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ある日私はいつも通り家にいた
母は仕事で家には私のみ。
塾の宿題を済ませ、薬を飲み休憩している時私はTwitterの更新を確認しようと、Twitterを開く。
そして私はニュースなどを見ていると、どこかで見覚えのある写真のアイコンを見つけた。
「ん?」っと思いプロフに飛ぶ。
自己紹介を見ると、明らかに私と一致する部分が多かった。
母のアカウントをまだ知らなかったが、横目で見たことはあった。
·
これは母のだ。
すぐわかってしまった。
見て良いのか分からなかった。
なぜなら私が見られた場合良い気持ちにならないから。
でも見てみたい。という欲求に負け母の投稿を見てしまった。
今見たことに後悔はしていない。
なぜなら、母の気持ち。私に対しての考えが少し知ることができたからだ。
母の投稿は日記のようなものだった。
「今日は〇〇をした。」
などと簡単なものだった。
その時私は「なんだ、ただの日記ツイートか。」思った。
どんどん下に行くとだんだん話が重くなっていく。
文字だけで母の
辛い。
しんどい
不安
が伝わってきた。
「娘が学校を完全に拒否ってる…私はなんて声をかけたら良いのだろう。」
母は私に声をかけるときたくさん悩んでいることがわかり、私まで悲しいような嬉しいような気がしてきた。
また、そこには私が母に言っていない事まで書き込まれていた。
「最近女娘が夜一人で泣いているみたい。。これは気づかないふりをするのがいいのかな...。」
私は涙があふれた。
「母はちゃんと私を見てくれている。」
ということを思い知らされた。
それらの投稿を見ていると、私が今まで母に言ってたこと。
行ってきたことで母がどう思っていたのかがわかってしまう。
「今日娘に〇〇〇と言われちゃった。いつも頑張っている娘にあんなことを言った私反省笑」
この時は私も強く言いすぎたと思い反省している。
ケンカ当時は母も私に怒っていたので、私は自分が悪いことをしちゃったんだと思っていた。
だが母の方が沢山私に気を使って、沢山反省して。
それでも私にそれは見せなくて。
私は母の偉大さがわかった。
本当は学校で給食だけでも食べてきてほしいって気持ちを強要せず、
私が「嫌」って言ったら優しく受け入れてくれる。
多分母も一人で悲いているのだろう。
妹たちの世話に間題児(私)の気づかい。
弱音や仕事の愚痴は私に話すが、私への気持ちは全く話さない。
だからこそTwitterで同じような人と出会い、娘の私には言いずらいことをつぶやいているのだろう。
私はこのことについて母に何も言わない。
優しい母だからこそ、私も母のことを大切にしたい。
自分も母に対して改めて接しようと思う。
思春期の私に神かのように接してくれる母のように。
─そんな母に私は悲きたくてたまらない。─