どうも!大馬鹿者の黄粉です…
過去に起きたことに目を向けたって今が変わる訳ではないので反省を精一杯してまたフォローしてもらえるよう頑張ります!
〜いままでの流れ〜
1話 :ゾムとご飯食べに行きました。腹から血が!?
2話:らっだぁ15年ぶりに学校へ行く。
3話:ゾム!学校へ不法侵入!!
4話:今世ではぺいんとが親友です!
5話:照れるぺいんとはかわいい。
6話:ゾムと最悪のタイミングで!?
7話:らっだぁをお姫様だっこするぐちつぼ
8話:ぐちつぼ対ぺいんと らっだぁの取り合い!
9話:ぺいんとさん授業はちゃんと聞きましょう。
それでは!
スタート!
zm side
4時間目お昼のチャイムが鳴る頃。移動教室から帰ってきたらっだぁを2-2の窓から眺める。
隣には今朝、らっだぁと手を繋いでいた男が歩いていた。
(アイツと居る時の方が楽しそうやな…
この前、転生の話をしようとするときよりもニコニコと仲睦まじい様子で幼馴染と言われても信じてしまうような様子だ。
俺はこれ以上見ていたら憎しみで狂ってしまいそうになるため、溜め息をつきながら席を立つ。
zm side
俺はほぼ満席の学食の端の方で唐揚げ定食を黙々と食べる。
俺の座る席は4人席。しかし、前、横、斜め、悲しいことに全て空席だ。その時、テーブルに同じくほかほかの唐揚げ定食が置かれる。
らっだぁ「隣いいですか…?」
らっだぁだった。少し湿った思いを内に秘めていたため、よそよそしい態度のらっだぁに涙目になってしまう。
「おう…全然ええで!」
前世と打って変わって着崩す事なく綺麗に着ている制服、そして言葉遣い。配信で鼓膜破る奴とは思えない身なりだ。
今世で問題児、言わばヤンキーとして確立している俺にも話しかけてくれるし…
もっとs………いやなんでもない…
(あ、!そう言えば前聞けなかった転生の話!!
俺は意気揚々とらっだぁが唐揚げを口いっぱいに入れているのを気にせずぶっ込む。
「なぁ!らっだぁ!」
らっだぁ「ふぇ?ふぁふぃ?」
最悪のタイミングで聞いてしまった。なんで1番喋りにくい状態の時に…!!
悔やんでも仕方ないので、らっだぁがご飯を喉に通すのを待つ。
「あの…ゆっくりで良いから………すまんな。」
らっだぁ「ん゙ん゙!ごめん!聞きたいことって…?」
「あの…お前も………」
いざ言うとなると喉に言葉が詰まって出てこない。本当にこんなこと聞いていいのか、もし転生してなかったら、そんな不安が俺を煽る。
(でも…今しかチャンスないしな…
俺は勇気を振り絞り口を開ける
「………転生したんか?」
rd side
その言葉で俺に雷以上の衝撃が走る。
(どうしてこいつが…?
(いやまずなんで俺が転生したって知ってる?
色んな考えが俺の中を巡るが、1つの事象で全ての疑問を解決していく。
それしか考えられない。まず転生前、俺はゾムと同じ場所同じ時間に死んだ。死因もほぼ一緒だ。
それなら同じ世界線に転生したっておかしくはないだろう。
しかし、俺は馬鹿正直にこの事を話すかどうか悩んでいる。
ゾムが俺の居ない所でベラベラと転生したことについて話している可能性があるからな。
(よし!これならいいだろう!
(俺は嬉しいことに財力はたっぷりあるからな!
そうして、俺は固く結んだ口を緩める。
「あぁ…そうだよ」
ゾムは安堵した表情を浮かべる。
しかし、次の言葉でしかめっ面になるだろう。
「ただ、この事実を周りに言いふらされたくないからな」
「ん?つまりどういうことや?」
「これから、”俺の護衛として一緒に住まないか?”」
何故かゾムは間抜けに口を開けたまま頬を赤に染めていた。
見てくれてありがとうございました!
こっちの方でどれだけの方が見てくれるか分かりませんが、前と変わらないスタンスで活動していきますのでご心配なく!
それでは!
またね!!
next♡1300
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