コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
⚠️注意
・BL(男性同士の恋愛)作品です
・教師×生徒(生徒は18歳)
・軽い接触描写や甘いシーンがあります
・AI(ChatGPT)と共同制作のフィクションです
第6話:ずっと追いかけるから
翌日。
湊は自分でも驚くほど、蓮の姿を意識していた。
(……いけない。
昨日のことを思い出してどうする。)
“触れたら止まれない”
あの蓮の声が、まだ耳にまとわりつく。
だからこそ今日は、誰より早く職員室に引きこもり、
生徒と距離を置こうと決めていた。
——のだが。
コンコンッ
湊「……どうぞ。」
湊の返事とほぼ同時に、扉が開いた。
蓮「せんせー!今日の帰りって空いてる?」
よりにもよって蓮だった。
湊「……藤咲。どうしてここに、」
蓮「せんせーの顔、見てぇから以外にある?」
即答すぎて、湊は深くため息をつく。
湊「藤咲、君は昨日——」
蓮「昨日のこと、気にしてんの?♡」
蓮は湊の机の前に立ち、
まるで“逃がす気ゼロ”の表情をしている。
湊は距離を置くように椅子を少し引く。
湊「……私は教師だ。
君と二人でいるところを見られれば、誤解される。」
蓮「誤解で済んだらラッキーじゃん♡」
湊「……藤咲、/ /」
蓮は机に手をつき、湊の目線の高さにしゃがみ込む。
陽の光が差し込み、
蓮の睫毛の影が少し揺れた。
いつもより、近い。
蓮「せんせー、昨日“触れたら怒る”って言ったよな?」
湊「……ああ、/」
蓮「昨日言った通り、怒られたくないから もう触れねぇよ。」
湊「……本当か?」
蓮「本当。」
そう言いながら——
蓮は湊の膝の横、ほんの数センチの位置に手を置く。
触れてはいない。
けれど、湊の身体はビクッと反応した。
蓮「……ほんとは触れたいけどな♡」
湊「やめろ/ / 」
蓮「触れねぇって言ったろ?♡」
蓮はにやっと笑いながら、
湊の反応を楽しんでいる。
昨日より強引なのに、昨日より優しい。
湊は少しだけ視線を逸らす。
湊「……藤咲。君は、どうしてそんなに…/ /」
蓮「せんせーが好きだからだよ。」
あまりにも迷いのない声。
蓮は立ち上がり、湊の肩越しに軽く身を屈める。
触れてないのに、息の距離が近すぎる。
蓮「せんせー、逃げんの……下手になったよな♡」
湊「……ッ、/ / 逃げてなどいないっ/ / /」
蓮「じゃあ、目そらすなよ♡」
湊は思わず顔をあげてしまった。
ち か ぃ ッ/ / / / /
あと少しでも動いたら、触れてしまうほど。
蓮の目はまっすぐで、熱くて、嘘がない。
――だからこそ、湊は震える。
湊「藤咲……、/ /私は本当に……困るんだ。」
蓮「困らせたいんじゃねぇって言ったろ。」
湊「じゃあ、どうして……」
蓮「困ってても、俺から離れようとしねぇじゃん。」
湊「ッ!/ / / / / /」
蓮は湊の反応を見て、静かに微笑む。
蓮「せんせーが逃げない限り……俺、ずっと追いかけるから。」
心臓を直接掴まれたような言葉。
湊はこらえきれず、椅子から立ち上がる。
湊「……/ / / / 藤咲、もう帰りなさい。
今日はもう…ッ/ /顔を合わせるのが限界だ、」
蓮「…、限界なら、明日また来るだけだし。」
蓮は軽く手を振り、
まるで“またすぐ会おうな”と言うように職員室を出ていった。
扉が閉まった瞬間、
湊は机に手をつき、深く息を吐く。
(どうして……、どうして、こんなに……)
距離を置こうとすればするほど、
蓮は湊の弱いところを正確に見抜いて近づいてくる。
そして湊は——
その追いかけ方に、もう抗えなくなりつつあった。
是非ハート、フォロー、コメントお願いします🙇♀️