テラーノベル
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一方走馬達は……
\キエァァァァァァア/
走馬「は、? 何この声…」
そう言って振り返ると奥からはものすごい速度で迫り来る何かが来ており
走馬「うわっ?! なんだコイツ?!」
男C「殺す殺す殺す!!」
そこにはモンスターと化した男Cがものすごい速度で迫っている光景が
走馬「は?! 」
男C「ドラ”ぁ”っ”!!」
物凄い速度で迫り来るモンスターに太刀打ちできずそのままパーカーのフードを捕まれ物凄い速度で引っ張られ…
走馬「ぬぁぁぁぁぁ?!?!?」
突然の出来事に驚きを隠せずただただ叫び
男C「ゴミは掃除だァ”ッ”ッ”!!!」
ドガァァァァン!!!!
轟音と共に走馬の体はコンクリートのビルに勢いよく打ち付けられ
走馬「あ、あぁ”……ぁ」
男C「おいおいもう瀕死かぁ〜?
クソ兄ちゃんよォ” ッ”ッ”!!」
ガッ!!
そう声を荒らげて言うと走馬の腹を思いっきり巨大な拳で殴りつけ
走馬「──ウグッッッ────」
男C「へァ”ァ”ァ”ッ”ハ”ッ’ハ”ッ”ハ”ァ”!!」
そう高笑いして走馬を手から話してドサッと下に落とし
男C「ひぇぁ〜、スッキリしたぜェ………」
???「オイそこのモンスターさんよ」
男C「ぁ?……」
???「オラァッ!!」
バギッ
突然現れた謎のガタイのいい男は瞬間的にモンスターを不意で殴りかかり
男C「ブガァッッ?!」
ブォンッ!!
するとパンチの反動でモンスターは回転しながら勢いよく吹き飛び
???「おいお前、大丈夫か?」
走馬「あ、お…おぇ?」
クラクラしながら上半身のみを起き上がらせ
???「そうだ、まさかあのモンスターと決闘でもしてたか?」
走馬「し…してない…襲われたんだよ…」
???「成程…なら尚更許せねぇな…」
走馬「と、ところでおっさん誰…?」
???「俺か?俺はなぁ…」
「ストロング・フィストだッ!!」
男はニカッとした顔でそう言い放ち
走馬「な、なるほどな…」
フィスト「ところで…あの野郎、俺がせっかく丹精込めて作った濃厚とんこつラーメンの汁を衝撃波で数滴こぼさせやがって…
挙句の果てには民間人を襲うとは尚更許せんなぁ…!!」
走馬(まさか…こいつがまさか特殊部隊ってとこの…!!)
男C「ダ、ダズゲデ…」
すると人の状態に戻った男が這いつくばって彼らの方へ向かい
フィスト「うるせぇ、お前は駆除される様なことをしてんだよ、助けを求めるならそこに居る救急車と警察に頼むんだな」
男Cの胸ぐらを掴んでジッと睨みつけそう言い放ち
走馬「救急車って…俺も助かr……」
フィスト「ん?どうした?お前も怪我してるんだからとっとと行ってこい」
走馬「ダメだ… 俺の仲間がまだもう一体のサイバーモンスターと…!!」
フィスト「なんだと?! それをもっと早く言え!!」
話を聞くや否や、走馬を担いで飛鳥達の居るであろう音のする方へ走り出し
走馬「またこのパターンかよ、!!」
フィスト「おい少年!! そのモンスターはどこら辺にいたんだ!!」
走馬「ここを真っ直 ぐ進んですぐだ、!!」
フィスト「ほほぅ、ならこうだッッ!!」
ブォン
走馬「んなぁァァァァ?!?!」
するとフィストは担いでいた走馬を勢い良く飛鳥たちの方向へ飛ばし
フィスト「そしてこうだアッ!!」
そう言うと謎の箱を相馬より早い速度で投げつけ
走馬「ちょっとオッサン!! 俺死ぬだろこれよぉぉ!!」
バホン
走馬「うわっ、あれ? 怪我もしてない…」
フィスト「ハッハッハ、そうだ坊主、今俺が投げたクッション材で壁に当たってもダメージが無かったのだ!!」
走馬「いや当たるも何もまず俺を投げんなこの野郎!!」
フィスト「すまんな、がしかし…これで1つ得られたものはあるぜ」
走馬「は、?」
すると相馬の横から巨大な陰とネオンの光が…
走馬「え…まさか、?」
恐る恐る横を見ると…
男A「お前も戻ってきたかぁ…これで同時ダブルキル出来ちゃうねぇ…!!」
走馬「何がダブルキルだこのアホが!!」
飛鳥「ちょっとアホ!! そいつから離れなさい!! そいつの粘着質のやつに当たったら動けなくなるわよ!!」
走馬「なにっ、?!」
ダッダッダッ
走馬「ハッ?!」
フィスト「うォォォ!! 」
男Aが近寄る中隙間からフィストが物凄い勢いで走って来て
男A「誰だァ”テメェ?!」
フィスト「俺はなぁ……ストロング・フィストだァッッッ!!」
バヂゴォォォン!!
