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kz side
隣にsyが居る。俺の家への帰り道にsyが居る。それだけでいつもより幸福感が何倍もあって口角が上がってしまう。
sy『kz嬉しそうだね』
kz『まあね、可愛い彼女とお泊まりだからね』
syと普通に繋いでいる手を、恋人繋ぎに変えて、そう口説いてみるとただでさえ少し赤かったsyの顔が一段と赤くなる。
夜道の街灯に照らされて、syの顔がよく見える。俺の一言で顔を真っ赤にしてしまうsyが愛おしい。
俺の家へ着き、家に入らせるととりあえず後ろから抱きしめてみた。
sy『わっ、』
〃『びっくりした…なにkz』
kz『俺の家にsyいるのなんか嬉しい』
sy『ぱっとそういうこと言えるのほんとにキザだよね。kzって…//』
そう言うsyの顔は赤く染まっていて、今日はよくsyのそんな顔を見る。そんなsyが可愛くて 耳元でsyの名前を呼んでみると、syの身体はびくりと跳ね、肘で横腹をつつかれる。
sy『変態…//』
kz『…かあいい』
つつかれても懲りずに、後ろから抱きついていたら…
sy『お腹すいたから、ご飯食べよ…?』
syがぐいっと俺の方を向き、上目遣いでそうお願いをしてくる。
kz『syってほんとずるいよな…』
sy『んえ…?』
syはアメジストのような瞳を揺らし、不思議そうに俺を見つめてくる。その間も上目遣いで俺のことを見上げてくるので、syのその可愛らしい仕草と顔に胸がドキリとする。
kz『何か食べたいものある?』
sy『kzが作ってくれるの?』
そう俺が問いかけると、syは嬉しそうな顔でこちらを見る。
kz『まあ、作れるものなら』
sy『じゃあ、オムライスがいい』
syの口から出る珍しいチョイスに少し不思議に思うが、彼女のためなら作らないわけがない。
リビングのソファに座って料理を待つsy。そんなsyからすごい視線を感じるのだが…
kz『なあに、sy…そんなに見て』
sy『んえ、?…俺の彼氏かっこいいなーって』
澄ました顔でそんなことを言うsy。俺にキザだなんだ言った癖に、syもキザじゃん!…と心の中で叫んでおいた。
野菜を切る音、コンロの火をつける音そんな料理の音の数々が部屋に響く。
いつもは適当に済ませる料理も恋人に作るとなったらモチベーションが違う。syが俺の料理を口いっぱいに詰め込んで、膨らむ頬とか…。美味しいとはにかむsyの笑顔が優に想像出来る。
sy『___…。』
syが、ぽろっと言葉を零した。その言葉は部屋に響く料理の音で掻き消されてしまって、俺は、『ん…?』と軽く聞き返す。
すると、syはすたすたと俺が料理をしているキッチンの方へ向かってくる。部屋にはぺたぺたとsyが歩く音と料理の音だけが響く。
sy『ん、んん…』
俺の方へ来たかと思うと、syは料理中の俺の背中に抱きついてきた。
これが俗に言う料理中のいちゃいちゃなのか… と少し感動していると、甘えたな声を出しながらsyが俺の肩にすりすりと顔を擦り付けてくる。
kz『なあに、sy。今日甘えたなん?』
sy『ん…ぎゅーして欲しい、』
いつもは冷静沈着クールに見えるsyが俺に滅茶苦茶甘えてくる。猫のようにぐりぐりと顔を擦り付けてくる。まるでマーキングをするように…
kz『もー、甘えんぼだな』
俺は料理をする手を止め、syの方へと振り向き優しく抱擁する。
kz『手触っちゃだめだからな』
sy『んんん、っ…』
syは俺の胸に顔を埋め、全力で甘えてくる。なかなか甘えてくることのないsyからのおねだり正直なところ、いますぐにでも…
syの髪の毛をわしゃわしゃ撫でて、抱きしめてめちゃくちゃに甘やかしたい。
kz『ほら、ご飯作るからソファで待ってて…?』
そう言うとsyは顔を上げ、不服そうな紫色の瞳が俺を捕らえる。
不服そうにしながらも、syは従順にソファに戻り、また俺に熱い視線を送る。
kz『出来たよ〜。sy〜』
そう呼びかけてもsyからのいつもの低い返事はなかった。
そして、配膳する手を止めてソファの方へ目を向けるとsyはそこにしっかり座っていて…でも、その首はかくかくと上下に揺れている。
kz『sy眠い…?』
ソファへ行き、syの横に座り、そう問いかける。すると、syは眠そうな目をこちらに向け、擦りながら『んー…』といつもの低い返事を繰り返す。
kz『ご飯食べらんない?』
sy『たべる…ぅ、』
そう…眠そうな目を一段と擦り、頑張って起きようとする。syの身体は眠いからか体温が上がっていて触れると暖かい。
sy『kz…手冷たい、』
