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恋愛短編集
始まり~
今回ノベル型初めてなので暖かい目で
見て頂けたらなと思います。
キャラ『』と「」に分けてます
その他の人は【】です
ーー共依存ーー
蒸し暑い真夏、汗でシャツが肌にペタリと引っ付いていたそんな中でも
俺達は長々と続く道を 歩いていた
『あ”つ”い”~』
「暑いとか言うなよ~、僕も暑くなってきた気がするだろ~?」
『学校休もうぜ〜』
「駄目~、サボりで授業日数足りてないの僕じゃないし」
『サボらなきゃ良かった~“』
ミ”ーンミン”ミンミン”という蝉の鳴き声が
少々耳障りだった
ただでさえ暑さでイライラとしているのに
蝉まで煩いとイライラ所ではなく
暴れてしまいそうだ
『アイス奢れよ俺頑張るからさぁ』
「はぁ、仕方ないなぁ」
やれやれと仕方なく彼にアイスを奢った
パ〇コを半分にすると彼は僕の前に
片方を差し出した
『半分こ~』
子供のように無邪気に微笑む彼が
愛おしいと少し思ってしまった
『俺お前居ねーと生きてけなさそぉ』
彼は唐突にそう言い出す為
硬直してパ〇コを落としかけた
慌ててパ〇コを持ち直す
「何?急に」
『俺はお前居ないと生きてけねぇけど
お前は俺が居なくても生きてけそぉ 』
少し寂しそうにそう喋る彼の言葉を今すぐにでも訂正したいものだ
僕は彼にどれだけ執着してるのか
どれだけ好きか言わなきゃ分からないか?
「まぁ、僕しっかりしてるし自立できるからなぁ」
『ふーん…』
と少し気まずい空気感になった為
また学校まで歩き始める事にした
行き道に買い食いは馬鹿だと思ったが
なかなかに楽しかった
遅れるなら急がないという彼の意見を
尊重しての結果だ
『学校着いた~』
「次移動教室だってさ」
『俺別の奴と行くから』
「え?あぁ、そう」
少し寂しい気がした
何時も隣に居る煩い彼が居ない
僕はソワソワと落ち着きなく1人で
移動教室に 行く事にした
【ホントに良かったのかよ】
『まぁな、俺の有難みを分かってもらうのに丁度いいぜ』
とは言ったものの此方も少しソワソワと
していた、彼奴が1番面白くて
一緒に居ると楽しくて
好きだったから
「ねぇ、帰ろ……って居ない…」
何時もなら僕が声を掛けるまで席から
動く事があまりない彼が居なかった為
探す事もなく1人しみじみと帰る事にした
【俺完全に巻き込まれ要員だよな?】
『それの何が悪いんだよ』
イライラとしていた
俺が居なかったら探すと思えば
スタスタと帰りやがって…
彼奴まじなんなんだよ
俺の事ホントに 要らないのか?
両者共に焦りと苛立ちがあった
「どうにかしなきゃ」
『どうやったら』
『「彼奴の隣に居れるんだ」』
ーー共依存ーー
まじでノベルタイプ初めてなので
多めに見て欲しいです…
また次の話で
なう(2025/09/08 22:56:45)