佐久間Side
本当は、分かってた。
だけど…知らない”ふり”をして貴方に近づいた。
だけど貴方は…
俺に、振り向いてはくれなかった。
佐「阿部ちゃん!おはよ!」
阿「佐久間、おはよう。」
佐「今日も雨かぁ、阿部ちゃんは雨好き?」
阿「雨?俺は好きかな。」
阿「雨を見てると、すっきりするんだ。」
阿「心の複雑な気持ちを洗い流してくれる。」
佐「へぇ~、そうなんだ!」
そんな、どうってことない普通の会話でも良かった
貴方と話せるだけで幸せだった。
それだけで十分なのに
それすらも叶わない
目「阿部ちゃん、佐久間くん、おはようございます。」
阿「!めめ、おはよう!」
佐「、おはよ!」
あの人と話す貴方を見るだけで、心が苦しい
やっぱり、俺なんかより…
あの人が良いんだね
佐「俺、用事あるから…ごめんね!」
阿「あ、佐久間!」
阿「…行っちゃった」
目「用事、あったならしょうがないですもん。」
目「行きましょ。」
阿「うん。そうだね。」
俺は、やっぱり雨が嫌いだ。
心の黒い部分が、雨で滲んで広がっていく。
そんな気がするから。
俺はあの人には勝てない。
そんなこと、とっくに分かってる。
分かってる、けど…
佐「やっぱ俺、最低だなぁ、… (泣」
心の奥深く、いつもある気持ちを噛み殺し
痛みを涙に変える。
泣いたまま教室に行ったら、阿部ちゃんは心配してくれるかな、とか
泣いた姿を見られたくない、とか
色んな事を考えて結局は涙を拭い、教室に行く
佐「おはよー!」
心の暗い部分が滲んで、はみ出さないように
笑顔の仮面を着けて
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凄くポエムみたいになった。
はずかち😚(はいキモいです)
深夜テンションのポエムです🫶
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