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どーも!きんきです!
すげぇ、今の所、毎日投稿できてる!!
この作品だけ、、。
誤字あります。
面白くないかもです。
短いかも、
それでもよければどーぞ!
4.転校生
〜キンコーンカンコーン〜
学校内にチャイムの音が鳴り響く。
「起立 きおつけ 礼」
「今日は、転校生が来るぞ。入ってこい。」
「はい。」
〜ガラガラガラガラ〜
「よし、じゃあ、簡単に自己紹介をしてくれ」
「はい、黒羽翡翠です。夢はヒーローになることです。たくさんの人を救い、世界を守りたいです。」
〜パチパチパチパチ〜
僕の言葉にクラスメイトが拍手をする。
まぁ、心にも思ってないけどな。
だって、僕はヴィランだから。
「よし。じゃあ、みんな、仲良くしてやれよ。よし、それで、席は、、、。白司の隣に座ってくれ。」
「白司?ですか。」
「あぁ、あいつが白司だ。」
「あぁ、わかりました。」
〜スタスタスタ〜
「よろしくね。白司さん。」
「あ、、、うん。よろしく、、」
ぎこちない返事、、、。
何かあったのかな。
でも、この人がターゲットなのは間違いなさそうだ。
てか、このクラス、なんか雰囲気が暗いような、、、、。
まぁ、僕には関係ないし、、、。
「よし。じゃあ、今日も1日頑張ろう!」
〜キンコーンカンコーン〜
〜ざわざわざわ〜
チャイムがなり終わると周りがざわざわし始める。
そして、僕の周りに壁ができる。
「ねぇねぇ、好きな食べ物は何?」
「黒羽くんってかっこいいね!」
「どの学校から転校して来たの?」
どうしよう💦
「えっと、、、」
僕が困っていると、隣の席の白司が立ち上がる。
「ねぇ、邪魔なんだけど。」
「は?何お前?」
「ヒーローだからってイキってんじゃねーよ」
いやいや、あなたもヒーローでしょ。
ツッコミたい気持ちを抑えて、クラスメイトに言う。
「ほら、白司くんも言ってるし、もう直ぐ授業が始まるし、席に戻りな。」
「はーい(がびーん」
〜昼休み〜
ふう、やっとご飯の時間になったな。
僕は、チャイムが鳴ると同時にコソコソと教室から出て行く。
あの人たちに捕まると、面倒だから、、。
〜スタスタスタ〜
お弁当を食べる為に僕は体育館裏へ向かう。
まぁ、理由は人が1番少なさそうな場所だからだ。
しかし、この学校、めちゃくちゃ広いな。
迷子になりそうだよ。
えっと、体育館は、、、。
こっちだっけ?
事前に建物の構築とかは調べて来たんだけどな。
そう思いながら、うろ覚えの記憶をまさぐりながら、足を進めて行く。
あった、ここだ!
ここが体育館かぁ。でかっ。
流石に体育館の中で、お弁当を食べるのはやばいので、体育館の裏へ回る。
「いだぃ あ゛ぅ」
ん?なんか、人の声が聞こえるような気がする、、、。
まさか、体育館裏はお弁当を食べる所で有名なスポットだったのか!?
くそっ。盲点だった。
でも、ここまで来たら、しょうがない。
とっとと食べて退散するか。
〜スタスタスタ〜
「い゛だいっ」
ん?僕が体育館に近づくほど、声が大きくなって行く。
そして、それが笑い声とかじゃなくて、
うめき声だということもわかってくる。
僕の他にも、ヴィラン団体の者がいるのか?
僕は体育館裏をチラッと覗く。
すると、そこには何人かの生徒が、1人の男の子を囲んで、殴っていた。
制服の色が青だから、多分僕と同じ中学2年生だろう。
囲んでいる方の生徒は、色が白だから、中学3年生だ。
しかし、これは何をしているのだろうか。
新種のじゃれあいか?
それとも、、、、。「いじめ」か?
まぁ、どちらにせよ、助けるしかないだろう。