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ある日
流星と遥亮が移動教室から帰って来ると…
流星:あれ…
遥亮:ん、どうした?
流星:いや、これ…
そう言って流星は1枚の紙切れを見せる
遥亮:それ何?開けてみなよ
流星:お、おう…
中には【流星くんへ 好きです。付き合ってください】と書かれていた
流星:ま〜たこれだよ…
遥亮:名前は書いてあんの?
流星:「2年A組 藤田恋」だって。
流星:コイツ男か?
遥亮:いや、どう考えても女だろ
流星:だよな〜…
遥亮:てか、A組って誠也のクラスだよな?
流星:そうそう。体育は同じ時間だし
遥亮:話した覚えある?
流星:いや、全く…
美月:…流星
流星:!?
遥亮:!?
突然の美月に動揺する2人
美月:ラブレターなの…?
流星:い、いや…
遥亮:そんなんじゃ…ないけど…
美月:その紙は?
流星:ラブレター…です…
流星:でも…
遥亮:あれ?
流星:どうした?
遥亮:何か俺の机にもこんな物が…
流星:えぇ?
遥亮:それも俺宛じゃなくて黒沼宛に
美月:私宛に!?
遥亮:ほら
遥亮は美月に紙切れを渡す
流星:その席さ、前美月の席だったところじゃない?
美月:確かに。前私そこだったもん
遥亮:んで、名前が【新井裕貴】だってよ
美月:全然知らないや…
流星:知らないヤツからのラブレターって1番怖いわ
遥亮:そんな経験ないけど共感は出来る
流星:どっちのラブレターにも屋上で待ってますって書いてあるしな
美月:ほんとだ
流星:1回行ってみるか
美月:うん…
遥亮:俺も付き添うわ
流星:悪いな
3人で屋上に向かう