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俺に話すこと、?別れよう、とか、、?そんなん、俺、生きてけねぇよ、、、


「ぁ、のな、」

細く掠れ、震えた声で口を開く

「おれ、は、」

「兄に、、」


抱かれたことがあるんだ


「だか、、、?」

「だが、これだけは勘違いしないで欲しい、」

「俺は、、」

「無理やりやられた。」

「は、?」

「俺には、2人兄がいるだろう?」

「おう、」

「最初は1番上の兄、夏季兄さんの方だった」

は、?え、?まて、まてよ、

「そして、あの、_______」

待てって、!

「ま、まて、、!」

「、?

「お前、最初はって、」

「あ、嗚呼、2回だ。上の兄と2番目の兄、1度ずつ」

「ぁあ、あ、あ話の、続きを」

「嗚呼、」

「あれは______」

___________________



















___________________

暑い夏の日だった。俺は、いつものように、ピアノの練習をしていた。すると、父に珍しく急用が入り、家には俺、兄さんの2人だけになったんだ。




「冬弥、頑張って立派なクラシックを弾ける人になろうな」

「、はい、夏季兄さん、」

「あまり嬉しく無さそうだな、」

「ぃ、いえ、とんでもありません、」

俺は、オメガだから、兄さんとは話しては、いけない、オメガの鬱陶しさが移る、と言われ遠ざけられてきたんだでもその日は、父が居ないのをいい事に気さくに兄さんは、話しかけてくれたんだ。


「〜!」

「〜〜〜、、笑」



どさっ、

「ぇ、?なつき、にぃさん、、、?」

「あ、?オメガの分際で俺に気安くはなしかけてんじゃねぇよ、?」

「っ、!?」

兄さんは、俺のことをベッド二押し倒すと、いきなり態度を豹変させた。俺と夏季兄さんは、7歳差だから、体格もかなり違った。その出来事が起こった時の俺の歳は、10歳、兄さんは17歳だ。力で勝てる訳もなく、










「ひぅ“、、ぁ“ッ、!い、、ッ、たぃ、ッ!」

「きゅうきゅう締め付けてる癖に!」

どちゅんッッッ!♡

「あ“、ぁ“う”、♡お“ぇッッ、、。」





それで、ここまで致してしまった。

__________________



















___________________

あまりにも惨い話だった。4年生で、身も発達仕切っていない頃に、ほぼ成人男性の力で押さえつけられ、全てを致す。考えるだけでも痛々しい。どのような家なのだろうか、あの家は、。

「秋蘭(あきら)兄さん、2番目の兄さんの話をするな、?」

そうだ。2人目もいるんだ。キツい、惨い、聞いてるだけでも吐き気がする位なのに、冬弥はそれを実際にされたんだ、2回も、

「ぉ、おぅ、」

「秋蘭兄さんは、俺がヒートの時に__」

___________________


















___________________

「にぃ、さ、ん、、?」

と俺が言うと

「っ!」

苦しそうにドアの前に倒れ込んだ。

俺のフェロモンの香りが部屋に充満していたからだろう。そうすると、ベッドまで来て、


がりッ!

と俺の腕を噛んだ。まだ、首では無かったから良かったものの、今、覆いかぶさられ、この前の夏季兄さんとの記憶が一気にフラッシュバックしてきた。もう、嫌だ、と思ったのに




ずぷぷぷ、、、♡

「ぁ、あ、♡」

ごぢゅんッッ!♡

「ひぁ“ッ!♡」

「冬弥、お前さ、誰かとヤった事あるだろ、?」

そんな図星な事を言われて、流石にやばかった。でも、もう、どんな事も考えられなかった。

「へぁ、?♡」

ばちゅッばちゅッばちゅッ♡

「あ“ッ、ぁッ、!♡ひぅ、ッッ、♡」




そして最後まで、

__________________


















___________________

聞くのが辛かった。

ぎゅっ、

とベッドに座り、2つの話を語った冬弥を抱きしめた。

「ッ、!」

俺の肩元が濡れた。冬弥の目から大粒の涙がぽろぽろと溢れてくる。この涙は今まで溜めてきた辛い事の、半分にも満たないのだろうと思った。冬弥の事を想った。辛かったよなって、痛かったよなって、でも、俺はそんな経験したことが無いから、気軽に

 


“無理すんな“


なんて言えない。俺が言える言葉じゃない

はずだけど、言った。更に涙が溢れた。

「俺が、全部消してやるから、な、」

ありがとう、

と一言、それでいい















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