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ドス乱 注意
太乱は後編からです
嫌な人は次の次のエピソードまで飛ばしてね!
ニコ「ドス君、この子今にも壊れそうだけど?」
ドス「別に良いんです、乱歩君の可愛い顔を見れるだけで大丈夫ですから…」
ニコ「ふぅ–ん、ま、確かにねぇ…」
───何でこんな事になったんだろう
あの時、僕が駄菓子を買いに行ってなければ、、、
『ふん、ふふ~ん♪』
僕はあの時、駄菓子を早く買いに行く為に、裏道を通っていた
『何買おうかなぁ…♪』
人通りの無い道を歩いて行く
もっと急がないと、
と思った時だった
──ドサッ
思いっきり転んでしまった
『痛っ、』
⁇「大丈夫ですか?」
『え、は、はい大丈夫です…』
⁇「おや?貴方は…?」
『…..?』
⁇「武装探偵社の江戸川乱歩…」
⁇「ですね?」
『何故僕の名前を…?』
⁇「調べたんです、隅々までね」
『隅、々?』
⁇「はい、身長、体重、年齢、全てにおいて知っています」
此れは太宰と同じタイプか、、、
愛が重い奴だ
『…兎に角、助けてくれて有り難う』
『じゃ、僕は此れで!』
裏道を出ようとした矢先
ガシッ
彼に腕を掴まれた
⁇「何云ってるんですか?逃しませんよ?」
『何、離してよ』
⁇「冷たいのですねぇ…」
⁇「もうちょっと優しくお願いします」
初対面で此れかよ
最ッ悪‼︎
『優しくするのは君のほうでしょ…早く離して』
⁇「このままだと埒(らち)が明かないので、黙ってもらいます」
⁇「ニコライ!」
ニコ、、ライ、、、、?
誰だ其奴(そいつ)
⁇?「は–い、ど–したの?」
⁇「この方をあそこまで飛ばす事は出来ますか?」
⁇?「出来るよ!今やれば良いの?」
⁇「はい、今です」
⁇?「了解、じゃあドス君また後でね~」
⁇?「ほら、君行くよ!」
、、、、、と云う風に牢屋らしき所に運ばれてきた
そして、僕はこの黒髪の名前を思い出した
魔人 フョードル・ドストエフスキー
なんて最悪な奴に捕まってしまったんだ
これから僕どうなるんだろ、、、、、
ドス「怖がっているのですか?」
ビクッ
魔人君の言葉にビックリする
『こ、怖がる訳無いし…』
頑張って出した言葉は震えていた
ドス「言葉が震えています、怖がってますね」
『怖いのは本当だし…』
ドス「怖い思いをさせたのは謝ります」
──クイッ
、、、、顎クイ⁉︎
マズいぞこの状況
ドス「だけど、僕は優しいですよ?」
『キスだけはするなよ』
ドス「この状況でするなと云われても…」
そう云っている間に顔はどんどん 近づいてきている
もう目の前に顔が来た時、太宰の顔がフッと頭をよぎった
『助け、て…だざい…』
ドス「‼︎」