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7 - kkvv/裏切り ※カプ表現なし

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2025年01月03日

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🎈サイド


🎈「…へ?」

ボス「だから… 」


俺はこーく。

とある組織にて2人組として平和に(?)殺し屋をやっている。

いや、やっていた。


…この瞬間までは。


言葉としては脳に入ってきているのに。

その言葉の意味も分かるのに。


脳みその理解が追いつかない。


ボス「…お前の相棒が、この組織の裏切り者だ。」


訳が分からない。

相棒が…裏切り…?


相棒…びびくんとはもう4年くらいの付き合いだと思う。

ずっと2人で活動してて…

最強ペアだって言われたのに…っ?


🎈「うそ、ですよね…?」

ボス「嘘ではない…私も信じたくないが…直接言われたんだよ…」

🎈「…どういう事ですか」


直接言われた、という単語が引っかかる。

まだガゼの可能性も…


ボス「…音声がある。聴け」

🎈「…はい」


ピッ…


️️️⛅️『あ、あー…聞こえてる?』

🎈「っ…」


ボスが持ったボイスレコーダーからは、しっかりと相棒であるびびくんの声が聞こえた。

この俺が間違えるわけがない…だって、ずっと一緒だったから…


️️️️️️⛅️『…俺は、組織の裏切り者のびびw今まで騙されててくれてありがと〜ww』

🎈「………」

️️️⛅️『だってあの時ーーーーー…?〜ー!』


…どんどん聞こえなくなってくる。

何も言えない。

本当に、出会った時から…俺は利用されてたんだ。

…なんで、どうして。なんて言葉じゃ足りない。


️️️⛅️『…あ、始末したいっしょ?だから…』


️️️⛅️『こーくが殺しにきて?w』

🎈「は…………?」


唐突に放たれた言葉。

…理解が…出来ない。

俺が…殺す…?相棒を……?


ボス「…という訳なんだ…どうか、殺しては…」

🎈「無理…無理です……!!!」


ボスの話を遮って叫ぶ。

この世で誰よりも大切で?ずっと一緒に生きてきた相棒を…!?

俺の手で殺せと…?


🎈「そんなの…!!」


ガチャッ


️️️⛅️「出来るよ、こーくなら」

🎈「…!」


急に近くで聴こえる相棒の声。

…もう俺は理解が出来なかった。


️️️⛅️「…こーく。おいで」


びびくんに手を引かれてボスの部屋を出る。

…こいつは、相棒…?

それとも、裏切り者…?


️️️⛅️「…この辺かな」

🎈「なに…が?!」


思いっきり手を引かれてびびくんに馬乗りになる。

…気がつくと、俺の手にはナイフが握らされていた。


️️️️️️⛅️「そっか、お前雑魚だから俺のこと殺せねぇよなww」

🎈「…煽ってんじゃねぇ」


裏切り者…殺さなきゃ…っ

でも、殺したくない…よ…?


️️️⛅️「殺して。相棒の願いくらい叶えろよ」


びびくんが迷いのない声で言ってくる。

…本人が、びびくんが言うなら…


覚悟を決めてナイフを振りかざす。


⛅️️️️「…生きろよ」

🎈「っ…」


やだ

やめて

なんでそんな顔するの


思わずナイフを取り落としてしまう。

画像


おれ…びびくんと…


🎈「ずっと一緒に居たいのにぃ…っ」

️️️⛅️「…!」


なんでそんなこと言うの

そんなこと言わないでよ

なんでお前は死ぬ前提なんだろうな…っ

️️️⛅️「…じゃあ」


️️️⛅️「一緒に死のう。こーく」


少しだけ笑うびびくんを見て、涙が溢れ出てくる。


🎈「…ぐすっ…ひっく…っ」

️️️⛅️「…泣いてたらわかんねぇぞ?w」

🎈「だって…だってぇ…っ」

️️️⛅️「…ん」


びびくんの胸に顔をうずめて、思いっきり泣いた。


俺は自分が死んででもいいから。

相棒と一緒にどこまででもいきたいから


🎈「連れてって…?」

️️️⛅️「…当たり前じゃんw」




━━━━━━━━━━━━━━━

ここちゃん(イラスト描いてくれた人)の意図じゃない使い方しちゃったかも…!殺し合いムズいね…

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