※軍パロ
※二次創作
※自作小説
※『』→視点主
※【】→インカム
kn視点
『ッ、トントン!!!』
今日はA国との戦争でいつも通り前線で戦っていたのだが、
トントンが倒れかけていたのだ。
だめや。あれはトントンだったとしても倒れる。
『シャオロン!ショッピくん!!!』
sho「わかっとる!頼んだで!」
『おう!!!』
そうして敵兵を捌きつつなんとかトントンを基地の医務室へ連れて行った。
『ペ神!!!』
sn「コネシマ?どうしたの?」
『と、トントンが!』
sn「!すぐここに寝かせて。」
『おう!…んじゃあ俺は前線にもどってくる!』
「ありがとうね。」
ps視点
…見た感じ心臓あたりをやられてそうだな…助かるか…?
いや、今はそんなことを考えてる暇はない。助かるかじゃなく助けるんだ。
…なんとか治療はできたけど瀕死だな…
やっぱり心臓のあたりをやられてはいたけど
運良くズレたのが良かったのか今はぎりぎり生きてはいる。
『起きれるかはトントン次第かな…。』
mb「しんぺいさん!新しい患者です!」
…今は仕事に専念しなくちゃ。
その後はゾムやコネシマ、ショッピくんなどの活躍のお陰で
なんとか戦争に勝利することができた。
勿論消耗が少ないかといえばそんなわけもなくかなりこちらも消耗していた。
それでも、いつも通りであれば幹部たちは勝利に喜び、騒ぐだろう。
だが、それは” いつも通りであれば”の話。
幹部の面々はこれまでにない程暗い表情をしていた。
そう。幹部の一人であり書記長でもある赤色の彼が意識不明のままなのだ。
それだけならまだいい。しかし、彼は日に日に弱っていっているのだ。
それはもう、心臓が止まりそうな程。
その事実は幹部達の心に深く傷をつけるのに十分過ぎたのだ。
そんなある日。
『トントン、今日もまだ起きないの?』
『今まで徹夜のし過ぎで医務室連行させて強制睡眠取らせてたけどさ、』
『最近は寝過ぎじゃない?』
寝過ぎも体に悪いんだよ?なんて話しかける。
…返事なんかあるわけないのにね。
さて、検査しなくちゃ。
『…え?』
彼のベッドの隣には心電図がある。
心臓が動いていることを確認するためだ。
先程までは話しかけていたし、
疲れていて周りのことなど気にするほどの
余裕などなかったため気が付かなったが、
心拍数が減る一方だった筈なのに少しづつ増えていっているのだ。
通常より少ないのは変わりないが、これなら回復する可能性は高くなる。
これだけでも大きな一歩だ。
っと…検査しなくちゃね。嬉しすぎて忘れそうだった。
そうして検査をしていくとさらに驚愕した。
外傷が塞がりかけているのだ。あんなに深くさされていたというのに。
喜びはしたものの流石に疑問に思った。
たとえ回復が早い人でもここまでのスピードはおかしい。
…駄目だ。肝心の本人が目を覚まさなければわからないし。
とりあえずいまは素直に喜ぼう。
この様子なら数日後には意識が戻るだろう。
その後、幹部が誰か来ては心拍数が上がっていることに
驚くと同時にとても喜んでいた。
↓あとがきー
文才がねぇ…!!!(唐突)
なんか、こう…書きたいように書けない…!
誰か僕に文才をください(切実)
書記長さんはこれからどうなるのか、突然回復し始めた理由とは…?
次のお話も見てくださると嬉しいです。
それでは〜