キャラ崩壊注意ぃ~…
(6話の続きだよぉ~…)
rk視点
kyo「…は…?」
pn「え…」
kyo「…何、阿保な事言ってんねん…ッ」ギリッ
きょーさんは苛立っているようだった。
『はやくらっだぁのとこ戻りたいんに…』と思っているのだろう。みどりくんも居ないってことは、俺とみどりくんを探していたらしい。
kyo「いーからはよ戻るで…ッ?」
rk「ッやだ…、!」
kyo「あのなぁ‟ッ…!」
…ピロン∼…ッ
きょーさんが何かを俺に言いかけた時、突然スマホの通知音が鳴る。音がなった方を見ると、きょーさんのスマホだった。
きょーさんはチッと舌打ちしながらスマホを取り出す。
kyo「は……ッ」
スマホを見た瞬間、きょーさんは咥えていた煙草を地面に落とした。
ぺいんとさんは、何かがおかしいと察しすぐさまきょーさんに問いかける。
pn「きょーさんッ…?何か…、あったんですか…?」
一拍置いてきょーさんが答える。とても 震えた声で。
kyo「らっだぁが…ッ…、らっだぁが倒れた…、、ッ」
rk「…ぇ……?」
全身から一気に血の気が引いていくのがわかる。
驚いて、声が出ない。体が動かない。
それはぺいんとさんもらしかった。
kyo「もッ、戻るで…ッ!」タッ
きょーさんはここが病院内だということも忘れ、全力疾走しだした。
完全に置いて行かれた俺は、まだ動けなかった。いや、動かなかった。
きょーさんが居ないのであれば、このまま死ねるのではないかという考えがふと頭をよぎったから。
俺は再び窓の枠に足を掛ける。
…今度こそ死ねる。やっと、やっと…。
「何…ッ、やってんすか……ッ!!」
後ろから怒りが滲み出ているような声を掛けられる。
振り返ると、ぺいんとさんがこちらを睨み付けているような状態だった。
rk「…ぺいんとさん…」
rk「どうしたんですか?…はやくらっだぁに所に行かないと…。」ニコ
pn「ッ目の前の人が死のうとしてたら、止めるのが普通でしょッ…」
…普通…か…ぁ…
そっ…か…、普通…ね……
rk「でも、俺が死なないとらっだぁはずっと苦しみ続けるんですよ…ッ?」
rk「それならッ、俺が死んで少しでも苦しみを減らさなきゃッ…」
すると、ぺいんとさんの口から予想外な返答が返ってきた。
pn「…少し厳しいこと言いますけど」
pn「貴方はらっだぁの為に死のうとしてるんじゃない。…自分の為に、死のうとしてるんです。」
rk「…ぇ」
pn「…そもそも、人間ってのは苦しんで生きていくものなんです。仕事、家、人間関係…。でもそれは、皆同じ。」
pn「でもたまに、苦しみすぎて死にたくなってしまう人間が出てくる。」
pn「それが、たまたまらっだぁだった、ってだけなんですよ。…」
ぺいんとさんは、どうしてそんなことわかるんだろう。
…そんな疑問を抱きつつ、話に耳を傾ける。
pn「でもレウさんは、らっだぁの為に死のうとしたんですよね?」
rk「…」コク
pn「それは、本当の理由では無いと俺は思ってます。」
pn「だって、レウさんも苦しみすぎてしまっている人間の一人だから。」
pn「…本当は、ずっと前から死にたかったんじゃないんですか?」
ッそうだ、俺は…、!ずっと前から、死にたかった…ッ。
pn「…何度かは死のうとしたかもしれないけど、今、貴方は生きてる。」
pn「それは、らっだぁのおかげだったりするんじゃないんですか?」
rk「ッ…!」ポロ
…確かに、そうだった。
俺は何度も死のうとしていた。それを止めてくれたのが、らっだぁだったんだ。
「人生、楽しんで生きなきゃ勿体無くない?w」
そう、俺に教えてくれた。この世界はまだ捨てたもんじゃない、そう思わせてくれた。
rk「ッ…、…ッ…!」ポロポロ
pn「…苦しみは、肩代わりすることはできない。でも、一緒に背負うことは出来るんです。」
pn「一緒に、らっだぁを救いませんか…?」
らっだぁは、俺を救ってくれた。
今度は、俺がらっだぁを救う番だ。
rk「ッはい…!」
俺は窓の枠から降りて、ぺいんとさんと一緒にらっだぁの病室へ向かった。
らっだぁを、地獄のような現状から救うために。
長文過ぎましたねぇ~…💦
読みづらかったらごめんなさいぃ…💦
…なんか、感動にしようとしたけど出来なかった失敗作になったんですけども…
あと!💬めっちゃ嬉しいです!♡もですけど!
めっちゃ励みになってます!ありがとうございます~!
コメント
3件
最高!続きが楽しみ!
全然読みづらくないですよ!寧ろ読みやすいです! あと普通に泣きました…🥲
読みづらくないですよ!あと感動しました🥹