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✧• ───── ✾ ───── •✧

 

 

また 目を開ける 。

 

 

 

ゆっくりと 体を起こす

 

 

 

目の前は 、 また 何も無いセカイだった 。

 

 

誰も居ない 、 暗くて静かなセカイ 。

 

 

 

『 …また 、 だ…… 。 』

 

 

泣きたくなるのを グッと堪えて 。

 

 

再び歩き出した 。

 

 

untitled 、 悔やむと書いてミライを 止める事も出来ないから 、 ただ私は 歩くしか無い 。

 

 

( …一生セカイに居なきゃ行けないの… ? )

 

 

『 そんなの …ッ……! 』

 

 

ポタポタと 涙が垂れて 、 床に小さな 水溜まりが出来る 。

 

 

 

『 ……誰か …、 』

  

 

すると突然 、 目の前が光出した 。

 

 

『 …えっ 、 !? 何 …? 』

 

 

そして光が消えて __

 

 

「 …絵名、いらっしゃい 。

来るのが 遅くなっちゃって ごめんね 。 」

 

 

目の前に居たのは 、 見た事が無いリンだった 。 

 

 

いつものセカイのリンとは違って 、 優しくて暖かい声色 、 姿で 。

 

 

 

『 り 、 リン…なの 、 ? 』

 

 

「 うん、そうだよ 」

 

 

 

『 ね 、 ねぇ …此処は何処 !? 』

 

 

「 絵名の想いで出来たセカイだよ 」

 

 

『 え …元のセカイは !? 』

 

 

嫌な予感がした 。

 

 

「 ……消えた 」

 

 

『 え … ? 』

 

 

「 …絵名の存在はセカイから消えたよ 」

 

 

『 は…? 何 、 言って…… 』

 

 

「 ……だから絵名は もうずーっと此処に居るしか無いね 。 」

 

 

リンは にやっと微笑む 。

 

 

『 や 、 矢駄 … 消えたくない…… ! 』

 

 

「 そんなの駄目だよ ? …もう消えたんだから 、 私と一緒に一生このセカイに居ようよ 」

 

 

リンは私に向かって 手を伸ばす 。

 

  

 


「 ……此処なら 、 誰も来ないよ? 」

 

 


孤 独 な セ カ イ

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コメント

2

ユーザー

絵名のセカイが出来たって事は、何か想いが揺らぐ出来事があったって事だよね… 絵名、何があったんだろ?

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