初投稿です!頑張ります
┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄
此処は人間界の雲の上。此処には人間界を作るための店が沢山立ち並んでいる。彼はその中の1つ、「空のアトリエ」の中にいた
???「ふぁ~…よし、今日の仕事もがんばろっ!」
彼の名前はスカイ、「空のアトリエ」の店主
「空のアトリエ」ではその名の通り、人間界の空…天気を決めるアトリエ
スカイが絵を描き、隣の店の天気模型職人に届ける
この手順によって人間界の空は出来上がっている
スカイ「今日も綺麗に描くぞぉ~!でも、今日は雨なんだよねぇ…」
スカイは「空予定表」を捲りながら言う
スカイ「全く、何で神様は曇りや雨も描けっていうのかなぁ…青空の方がきれいだし、描いてて楽しい のに」
スカイは曇りや雨が嫌い、描いていてもやもやするから
スカイ「……よし、出来た。後はこれを隣のお店に届けるだけ!」
スカイは外に出て歩く。
スカイ「やっぱり、いつ歩いてもここの通りは綺麗だなぁ…あ、森林ジオラマのお店今度置物を出すんだ…綺麗だなぁ。と、ついたぁ!お~い、職人さ~ん!」
スカイは店に入る
職人「…いつものか。毎度」
スカイ「ありがと!また明日ね!」
そう言ってスカイは店から出た
スカイ「それじゃ、今日も彼処に遊びに行こっと!」
そう言ったスカイが向かった場所は、唯一人間界が見える場所「人の間」
スカイ「ん~…大陸の方は晴れにしたから、喜んでる人いっぱいだけど…ニホンは雨だからなぁ。あれは…女の子、悲しそう?」
┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄
「はぁ…何で雨なのぉ。今日は遠足なのに…何で」
怒りながら通学路を歩いている。今日は遠足。なのに今は猛烈な雨。お気に入りのウサギの傘も今はくすんで見える
「神様なんていないんだ…何で、何で…」
┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄
スカイ「…悲しそう。僕なら変えられる。でも、そんなことしたら僕は人間界に落とされちゃう…僕は、1人の人間の心さえ、晴れさせることができないんだ…大きな空を操れても、これじゃあ、意味がない…」
悔しくて、唇を噛む。
人の悲しそうな顔は嫌い
昔、雨で滑って転んで泣いている人を見た。
曇りの日に雨が降るかもって落ち込んでいる人を見た。
雪の日に、事故が起こって絶望している人を見た。
雷の日、1人怖がって叫んでいる子供を見た。
今でも思い出せるし、後悔してる。
何で助けてあげなかったんだろうって
僕ならできたのに、僕は自分を優先してしまったんだ
スカイ「こんな僕、もう嫌だ!」
気づいたら、走り出した。
筆じゃなく、バケツを取り出す。
スカイ「本当の僕は、これだったんだね!」
ペンキのはいったバケツをめいっぱいふるう
雲なんて要らない、これが青空の本当の描き方
本当の自分をさらけ出すと、青空なんて誰にでも描ける!
隣の店へ駆け出す。
職人さんは驚いたような顔をしたけど、すぐに理解して受け取ってくれた。
その後すぐに神様に呼び出された。理由は明確。
僕はこの世界から追放された。
記憶も思い出も、残らずに
┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄
「これが…私の子供…?」
その子は綺麗な青色の目をしていた
何時かの遠足の時の空のように、すみきった色
そして、雲の上にいる天使のような顔で笑った
「ありがとう」
自分の子供に向かって、何故かそう言ってしまった
何故かは今もわからない
だけど、後悔はしていない
私は、この子を絶対に守っていくと誓った。
どこまでも続く、あおぞらのもとで。
┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄
起承転結ぐちゃぐちゃですが、読んでくださりありがとうございます!
感想お待ちしております(出来ればやさしめでお願いいたします )