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目が覚めれば白い天井。そして聞き覚えのある声が僕の名前を呼びながら泣いている。其方側を見れば啓悟が居た。僕はそれを見てベットから急いで起き上がって_彼に抱きついた。『心配かけてごめん、!』そう言葉を発すれば涙が零れて止まらない。嗚呼。やっぱり怖かったんだな。僕があの時気絶しなければ怪我をした人子は少なかったかもしれない…そう思えば思う程苦しく気持ち悪くなる。彼は僕の事を凄く心配していたようだ。僕の怪我は頭を打ったくらい。僕喜んでいた日に雄英から電話がかかって来て…それは覚えている。

でも、

“その嬉しいことってなんだ?”

その部分の記憶だけ綺麗に消えていて。でも。思い出さないといけない大切なことだってことは分かる。嬉しかったりする時は基本覚えている。だから頭を打った時にそこの部分の記憶だけ飛んだんだ。やっぱり、啓悟は僕が喜んでるのを見たらしくて。

なら、

“なんで覚えてないんだろう”

分かんなくなる。

苦しい。

辛い。

嗚呼、燈矢兄、どうして僕を置いていったの?

仮にこの世界から貴方が消えていても。僕は貴方を愛し、探します。

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