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マイキー視点
マ『今日から〇〇を梵天に入れる』
こいつは数日前に、親を失ったらしい。そしてオークションで売られていた。他の奴らは〇〇を受け入れてくれた。
数日後
〇〇『首領、終わりました』
こいつは仕事も早いし、家事全般出来る自慢の部下になった。だが、ある日を境に任務を失敗するようになり、段々皆から暴言、暴力をされるようになっていった。
春千夜視点
ある日、〇〇が任務に失敗した。俺は許せなかった。マイキーに信頼されている〇〇が失敗をしたからだ。マイキーの期待を裏切ったクズ野郎、俺はその日から〇〇に殴ったり蹴ったりを繰り返していた。
〇〇『ごめんなさい、ごめんなさい(泣)』
春『あ〜ダルッ💢』
ボコボコボコバコッ
殴っている間、〇〇はずっとごめんなさいと言っていた。悪いと分かっていても、マイキーの期待に応えられない奴は腹が立つ。
蘭視点
俺は〇〇が好きだ。これは仲間だとか部下としてとかではない。恋愛的に好きだった。でも、ある日を境に〇〇は精神的に弱っていった。俺はずっと心配だった。
蘭『〇〇ご飯食べよ〜?♡』
〇〇『すみません、後で食べます。』
〇〇はこう言っていつも食べていない。竜胆に相談しようかとも考えたが、竜胆は〇〇を嫌っていた。だから誰にも相談出来ない。
蘭『〇〇入るね?』
〇〇『だ、だめ!』
ガチャ🚪
蘭『…は?』
見た光景は俺にとっては最悪だった。竜胆や春千夜は多分何とも思わないかもしれない。でも、好きな奴が血流して、ナイフ手に持っているのを見てしまった。
蘭『〇、〇〇?ねぇ、手に持ってるやつ何』
〇〇『…(泣)』
〇〇『ごめ、なさい(泣)』
〇〇は謝ってきた。何で?俺が〇〇が辛いって事に気づいとけば、寄り添えばこんな事にならなかったのに。俺、最低だ。
蘭『〇〇ッ!(泣)』ギュ
〇〇『蘭ちゃ、(泣)』
そしてそのまま〇〇の部屋で寝ていた。
???視点
…は?俺から取るなよ。〇〇を俺から取るなよ(泣)せっかく〇〇を1人にさせたのに、俺のになるようにしたのに!取るなよ!俺の、俺の〇〇。