冷たい。なんてそんなことを言いながらも俺の手に擦り寄ってくるのはなんのツンデレなのか、そんなことも考えたがとりあえずそんな仕草も愛おしくてたまらない。
sy『抱っこ…』
俺がソファから立ち上がると、後ろからくいっと服を引かれ、syにそう言われる。
kz『甘えんぼだな〜…w』
syからそんなことをおねだりされる事は、なかなかないからか、俺の口角は緩みっぱなしだった。
今まで意識したことはなかったが、過去の記憶も掘り起こしてみると、そういえばsyは眠くなると甘えたになるのだと思い出した…。
sy『ん、!』
そんなことを思考していると、syは不服そうに頬を膨らませ、俺に両手を広げてくる。
kz『はいはい』
ひょいっと抱き上げ、『軽いなぁ…』なんて言うとsyは嬉しそうな声を出して笑う。
抱き上げたsyを、ダイニングテーブルに連れて行って優しく椅子に下ろす。だが、椅子に下ろそうとするとsyは『もうちょっと…』と言い、俺の首に腕を回し、椅子に座ろうとしない。
嫌だ嫌だと、イヤイヤ期の子供のように駄々を捏ねて俺から離れようとしないsyが可愛すぎて、俺も離したくはなかった。syが嫌だ嫌だと駄々を捏ねて首を振る度、syの柔らかくふわふわした髪の毛が俺の首筋にあたり少し擽ったくもあるが、それもまた愛おしい。
kz『だーめ、ご飯冷めちゃうから』
俺が心を鬼にして、syを無理やり椅子に座らせると、少し悲しそうな顔でこちらを見てくる。
kz『ご飯持ってくるから待ってて…?』
そう言い、syの綺麗なピンク色をした柔らかい唇に優しくキスをした。ちゅっ…とリップ音が部屋に響く。すると、syは嬉しそうに、はにかんだ笑顔を見せる。
食事時、やはりsyは小さな口で俺の料理を精一杯頬張り、『おいしい』と可愛く笑いながら、もきゅもきゅと可愛い効果音が付いてしまいそうな食べ方をする。
kz『かあいい…』
kz『ほっぺにお米ついてるよ?…sy』
sy『ん…?』
頬についている米にすら気が付かないほど、俺の料理を頬張るsy。そんな姿に嬉しさ以上に愛おしさが込み上げてくる。
sy『どこぉ…?』
どこに付いているか分からず、指先で一生懸命探すsyを差し置いて、俺はsyの頬についた米をつまみ上げ、口の中に放り込む。
syは、そんなことされると思っていなかったのか、それとも恥ずかしいのか、顔を赤く染め上げ『ほんとkzって…』と、いつもの優しい目を細め、こちらを見る。
食事も終わって満腹になった。さて、食器を洗おうかと片しているとsyが『俺がやる』と制止してきた。 お言葉に甘えて、食器洗いは任せることにした。
食器がかちゃかちゃと音を立てている。
ふと、syと同棲したらこんな感じなのかなと考える。それを考えるだけで幸せで口角が緩む。
ぺたぺた___
可愛らしい足音がこちらへ近付いてくる。目の前に影ができ、『sy、ありがと』なんて言って抱きしめようとしたが。先にsyはソファに座る俺と対面で、抱き着いてきた。
kz『うお、sy強い…』
ぎゅーっと強く抱きついてくるsyに『少し離して…』と諭すと案外すんなり力を緩めてきた。そのままsyの顔が見えるように俺の体から離そうとすると…
sy『ゃ……』
syの顔は、俺の肩に置かれていて絶対に見える角度ではなかった。でも、syの可愛い顔が見たくてsyのワインレッドのふわふわした髪を優しく絹糸のように戯ける。
kz『可愛い顔見せてよ』
〃『こっち向いてくれないの…?』
sy『……』
これだけ言ってもsyは嫌そうに、黙って俺の肩に顔を埋めているだけだった。
kz『sy〜?…syくーん、?』
〃『どうしたん。眠い?…しんどい?』
syの背中を優しく諭すように摩る。
_____ッ、
kz『sy…、?』
ᴛᴏ ʙᴇ ᴄᴏɴᴛɪɴᴜᴇᴅ___
⋆˳˙ ୨୧…………………………………୨୧˙˳⋆
本当は、昨日出す予定だったんですけどね🙃 書いてたら意外と長くなっちゃって…
1話、3〜4000字。最低3000字で書いてるので時間掛かりがちです🥲︎
今回は日常らぶらぶ要素満載でお送りしました!
早めに更新できるように頑張るのでモチベ下さい。
.:° 🌾🌾╰(ˇωˇ )╯🌾🌾;。:*
コメント
2件
もーー糖度高めのらぶらぶありがとうございます👶🏻🩷糖尿病になりました悔いはありません😻❤️毎回3000文字なの尊敬です😭😭無理のないように、、‼️🥲 syuさんヒート前だからあまあまなのかな⁉️という私の脳内が言っております🍀*゜どちらにせよもぐもぐsyuさんかわいいので𝑨𝒍𝒍 𝒐𝒌𝒂𝒚です🥹💘⭐️
マジ最高です!! かざしゅうの小説最近見れてなくて回復できました!!(?) 続きも楽しみにしてます!! しゅうとさん何があったのか、、、🥺 無理せず頑張ってください!!