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「じょ、女装で侵入調査?」
「はい。他のメンバーも困っていて、 どうしてもお願いしたいんです、!!」
おいおい、女装とか俺やった事ねーぞ…?
調査依頼で訪ねてきたこの女性は、どうやらガールズバーに勤めていて最近よく来る客がセクハラやら盗撮やらで困っていたらしく、頼れる相手もいないので俺に調査依頼をお願いしたいとの事らしい。
「やっぱり…ダメですよね… 」
「…分かりました。その依頼、引き受けますよ。」
「…!!本当ですか、?!」
「ええ。困ってる人を助けるのが探偵ですからね」
「ありがとうございますっ!!!」
「でも僕、女装しても似合いますかね…(笑)」
「もちろんです!!工藤さんはスタイルもいいし美しいお顔をしてるので絶対似合うと思います!!」
「ははっ。そんなに褒めて下さりありがとうございます。」
そう言いながら彼は軽く微笑む。
「あ、もちろんメイクやその他諸々は私がしますのでご安心してください!!」
「ありがとうございます。知り合いとかにお願いするのは少し勇気が居るので助かります(笑)」
「やっぱりそうですよね(笑)すみません、こんな依頼お願いしちゃって」
そう言いながら彼女は申し訳なさそうに謝った。
そりゃもちろん女装で侵入調査は抵抗があるが、女性が困っているのだ。放っておけるわけが無い。
「大丈夫ですよ。僕も女装で侵入調査は初めてで多少緊張はしますが、それで女性の悩みが無くなるのならこれぐらい平気です(笑)」
「工藤さん……本当にありがとうございますっ!!工藤さんがいい人で良かったです!!」
「ふふっ。そう言ってもらえて嬉しいです。後は手続き諸々ありますのでこちらに。」
「分かりました。」
「ふーん。女装で侵入調査ねぇ。」
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す、すげえ…これほんとに俺か……?
「凄いですね、本当に女の人に見えます。(笑)」
「工藤さんの元の顔がいいからですよ!!凄い綺麗ですね…!」
「そう言ってくれてありがとうございます。自分でもびっくりしました(笑)」
「やっぱりびっくりしちゃいますよね(笑)」
新香さんー!!ご指名です!!
「早速来ました…!!工藤さん、お願いしますね、!!!頑張ってきてください…!!!」
「任せてください。! 」
って言っても俺あまり演技に自信ないんだよな…
「初めまして。ご指名ありがとうございます。新人の新香です!」
「新香ちゃんかあ。君可愛いね。よろしく」
サワッ…
(うわ、こいつ早速触ってきやがった。早く証拠集めてこの任務終わらせないと…)
「お名前なんて言うんですか?」
「健二でいいよ」
「了解です!健二さんですね!」
「新香ちゃん飲みたいのある?おじさん今日は沢山貢いであげるよ(笑)」
「う〜ん、 新香あまり詳しくないから健二さんのおすすめがいいな?」
「仕方ないなあ。おじさんのおすすめは……」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
俺の恋人、工藤新一は探偵をやっている。数々の難事件を解決させ、日本警察の救世主や平成のホームズなど呼ばれるほどの名探偵だ。そんな彼は今、女装し侵入調査を行っている。
恋人のこの俺に内緒で。
俺に隠し事なんて出来るわけないのに。
大切な大切な恋人に内緒で女装調査とかいけないことをしている新一に腹が立った俺は、こっそり女装して侵入し彼を見張っていた。
「初めまして。ご指名ありがとうございます。新人の新香です!!」
「新香ちゃんかあ。君可愛いね。よろしくね。」
(あのオヤジ…俺の新一にベタベタ触りやがって!!)
「お名前なんて言うんですか?」
「健二でいいよ」
「了解です!健二さんですね!」
「新香ちゃん飲みたいのある?おじさん今日は沢山貢いであげるよ(笑)」
「う〜ん、 新香あまり詳しくないから健二さんのおすすめがいいな?」
「仕方ないなあ。おじさんのおすすめは……」
(…これは家に帰ったらお仕置き確定かな )
(こんな調査引き受けた新ちゃんが悪いんだからなっ!!)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「……よし、綺麗に落ちました!!」
「ありがとう、蓮香さん。ドレスはクリーニングに出してから返しますね。」
「了解です、!!本当に今日は色々とありがとうございましたっ!!!」
「いえいえ。それじゃ僕はこれで失礼しますね。」
「あ、車で送りますよ!!」
「お言葉に甘えたいところだけど……帰る途中寄るところがあるから歩いて帰るよ。せっかく言ってくれたのにすみません。 」
「あ、そうだったんですね、!!了解です!!大丈夫ですよ!!お気をつけて帰ってくださいね、!!」
「ありがとうございます、!それじゃ失礼しますね。」
あー、流石にちょっと疲れたな……てかあのおっさん触りすぎだろ。快斗にバレたら終わりだぞ……
まぁ、証拠も純分揃ったしこれでもう大丈夫だろ。
トントン
「ねえ君。 」
「へっ、僕ですか?」
さっきの客…!!た、たまたまだよな…?
「もちろん。君、工藤新一君だよね?」
「人違いじゃないですか。」
「絶対新一君だよね。さっきの新香ちゃんも」
っ!!やっぱりバレていたのか…!!!
「違いますってっ!いやッッ!離せッ!!!」
「これ、世間にバレたらどうなっちゃうかなあ?」
「あの工藤新一が女装してるって、マスコミに漏らしちゃったらどうなるかな?」
「お前ッ!!」
こいつ… 分かって聞いてるだろッ!!
くそっ、こういうことになるなら最初から快斗に話しとけばよかった…!!!
「おっさんさー、こんな道のど真ん中で何してるの?」
快斗?!?!どうしてここに…!!!
いや、今はそれどころじゃない…!!!
「快斗っ!!!!」
「?!?!お前は誰だっ!!」
「今はそんなことどうでもいい。ごめんだけど
、俺の新一だから返してもらうよ。」
パッチン
「なにっ?!うわあっ!!なんだこれっ!!」
おじさんは快斗のマジックで手足が縛られ、身動きが取れなくなっていた。
「うちの新一を襲おうとしたあんたには縛っててもらうよ」
「それに、そんな汚い手で新一に触んじゃねぇ。」
「汚れるだろうが」
「ヒェッ……」
や、やばい。こいつめちゃくちゃブチギレてる、、。
俺もしかして今日腰死ぬ?ああ…さよなら俺の腰……
「か、快斗………」
「新一。警察も呼んだし、帰ろっか」
その時の快斗の笑顔は、明らかに笑っていなかった
♡おわり♡
.おまけ.
「おい快斗、俺の腰が壊れたんだけどどーしてくれんだ」
「てへっ。新ちゃんが悪いんだからねっ!!俺に黙って危ないことするんだから」
「ヴッ…で、でも!!」
「あーあ。新一くんはまだ反省していないよーだね」
「こりゃきっちり仕込まないとダメみたいだね♡」
「はっ?ちょ、快斗、!!待つんだ!!俺が悪かったから!!まて!!」
「またなーい。新ちゃん。俺ともう1回楽しいことしよーね♡♡」
.
ほんとに文章下手くそですみません(T T)
もしかしたら後から非公開にするかもです…!黒歴史だけは避けたいのでね!!!
最近DCにハマったのでキャラの口癖とかおかしいかもです…見逃してくれたら嬉しいです…
最後まで見てくれてありがとうございます.⋆𝜗𝜚