道枝 side
楽屋を出て廊下に座り込む俺。
周りには大好きなメンバーはいない。
むしろ嫌われてもうた。
こんな身体は嫌だ。
メンバーに嫌われるのは嫌だ。
誰も助けてくれなんかしないんだ。
俺のことなんかみんな嫌い。
俺の周りにはもう誰もいないんだ。
色んな気持ちが重なって、
気付けば息の仕方を忘れて過呼吸に。
駿「 ぐずっ…はぁっはぁっ、かひゅ… 」
もういやや。辛い。しんどい。寂しい。
駿「 はぁ…ぅ、っかひゅ…、けほ…はぁ 」
恭「 ……みっちー、!! 」
駿「 はぁはぁっ….きょう…へぃ、? 」
恭「 恭平やで。ゆっくり息しよな。 」
駿「 ん……はぁっはぁっ、…げほっ、 」
恭「 すーはーやで。俺の真似して? 」
駿「 す……は、ぁ、…っ、かひゅ…、 」
恭「 出来とるよ。すーはー。 」
駿「 すぅー…げほっ…はー、すー、 」
恭「 もう大丈夫そうやな。 」
駿「 ん……あり、がとう、… 」
恭「 ええんよ。てかみっちーあつ… 」
「 熱あるんちゃう? 」
駿「 ……朝、から、しんどい… 」
恭「 …そうやんな。一回戻れる? 」
駿「 …いやや、戻りたない…。 」
恭「 ……もう怒ってへんと思うよ? 」
「 みんな反省してたし。 」
駿「 ……ほんまに、? 」
恭「 うん。ここやとしんどいやろうから
スタジオ戻ろうや。 」
駿「 ん……もどる、 」
恭「 支えたるな。 」
駿「 …ありがと、う、 」
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流「 あ…みっちー、! 」
謙「 ごめん…言い過ぎた、 」
大「 …俺もごめん。 」
丈「 みっちーのこと考えてへんかった 」
和「 あ、ごめん。しんどいやんな。
ソファ使ってええよ!! 」
駿「 もう大丈夫です、俺もごめんなさい
…ん、ソファーで寝てもええ、? 」
和「 ええよー!! 」
丈「 ん、ええよ。 」
大「 俺らも看病しよや。 」
謙「 ですね!! 」
流「 最初何すればええー? 」
騒がしかったけど無事、元気なみっちーに
戻りました。
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続き待ってます( *´꒳`* )