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「俺は山田一郎だ」

「俺様は……碧棺左馬刻だ」

「かんわいい僕は、飴村乱数ちゃんだよん♡」

「私は神宮寺寂雷です」

「わいは白膠木簓や!」

「拙僧は波羅夷空却だ」

リーダーたちは銃兎の目の前にしゃがんで挨拶をする。

銃兎は大きくくりくりとした目をぱちぱちさせた。

その度に、大きな目を縁取る睫毛がパサパサと音が鳴るように動く。

「……いちろぉくん、さまくん?」

銃兎は一郎と左馬刻の方を向いて確認するように聞く。

「あぁ!」

「……あぁ」

一郎は元気いっぱいに答え、左馬刻は首を掻きながら答える。

「らむだくんと、じゃくらいくん?」

乱数と寂雷はニッコリと人好きのする笑みを浮かべて頷く。

「ささらくんと、くうこぉくん!」

銃兎は合ってた!と言いそうなキラキラとした目を向け空却と簓の方を見た。

「そや! 簓さんやで!!」

「おぉ!」

簓はにっこぉぉぉぉと、左馬刻が見たら寒気がするほどの笑顔を向け、空却はに、と歯を見せて笑う。

「えへへ……おにぃちゃんたち、おっきぃねぇ!!!」

銃兎はあの悪徳警官はどこへ行ったのかと思わせるほどの可愛らしい笑顔を浮かべ、6人を見る。

一郎は五体投地する勢いで背中をそらせたが、その前に鼻血が鼻に逆流してむせる。

「い、いちろぉくん、だい、じょうぶ?」

銃兎が駆け寄ると、一郎の鼻血はさらに悪化し、手が血濡れになった。

「おい、クソだぼ、銃兎こっちよこせ」

左馬刻がうわぁ、とドン引きしながら銃兎をひょい、と抱えあげると、銃兎はきゃっきゃと笑う。

もちもちの頬が淡い桃色に色づき、天使の笑顔で笑っている事実に一郎はもうキャパオーバーだった。

「……っ……ぐぅ…………」

鼻血を噴き出しながら悶絶していると、出血量がさすがに酷くなってきたのを心配した寂雷が一郎の背中に手を当てる。

「出血が酷いね……鼻血だけど……」

寂雷は鼻血で血が不足しそうな患者が初めてなため、ため息をつく。

「いちろぉくん、だいじょーぶなの?」

銃兎が左馬刻に抱えられながら聞く。

「あのクソダボは、無駄に体が出来てるから平気だろ……」

「おぉ、だいじょーぶや!!。ま、じゅーとはんが可愛すぎてあんなことなってんやがな!」

簓はきゃらきゃら笑って左馬刻の背中をバシバシ叩く。

「ぉおい、簓……銃兎落とすだろ……」

左馬刻は怒鳴り散らかしそうになりながらも、銃兎を抱えているため何とか抑える。

「ま、うさちゃんと〜〜ってもかんわいいもんねっ!」

乱数がにこにこで駆け寄り、銃兎に「飴食べるぅ?」と可愛らしく聞いている。

「おい銃兎、知らんやつから貰ったのは食うなよ??」

左馬刻が注意するが、銃兎はぱくっと口に含む。

「「「「……!?!?」」」」

それを見ていた簓、左馬刻、乱数、空却は雷が落ちたような衝撃を感じた。

「おいおいおいおい銃兎、ダメだ、知らんやつから貰ったものは食べるな!!」

左馬刻は銃兎のふわふわの髪の毛を優しく撫でながら言う。

「…………?????」

乱数もまさか本当に食べるとは思っていなかったのか、頭にはてなマークを大量に浮かばせながら頭をフル回転させている。

「………………じゅーとはん、あかん、ほ、ほんとーにあかんで!!!?」

簓は何がいけないのか自分でもよく分からなくなりながら注意している。

「銃兎……知らんやつから貰ったの食べちゃだめだろ!! これからは食うな、拙僧との約束だ!!」

空却は猫が威嚇しているような表情で注意しながら飴を優しく手元から取る。

「ぇ? だって、おにーちゃんたちみんなおなまえしってるからしらないひとじゃないよ?」

銃兎は首を傾げながらんぅ??と唸る。

それにまた一郎が鼻血を噴き出し、地面に【生涯に悔い無し】と書いていたのは別の話である。

寂雷は一郎を起こすために銃兎の可愛さを借りようと思ったが、可愛すぎて寂雷も尊死したかしていないかはそこにいた1番手しか分からない。

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