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どーも!こんぺーとーです!
今回はね、ばじふゆー
場地さんは生きてます!
⚠️注意⚠️
BL
ばじふゆ
モブ君あり(千冬と関係なし、王子の部下)
千冬、半分動物
それでもいいよんって方はどーぞ!
モブ 「王子、いよいよですね」
場地 「ああ、」
この国には、ある年を迎えると王子が人間ではな
い、男の子をペットにするという文化がある。そ
の男の子は王子によっては幸せに暮らすし、もし
くは、奴隷のように扱われる子もいる。
そんな残酷な文化なのだ。
そして、今日がその王子「場地」のペットが決ま
る日だった。
モブ 「王子、こちらです!」
場地 「ん、」
着いたのはペット場
ここにいるたくさんの子達から、ペットを決める
のだ
しかし、場地は迷わなかった。
場地 「この子にする。」
モブ 「え、その子は…」
きれいな金髪で目がわかさ色の男の子。
しかし、端っこの方でひとり、ぽつんとしてい
た。
ペットにするにはできるだけ人懐っこい子が好ま
しい。親しみを早く持つ必要があるからだ、
そのため、モブは場地の選んだ子に対して、「や
めた方がいい」そう思ったのだ。
だけど、場地はもう決めたようだった。
すぐに店主に言いに行き、そのままもらってきた
俗に言う、一目惚れというやつだったのだろう
ただ、モブの予想は的中した。全く近寄ってこな
い。
それでも場地は必死に声をかけ続けた。
次の日、モブが部屋を見に行くととんでもない光
景が広がっていた。
昨日、飼ったばかりのペットと場地は同じベッド
で抱き合って寝ていた。
普通、人懐っこい子でも一週間はかかるほどの親
しみ具合。
そして、目を覚ました場地はモブに言った。
場地 「これからは二人で別荘に住む」
何をたくらんでいるのか、それはわからなかった
もしかしたら奴隷にするのかも、
そんな風に何度も考えたが、王子の必死な頼みに
根負けし、許しをだした。
なんとか許しを得た、場地
まずは、ペットの名前だ、
場地 「あー、お前、名前あんの?」
静かな部屋にしんと響く
しばらくの沈黙のあと、彼は言った
?? 「…な、無い」
場地 「そうか…じゃあ、俺がつけていいか?」
そう聞くと彼は答えた
?? 「うん、、」
場地 「実は俺、会ったときから決めてたんだ」
場地 「いいか、よく聞け、お前の名は『千冬』
だ」
千冬 「ち、千冬?」
場地 「そう!よくできたな、えらいぞ」
千冬 「ち、千冬、えらい?」
場地 「ああ」
場地 「俺はちーの色んなことが知りたい」
場地 「まずは、昔のことだ」
そのことを聞いた途端、千冬の顔が真っ青になっ
た。そのことに、とっさに反応した場地だったが
時はすでに遅かった
千冬 「あ…う…うぅ」
大粒の涙がこぼれ落ちる。
だけど、それでも場地は聞きたかった
過去に何があったかで千冬がどんな子か知ること
ができるから
場地 「ゆっくりでいい、話してほしい」
千冬 「…ん」
そこから千冬は色々なことを説明した。
人間のもとで産まれたこと。幼い頃から、その人
間達に苛められていたこと。何度も死のうと思っ
たこと。ある日、本当に道端に捨てられたこと。
死の間際を見たこと。あの、ペット場の人に引き
取られたこと。その後から同じペットでも怖くな
ったこと、
本当にゆっくりゆっくり話した。
ちーは泣きながら、場地ですら涙目だった。
そして、場地は決めた。大事に育てていくことを
それから何年かたった日。
場地 「ちー、ご飯だぞー」
千冬 「はーい!」
千冬はすっかり元気で人間やペットにも慣れた
そして、千冬にはまた別の感情がわきはじめてい
た、
そう、千冬は場地が好きになっていた。
しかし、場地は王子。いずれ、どっかの国のお姫
様と結婚する。それが決まっていることも千冬は
知っていた。だけど、それでも人を好きになると
いう感情はすぐには消えてくれないものだった
モブ 「…もしもし、王子」
モブ 「お父様からお見合いに関しての連絡が」
場地 「…わかっている、もう少し待ってくれ」
場地 「ちー?」
千冬 「はいです!」
場地 「俺、そろそろ結婚相手探さなきゃだわ」
