもなくただまた頭を撫でて好きにさせていた。
そんなことをお互いにしているとだんだんと瞼が重くなってくる暖かくて、ふかふかなベッドで寝ないなんて選択肢はもう2人の中にはなかった
ーーおやすみ、また後で
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欲に負けて書きたいとこだけ好き勝手してるだけでしたね😅👌