続き…
あれから十年の月日が経った…テキストは、学生になり学園生活を過ごしていた…記憶喪失のまま…
(テキスト)……
ただ、そんなテキストは普通の学生とは誰からも思われていなかった…親の件のことでいじめられたりしていた…そしてある日の放課後、テキストは、バスケ部に入っており、休憩で体育館の外で空を見上げていると…男子3人がテキストのところへ来た…
(男子A)おいお前、今度の三者面談どうするんだよ?
男子1人がそう言うと周りの男子はクスクス笑い…
(男子B)おいA、こいつに親はいないだろってw
(男子C)そうだよ!かわいそうだろw
周りの男子達は、いつも笑っていた…そんなことが毎日起きたテキストはこう思っていた…
(テキスト)((なんで両親は私を捨てたんだろ…))
こう考えるようになったのだ…そして、テキストはこうつぶやいた…
( テキスト)はぁ…めんどくさ…
その言葉は男子Aに聞こえていた
(男子A)あ?今何つった?
(テキスト)…
(男子A)おいおい、無視か?
(テキスト)…ッチ
(男子A)あ?お前今舌打ちしたろ?
(テキスト)…だから?
(男子A)…
そして、男子Aは…
(男子A)どっちが上の立場か分かってもらおうか…
男子Aは、手をポキポキ音を鳴らしながらテキストに近づきそして…
(男子A)そのイラつく顔に一発お見舞いしなきゃなぁ…
そういうと…男子Aはテキストの顔に拳をふるった…そして地面に倒れた…
(テキスト)いった…
男子Aは、テキストの胸ぐらを掴み上げ…
(男子A)もう一発お見舞いしてやるよ…
そういうと…テキストに拳をふるう…
その時だった…
(マークス)やべー!実験失敗したー!!
科学部のマークスが部屋から飛び出して来たのだ…体育館と実験室は近かったため、マークスはすぐに、その現状を見た…
(マークス)あれ?先輩達何してんの?
(男子A)あ?なんだ…後輩か…
(マークス)あのー…先輩たち?なんでー…
先輩(テキスト)を殴ろうとしてるんですか?
(男子A)なんでかって?それは、こいつがムカつくこととかをやってきたからだよ…
(マークス)えー…だけどね、女の子にむかって暴力はないだろうが!!
(男子B)何だコイツは…
(男子C)ムカつく奴だな…
(マークス)いくら先輩でも許せねぇ…お前達バカ共はボコボコにしてやんよ!!
(男子A)んだと?
テキストの胸ぐらを掴む腕は、すぐに力を入れ抜き、男子3人はマークスの方へ歩き、拳を構えている
(マークス)さぁ!こいこのバカどm
(男子B)おっら!!
(殴る音)ゴン!!
(マークス)いったー!?
(男子C)この馬鹿野郎が!!
(殴る音)ゴン!!
(マークス)えまって、いたいって!
(男子A)まだまだだ…
(マークス)えまってっt
(マークスの叫び)
「ぎゃーーー!!」
テキストは唖然としていた…マークスが普通にボコボコにされている状況に…そしてその時、先生が物音に気づき、駆けつけてきた
(男子A)ッチ、お前ら逃げるぞ!
男子達は逃げてった…
(マークス)あ…ああ…
マークスは、ボコボコにされており、ボロボロだった…
(テキスト)ちょ…ちょっとまってね!
テキストは、すぐに先生を呼び、保健室に連れて行った…
これが、マークスとの出会いである…