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誰も居ない 、 暗くて孤独なセカイを 歩いて行く 。
『 何で誰もいないの …? 』
泣きそうになるのを グッと堪えて 、 ただただひたすら 歩いて行く 。
『 ……怖い 、 ッ…誰か……! 』
つい 、 ポロリと本音が零れてしまう 。
『 矢駄 … 一生 、 此処に 居なくちゃ行けないの …? 』
私はスマホを ぎゅっと握りしめる 。
何故かと言うと 、 untitled(悔やむと書いてミライ)を 止めても現実世界に 戻れないのだ
『 何で 、? 壊れてるんじゃないの …!? 』
私は 床に座り込む 。
するとふと 、 湖が 目に入った 。
手で水をすくっても 、 不思議と手は濡れない 。
それなら __
私は 湖に思いっきり飛び込んだ 。
『 ッ… 』
( お願い … 今度こそ 現実世界に …! )
薄目を開けると 、 湖の底だった 。
( …って 、 そんな事しても 無駄よね 。 )
上に戻ろうとする 。
…でも 、 何故か上に上がれない 。
( !?何で…ッ…! )
どんなに手足を動かしても 、 体がピクリとも動こうとしない 。
『 ッ … か゛は゛ッ… 』
息が 苦しくなる 。
意識が 遠くなって行く 。
死 を覚悟した 。
……気付けば意識は 無かった 。