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注意⚠️BL要素あり。ブルーロック二次創作。キャラ崩壊あるかも。
あーめんどくせ俺は今、山の中にいる
雷市「チッ…ほんとに此処にいんのか…?アイツ、騙したりしてねェよな!?」
アイツ…それは我牙丸のことだ
つい先日、1日外出券をやっとこさ手に入れた俺と我牙丸だった。俺は実家に帰ろうと思ってたが、アイツが…
我牙丸「雷市、俺の家に来ないか?」
とか言いやがって、いつのまにか行くことになってやがった。
潔の野郎とかが
「え!?マジ!?我牙丸ん家遊びに行くの!?いーなー!」
って言った時は、1回ぶん殴ってやろうかなとか考えたな。
ここに来るまでめちゃくちゃ大変だった。遠いし
しかも何だよ!?山ん中に家あんのかよ!?
ふざけんなよ…足場クソ悪ぃし
こんなとこ通ってんのかよ…
🐻「ガルルルル…」
…は?
ちょっとまて。
🐻「ガルル…」
俺は瞬時に木陰に隠れた。
マテ、アレ、ナンダ
幻覚か?
そうだきっとそうに違いない。
とは言え顔は出したくない。絶対に。絶対にだ。
熊…だったよな
なんかえらい可愛らしく表現されてたが…ありゃ熊だよな
ぜってー腹空かせてるタイプのヤツだろ。あれ。
無理無理無理。さすがにセクシーな俺様でもありゃ無理だぜ?
🐻「バキバキバキ!!」
怖い怖い怖い
え、嘘でしょ?
デカくねェか、?
普通あんなデカくねェだろ!?
木薙ぎ倒してたぞ!?
腹空かせてんだろ!!!
ここは大人しく、大人しく…
ゆっくりと座って小さくなる。なれねェけどな。
こんな時には体デケェのが嫌になるわ
182の人間が小さくなれると思うなよ
マテ、アイツは熊のいる山の中に住んでんのか?
馬鹿じゃねェの?アイツ??
いくら練習の時体幹強いからって馬鹿なんか???
🐻「グァァァァァ!!」
お怒りですお客様〜?
もうヤダ無理誰か助けろよ馬鹿
あーどうしよう
とりあえず、そろ〜っと行けば…
立ってみる。
🐻「グァァ…」
怖えよ。足すくむに決まってんだろこんなん
マジ無理
アーメンアーメン生きて帰れますように
イガグリでも呼んで投げつけてやろうかな
🐻「グァ…」
そろーり…そろーり…だ…
🐻「グァ!?」
🐻「グォォォォォ!!!」
絶対バレた絶対バレた絶対バレた
無理無理無理無理無理無理
全力疾走する。
なんで声近づいてきてんだよ速すぎだろ熊
我牙丸「おー、雷市」
雷市「がーがーまーるーー!!!!」
我牙丸「元気だな」
雷市「そんなこと言ってる場合じゃねェ!!!熊がいんだよ!!!」
我牙丸「熊?」
雷市「ほら!!!」
🐻「グォォォォォ!!」
雷市「来てっし!!!!!」
我牙丸「おー、クマオじゃないか」
雷市「は?」
🐻「ガオ!ガオガオガオ!」
我牙丸「おーそうかそうか…」
我牙丸「お怒りだそうだ。」
雷市「は???」
我牙丸「ごちゃごちゃ…」
🐻「ガオ!」
熊が帰っていく。
雷市「は??????」
我牙丸「ああ、今のは友達のクマオだ。あんなに怒ってるなんて…お前なんかしたか?」
雷市「ぜってー俺じゃねェ」
雷市「…まぁ、なんとなくわかった」
我牙丸「そうか」
雷市「いやわかってねぇけど」
我牙丸「どっちなんだ」
雷市「テメェがごちゃごちゃにしてんだろ!!!!!」
雷市「ハァ…もうこの期に及んだらそんなことはいい。」
雷市「んで、テメェの家っつーのは何処だよ」
我牙丸「ああ、俺の巣、そこだ」
雷市「…??」
我牙丸「だから、そこだ」
雷市「ただの藁でできた洞窟じゃねェの!?!?」
我牙丸「おう。」
雷市「さっきからなんかあんなーと思えば!!!」
我牙丸「入ってくれ」
雷市「しかも巣って言った??おい聞け???聞け???」
我牙丸「良いところだろ」
雷市「お前スルースキルどうなってんだよ!!!」
我牙丸「なぁ、雷市」
雷市「なんだよ…」
我牙丸「そういえば、もうすぐ梅雨だな」
雷市「あ?急に世間話か?そうだろ。」
我牙丸「熊はな、梅雨の時期が発情期なんだ」
雷市「そうなのか?」
我牙丸「ああ、だから気を付けてくれ」
雷市「お前が呼んだからこんなことになってんだけど??」
我牙丸「それはすまん…」
ぜってー許さねェ…
でも…まァ…
雷市「チッ…仕方ねェから許してやる!」
あ?俺今なんで許して…
我牙丸「…そうか、ありがとう…」
…あ
柔らかく笑う。
コイツのこんな顔…初めて見たかもしんねェ…
なんか…これ見てっと…
いやいや!そんなわけねェな!
…そんなわけ…ねェよな…?
我牙丸「まぁ、たとえさっきみたいに熊が来ても、俺が守ってやるからな」
雷市「お、おう…」
あれ?俺なんでこんな…
いやいや、相手は我牙丸だぞ???
あの我牙丸だぞ、??
サッカーのときはちょっとかっけェって思っても、さっきのは…
なんか、すんげー信用できる。
我牙丸「どうした雷市。気まずそうな顔して」
雷市「なっ、なんでもねェよ…」
我牙丸「そうか…?クマオになんかされたとかか?怪我してないか?」
雷市「なんもねェよ!!」
思わず声を荒らげる。
過保護すぎんだよ。俺はそんなヤワなヤツじゃねーっての。
我牙丸「そ…そうか…」
…なんでんな悲しそうな顔すんだよ…
…チッ…調子狂うな
我牙丸「よかった…雷市が悲しかったら、俺も悲しいからな」
いやいや…
なんか今日コイツ、いつもと違くねェか、?
なんか、いつもより…かっこ、
いやいやいやいやいや!!!そんなわけねェ!!!!
我牙丸「雷市が無事で…よかった」
ぎゅんっ
あ?あ?
今おれ、どんな音発してた、?
やべぇやべぇ…コイツに絆されてる…!
コイツのペースに飲まれて…
我牙丸「雷市?」
雷市「なっ、なんだよ!」
我牙丸「雷市、悩んでる顔も綺麗だな」
?????????????????????
え?今コイツなんて、
我牙丸「信じれないって顔してるな。
ほんとだぞ」
雷市「…へ」
我牙丸「困惑してる顔も、きれ…いや、
可愛いな」
!!!!!!??????
雷市「おっまえ…!!!」
我牙丸「どーした?」
雷市「…もううるせぇし」
我牙丸「おー、拗ねんなよ」
もうしらねーーから!!!
続