千冬 「あ、そうなのですか…」
それだけ残して、千冬は走り去ってしまった、
千冬が一番聞きたくない言葉だった。それを唐突
に突き立てられたことによってその場所にいるの
が耐えきれなくなったのだ。大粒の涙が零れた。
場地にとっては不思議だった。どうして行ってしまうのか、理解ができなかった
そこから、何日たち、気まづさも緩和されてきた
ころ、場地は毎日お見合いに行っていた。
だけど、なかなかいい人は見当たらない
「ほとんどの人が俺の家の財力や権力狙いだ」
そのことが頭をよぎると全ての人に興味すら持て
なかった
千冬は千冬で大変だった。毎日、場地から聞かさ
れるお見合いのこと。今のところいい人がいない
という事実に安心しつつも、明日にはいい人が現
れてしまうかもしれないし、僕の時みたいに一目
惚れもあるかもしれない。そんなことばかり考え
て、何日か寝れない日を過ごした
そのうち、場地は千冬に構わなくなった。
泊まり込みでお見合いもすることも多々あった。
全く話さないことも増えた、
千冬は限界だった、今までずっと一緒にいた人がいないだけでも寂しいのに愛する人が愛する人を
探している。それだけで胸がキュゥとなってきつ
く縛り付けられた。
そして、千冬は決心した。自分の気持ちを場地に
話そうと。それでもし、嫌われたのならこの家を
出ていこうと。
千冬 「場地さん」
場地 「ん?」
千冬 「今日の夜、お話があります!」
珍しく、緊張している千冬に場地は違和感を覚え
つつも、またいつもみたいな夢の話とかそういう
やつだろう、そんな風に思っていた。
千冬 「最近、寂しかったです」
場地 「ごめん…なかなかいい人が見当たらなく
て」
千冬 「その、あの、」
考えていた言葉が喉元でつまる。毎日ベッドの中
で練習したのに…いざ、場地を目の前にすると言え
ないものだった
場地 「なんもないのか?そろそろ行かなきゃ」
千冬はとっさに場地の服を掴んだ
千冬 「僕に愛されたら迷惑ですか!?」
千冬 「僕と結婚じゃだめなのですか?」
千冬 「僕は…僕はペット場にいた時に場地さんを
見てからずっと好きでした!」
千冬は止まらなかった。涙も言葉も。途中から自
分がなに言ってるのか分からないくらいに
そのまま、場地の返事を待った。
場地 「…え?」
場地 「俺も笑」
千冬は下げていた顔を上げた。あぁ、久しぶりに
見たな、場地さんの笑顔。
場地 「だけど、親が何て言うかわからなくて」
千冬 「言いに行きましょう!」
場地 「だけど、、」
千冬 「物は試しです!やった後ダメだったら考
え直しましょう!」
場地 「お前ってこういう時だけ男らしいよな」
千冬 「え、誉めてますか?あ、それともそれ以
外は男らしくないってこと、、?」
場地 「ほら、ちー、行くぞ」
千冬 「え、ちょっと、どっちですか!?」
場地の父 「で、話とはなんだ?」
場地も千冬も緊張していた。何を言われるのかわ
からない。それでも口を開いた
場地 「父上、ぜひ、俺は千冬と結婚したい、」
千冬 「僕もです!」
場地の親 「、、、そういうことか」
場地 「え?」
場地の親 「だからお見合いに身が入って無かっ
たのか」
場地の親 「いいぞ。跡取りのことは考えとくが」
場地・千冬 「今、いいって…?」
場地の親 「ああ、おめでとう、圭介、千冬」
場地・千冬 「はい!!」
場地 「ちー!朝ごはんー」
千冬 「はーい!圭介さん、今日はなんですか?」
場地 「ちーの好きなホットケーキ」
千冬 「わーい!嬉しいです!」
場地 「食べ過ぎて腹壊すなよ」
千冬 「任せてください」
この幸せな日々がずっと続きますように
初めて設定から作ってみたんだけど…
どう?よかったらコメントで誉めて欲しいな
あとね、ネタ帳みたいなの作ってるんだけどさ、
あとで写真載っけるからこれ気になる!みたいな
のあったり、この話にこのセリフいれて欲しいと
かあったらジャンジャン言ってほしいです
あとは、この話のbadendバージョン欲しいとかそ
の後書いて欲しいとかも言ってほしいな
簡単に言うとリクエスト募集中ってこと☆
(主がコメント欲しいだけです、ごめんなさい。)
長くなってごめんなさい
それでは、また次回!
ばいびー