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『 ふむ⋯ 』
辺りを見渡すが、見知ったものが一つも無い
『 ここは何処だ? 』
街ゆく人に声を掛けようとするが、呪霊なのを思い出し、取り敢えず探索してみる事にした
『 はァ⋯、 妾の知った物が何も無いでは無いか 』
『 まぁ良い、妾の目的は宿儺じゃからな 』
『 どうせ呪力探知すれば分かるだろう
そうじゃ、腕試しにそこら辺の呪霊でも 狩るか 』
少し呪力を放出し、呪霊を誘き寄せた
少し経った後、気付けば周りに呪霊が来ている
呪霊「 ォマェエ⋯、ツョイィ、? 」
『 嗚呼、当たり前じゃろう?』
呪力を一点に狙いを定め、放出する
呪霊「ア゛ア゛ァ゛ァ゛!!!」
『 弱いな 』
先刻祓った呪霊は準1級、残りの2体が1級程だろうか
『 よし、次はお前だ 』
『 最期に妾と闘える事を嬉しく思え 』
呪霊「最期ニナルノハォマェダァァア!!」
『創彩術式、赫』
呪霊「アヅィ!!アヅイアヅイィイ!!!」
『 五月蝿いのぅ⋯ 』
『 最後はお前だ 』
『最期で最後だ、いい物を見せてやろう』
口角を上げてそう言った
呪霊「ナメルナァ゛!」
『 創彩術式、赫 蒼 藐 』
ゴォォオオオ、と言う音を立てながら呪霊は消えて行った
『 ふん、今の時代の呪霊は弱いな 』
『 あんな奴に術式なんぞ必要無かったわ 』
戦いが終わり、人気のある方へ行くと、微かに宿儺の呪力を感じた
『 ⋯居るのか? 』
辺りを見回すが居ない、宿儺の呪力の残機を追って行った
ずっとずっと追いかけ続け、遂に辿り着いた所が、古臭く無駄に大きな建物だった
『 なんじゃここ⋯ 』
門をくぐろうとした時、何者かに声を掛けられた
???「 ね、君。こんな所で何してるの? 」
思わずビクッ、と身体を震わせてしまった
『 ぁ゛?何だ貴様 』
???「 ねぇ〜、僕の質問に応えてよ 」
「まぁ、自己紹介が先の方がいっか」
「僕はGLGの五条悟! 」
五条悟「 で、君何してるの? 」
「 ん〜⋯じゃあ質問変えるね 」
「 君の名前は? 」
『 雷凪 』
五条悟「 何しようとしてたの? 」
『 ⋯⋯宿儺に逢いに来た 』
どうせ笑われると思っていた
五条悟「ハハッ、宿儺に?」
此奴は期待を裏切らないな(
『 嗚呼、そうだ 』
五条悟「 ちょっと眠っててね〜 」
面倒事になりそうだな───