どーも!きんきです。
ハートがだんだん減ってゆく、、、。
続きです。
誤字あります。
面白くないかもです。
それでもよければ
どーぞ!!
4.いじめ?
僕は、集団?に近づいて行く。
「ねぇねぇ、なーにしてるの?」
僕が話しかけると、集団のボスらしき人物が振り向く。
「あ?誰だよテメェ」
「だから、何してるの?って聞いてんの」
僕が再び問いかけると、ボスらしき人物が答えてくれた。
「あ?見てわかんねぇのかよ。殴ってんの。こいつのこと。」
「ほへー、そうなの?じゃあ、僕も混ぜてよ!!」
「え?、、、、。」
いじめられている男の子が僕の方を見て、震える。これ以上、人が増えるのかと言いたげそうにしながら。
「あ?何?オメェも殴りたいのか?」
「うん!」
「あ?じゃあ、殴っていいぞ。気が向くまでな。」
「やったー!じゃあ、顔面に一発、失礼致しまーす!」
〜バゴーンっ〜
「ゴフッ」
集団のボスらしき人物が僕の拳を受けて、空中に舞う。
口から血を噴き出していて、それがまた空で舞って絵を描いている。
「うわ〜!綺麗!!」
我ながら、綺麗にぶっ飛ばせたと思っている。
いじめられていた男の子は目を丸くして、僕を見ている。
「いやー、君たちにはうんざりしたよ。
何?集団いじめ?バカバカしいな。
それでも、ヒーローなの?君たち。」
「お前らがヒーローになれるなら、そこら辺の豚でもヒーローになれるぞ?」
「なっ💢」
僕の言葉にボスの子分?の顔が真っ赤になる。
恥ずかしがってるのかな?
それとも、怒ってる?www
うわっ。雑魚やん。
「ふふっ。何?怒ってるの?やばぁ。
これくらいで?ざこぉ〜。」
まぁ、僕は、このまま煽り続けるけどね。
「まぁ、とりあえず、人をいじめるのは人じゃないから。社会のゴミだから。
ゴミは、お掃除しないとねー!!!!」
〜バコッ〜
〜ドカッ〜
〜ドゴッ〜
僕は、いじめっ子を1人ずつ殴り飛ばしていく。
「ぐはっ」
「ぶへっ」
「ガハッ」
いじめっ子たちは全員、僕の拳によって、
空中に舞う。
これが夜だったら、もっと綺麗だっただろう。
いじめっ子が全員、気絶したのを確認した後、僕は、いじめられてた男の子に近づく。
「大丈夫?」
「、、、、。あぁ、これくらいなんともねぇよ」
男の子が全身血まみれ、怪我まみれで言う。
説得力のかけらもない。
「嘘つけ。保健室行くよ。どこか教えて」
「保健室の場所、しらねぇーのかよ。」
「当たり前じゃん。今日、転校して来たんだから」
「の割にはよく、ここに来れたな」
「お弁当を食べるのにぴったりな場所を探してたら、偶然見つけただけ。」
「あっそ。」
いじめられてたから、もっとおとなしめの男子だと思ったら、結構、口悪いな。
「立てる?」
「あぁ、これくらいなんとも、、、」
「たてないんだね。支えてあげるよ。」
「あぁ、頼む、、、。」
ふんっ。
うわー、足首腫れてるわぁ。
痛そー。
「このまま、保健室に行くよ!」
「へいへい」
「どっちに行けばいい?」
「保健室はあっちだ」
「ラジャー」
ふざけながらも、男の子を保健室まで連れて行く。
〜トコトコトコ〜
〜ガラガラガラガラ〜
「失礼しまーす!」
〜シーン〜
「あれ?先生いないのか」
保健室には、誰もおらず、真っ暗だった。
とりあえず、電気をつける。
〜カチッ〜
そして、男の子をベッドに座らせる。
そして、怪我の場所を手当する。
「悪いな。ここまでしてもらって。」
「まぁ、これが当たり前だと僕は思うけどね。」
「てか、お前、強いな。なんか、習ってるのか?」
ぎくっ。
やばい、ヴィランだと言うことがバレる。
「あー、昔、空手と格闘技をちょっと習ってて、、、、💦」
「へー、すげぇな。」
「それより、名前、なんて言うの?」
「言ってなかったか?」
「うん。」
僕は、話題を逸らす為にとりあえず、聞いていなかった名前を聞く。
「俺の名前は白谷流星だ。」
おおっ。意外とかっこいい名前。
てか、ヒーローの名前って、全員、白が入っているのかな?