男A「ブゴァァッッッ((((」
物の15秒程度で強烈なパンチをモンスターにぶちかまし
走馬「オッサン強っ()」
男A「あ、あぁぁぁっ………」
殴られた後モンスターの身体から元の人の姿に戻り
飛鳥「モ、モンスターが人に戻った……」
フィスト「っし…嬢ちゃんと坊主、怪我はねぇか?」
飛鳥「私は無傷だけど」
走馬「えっと…ちょっとカスったけどまぁ大丈夫だ」
フィスト「なるほど、ならこれ貼っとけ、あと嬢ちゃんをその気色悪いベトベトから剥がしてやらんとな」
走馬「なにこれ、布?」
フィスト「そうだ、お前少しカスったとこ血出てんじゃんか
それで止血でもしとけ」
走馬「お、おう…サンキュな」
飛鳥「ちょっと!! 早くこれどうにかしてよ!!」
フィスト「分かったから落ち着け帽子の姉ちゃん」
走馬「にしてもお前何されたんだよ、めっちゃ手足ベトベトじゃん」
飛鳥「ふんっ、別に ただ戦ってる時に邪魔が入っただけよ」
フィスト「うっし、これでOKだ」
そうこうしているうちに粘りを全て剥ぎ取り
飛鳥「ありがと、てか手足ベトベトで気持ちわりっ…ガチ無理あのクソ男…燃やしてやろうかしら…」
フィスト「落ち着け、判断を間違えるなよ」
飛鳥「はいはい、てかオッサン誰?」
フィスト「俺はストロング・フィストだ」
飛鳥「へぇ〜、じゃぁラーメン臭いしラーメン男で」
フィスト「お前あだ名のセンスないな、ラーメンなのは間違いないがな」
走馬「なんなんだこの2人は……」
ウー⤴ウー⤵ウー⤴ウー⤵
すると遠くから警察の音が鳴り響き
フィスト「ケッ…警察か…」
飛鳥「とりあえず基地の方行くわよ」
そう言って走馬を引き連れて基地へ向かい
走馬「うぉあっ?!」
飛鳥「タラタラしない!! ほら行くわよ!!」
そう言って相馬の手を掴んで走り
フィスト「はっ、随分クレイジーな姉ちゃんだな」
そうしてその場からは全員撤収し倒されたサイバーモンスターだけが残され
「………………。」
???「この役たたづめ…」
ジジッ…「ー聞こえるか?ー」
???「えぇ、聞こえてるわ」
「ー薬を投与した2人はどうなった?ー」
???「どっちも全滅、命だけはあるみたいね」
「ーなるほど…それじゃぁ帰還しろ、愛ー」
愛「了解、」
ジジッ
愛「……あの髪色…邪魔が来たわね………飛鳥…」
バラバラになった3人とその背後に現れる謎の眼帯を付けた緑髪の少女…行先はいかに
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