テラーノベル
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⚠︎︎ 完全な二次創作です。ご本人とは関係なし
⚠︎︎ 寄宿学校編のネタバレを含む可能性あり
⚠︎︎ ここから先伏字なし
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名門私立と名高い寄宿学校こと、エルフォルクガレッジ。そこには、僕のような色々な家系の嫡男や令嬢などの身分が高いものが必然的に通う学校になっている。
風格はおろか、悪い噂などほとんど存在しておらず、そこそこに噂になっている学校だ。そこに、もちろん僕も通っている。マフィアの嫡男なのだから当たり前だ。でも、ここには表向きの職業で通っているため、隠し通さないといけなくて。そう。今の僕の肩書きはマフィアなんかではなく、IT企業の社長の息子、などというよくある…訳でもないが、たまに聞くような肩書きなのだ。
そして、なぜか次期生徒会長に推薦がありもう確定されているし、なぜか高嶺の花と呼ばれた。それは、僕以外の人間も呼ばれているらしい。下調べをすると、素性は僕と同じようなヤツらばかり。高嶺の花、と呼ばれたメンバーは、【風楽奏斗】、【渡会雲雀】、【セラフ・ダズルガーデン】、【四季凪アキラ】の四人だ。渡会や四季凪は聞いたことがある。勿論、怪盗と諜報員の名家として。
ただ、セラフ・ダズルガーデンだけはどこをどう調べてもよくわからなかった。彼の素性が公にできるものではないことだけは、よくわかる。なぜなら、立ち振る舞いに隙がひとつも無いから。そして、──何も無く、四季凪家と関われるはずがない。
そう色々考えながらコツ、コツ、とローファーを鳴らして廊下を歩いていると、気配も足音も何もなく、後ろから身長の高い男が覗き込んできた。…いや、デカすぎだろ。そう思ったし、いきなりすぎて肩がものすごく跳ねて、眼鏡がずり落ちそうになった。
『 あ、驚かせた ?? ごめんごめん !! 』
『 すげぇ考え事してんなぁって思ってさ 。 』
そう目の前の男は言った。デカい。確実にデカい。そして、なんだか見覚えがあるような、ないような。記憶の奥底を探せば見つかるような既視感があるのに、どう足掻いても良く見つからない。なにか交わる点があったとしても、それはきっと遠い昔のことなんだろう。多分お互い忘れているのだから、変に探らなくてもいいか、と思った。それよりも。
素早く振り返って二歩ほど離れる。手が懐に潜りかけたが、制服だったからバレなくて。目の前に居たのは、どこか微かに見覚えのある紫の髪をした、すごく整った美しい顔立ちの男。…どこかで、見たような。昔の、本当に遠い昔にどっかで、…
「 … いや、誰? 」
考えるよりも先にそれが出た。初対面で、いや顔すら見てない状況でそこまでガンガンに話しかけられるか??普通。知り合いでもないと言うのに。…多分だが。
もしかすると、僕の家系を知っていて、髪色で察したのかもしれない。それか、噂を聞きつけたか──
『 俺ぇ ?? 渡会雲雀 !! 』
「 は??? 」
声が裏返りそうになったのをよく耐えたと思う。高嶺の花、と同じように呼ばれたもう三人のうちの一人。そして、こいつが怪盗一家の渡会雲雀?
確かに、それなら気配も足音も無いのは納得できる。でも、なんだか…想像してたよりもうるさいし大型犬味があるのだ。本当に物を盗めるのか…?と疑いたくなるほどに。
『 お前の名前は? 』
こてん、と無邪気に首を傾げながらこちらを見てくる。いや、自分も昔に比べてだいぶ姿は変わった方だと思う。眼鏡はかけているし、服装だってきっちりしているし、髪も七三分けみたいな分け方にしている。だから、わからないのも納得だが。
「 …… 風楽奏斗 、 だけど 」
「 とりあえず、こんなところで話すのもアレでしょ。 」
着いてきて、と言いながら生徒会室に半ば強制的に連れて行く。同じく、副生徒会長に無理やり任命されたであろう四季凪聖来 … 、もとい、四季凪アキラが居るはずだ。
『 …… 、 … 奏斗 ? 』
なにかぼそっと呟いているようだが、聞き取れなくて首を傾げる。
『 … いや ! 気にせんで ? 』
「 … えぇ、?? まぁ、早くついてきなよ 」
疑問に思いながらも、後ろをとぼとぼ着いてくる男を誘導する。四季凪も一緒に問い詰めた方が早いのだ。そう、マフィアの頭は告げている。
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