白司も白谷も両方とも白が入っているし、、、、。
「お前の名前は?」
「僕の名前は黒羽翡翠」
「おぉ、いい名前してるな」
「でしょ?自慢の名前なんだ〜」
そう、両親がつけてくれた、自慢な名前。
この名前は、僕を捨てた両親が唯一くれた愛情と言える物、、、、。
「あ、そうだ。君、じゃなくて、流星ってなんでいじめられてたの?」
「廊下でぶつかったから、、、」
「ん?」
なんて言った?
廊下でぶつかったから?
そんな短気な、、、、。
「廊下でぶつかってから、毎日、体育館裏に呼び出されて殴られてたんだ。」
「んー、なんかもう。訳分からん。」
「だよな!理不尽すぎるよな!」
僕は、流星の怪我の手当てをしながら会話をする。
「はい!手当て終わり!」
「手際いいな。黒羽って。」
ぎくっ
ばれちゃう、俺がヴィランだと言うことが。
「そんなことないよ。小さい頃、僕、めっちゃヤンチャでさ、怪我ばっかしてたんよ。それで、僕が怪我をするごとにお母さんが手当てしてくれて、それを真似しただけだよ」
「いや、どんだけヤンチャだったんだよ」
確かに、、、、。
そうなると、子供の頃の僕、めっちゃヤンチャじゃん。
うわ〜、言い訳ミスったわ。
「えっと、崖を登ったり、木の上から飛び降りたり、、、、。あと、森にいた、馬鹿でかい熊を殴り飛ばして遊んだり!」
「やべぇな、子供の頃の黒羽。」
「あっはははは」
やばいね。本当に。
あり得ないよ。
本当に子供かよ。
〜キンコーンカンコーン〜
ちょうどよく、チャイムがなる。
ナイスタイミング!!
多分、人生で初めて、チャイムに助けられただろう。
「あー、昼休みも終わったし、僕、そろそろ教室に戻るわ。流星も、少ししたら教室に戻りなよ。先生には僕から言っておくから。」
「あー、ありがとな。何から何まで、、、」
「ん、全然いいよ。困った時は助け合う、でしょ?」
「、、、。おうっ(ニカッ」
おぉ〜、イケメンオーラーがえげつないっ!!
そう思いながら、僕は教室へ戻っていった。
教室に戻ると、案の定、、、。
「おい、黒羽、遅刻だぞ」
「はは、すんません。」
とりあえず、適当に謝っとく。
「実は、流星?君が怪我をしてて、保健室まで連れて行ったら遅れました。」
「そう言うことならいい。」
「はい。次から気おつけます」
そう言って僕は席に戻る。
席に着くと、隣の席の白司が話しかけてくる。
「流星と知り合いなの?」
どうしてそんなことを聞くんだろうと戸惑いつつ、答える。
「別に、偶然会っただけだよ。」
「そう、、、。」
僕の言葉を聞くと、なぜか、白司はほっとする。
何かあったのだろうか。
とりあえず、授業を聞くことにした。
〜キンコーンカンコーン〜
チャイムがなるのと同時に大きく伸びをする。
「んぅぁぁー」
授業が簡単すぎる、、、。
本当に2年生の内容なのだろうか。
ここ、ヴィラン学校の一年生の1学期にやった内容だぞ?
そう思いながらも、まぁいっかと考える。
成績が高い方が白司と仲良くなれる可能性があるからだ。
これで、テストの問題は解決だ。
〜キンコーンカンコーン〜
授業が始まる。
もう、受けるのがめんどくさくなってくる。
サボる?
いやダメだ。ヴィランだとバレてしまうかもしれない、、、。
寝る?白司は優等生だから、絶対に起こしてくる。
しょうがない。
僕の中にはきちんと授業を受ける以外の選択肢がなかったのだ。
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