逆行した糸師凛
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ジョイントルーム
凛「……(なんで兄貴がブルーロックに…?前世では来なかったのに…そうか…潔達に会いに来たんだ…潔はU-20の時最後に点を決めたし、士道だって…兄貴に選ばれた…他の奴らだって、兄貴が必要としてるような実力を持ってる…俺は欠陥品だから、完成品のあいつらには敵わない…じゃなきゃ…兄貴がここに来る理由なんてないんだ…)」
冴「……(凛はどこだ…俺は凛に会うためだけにわざわざブルーロックに来たのに凛が見つからねぇ…U-20の後、凛に酷い事を言ってしまった事を謝って…あの雪の日の事も謝りてぇのに…)」
カイザー「おい冴」
冴「ビクッ…あ?」
カイザー「話聞いてるのか?」
冴「あ…あぁ」
ネス「その感じだと聞いてませんでしたね」
冴「……」
シャルル「凛の事?」
カイザー「凛って冴の弟だったよな」
ネス「そうですね」
冴「なんでテメェらが凛を知ってんだよ」
シャルル「だって同じチームだし」
ネス「前に会った事ありますからね」
冴「チッ」
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凛「ブツブツ…」
時光「り、凛くん…」
凛「ビクッ…どうした」
時光「大丈夫…?ずっと何か言ってたみたいだけど…」
凛「なんでもない…」
蟻生「1人で考え込むのはノットオシャだな、何があった」
凛「ただの兄弟喧嘩だ、なんでもねぇよ」
絵心「あーぁー…やぁやぁ才能の原石共よ」
凛「……」
絵心「用件は分かってると思うから単刀直入に言うけど、今日から糸師冴がブルーロックに参加する、基本的にスペイン棟にいるから、スペイン棟以外の奴は糸師冴に会いたかったら各マスターに申請してね、以上、この後は好きにしていいよ」
凛「はぁ…ボソッ」
潔「凛!」
凛「なんだ…」
蜂楽「?凛ちゃん、何か顔赤くない?」
千切「熱か?」
凛「なん…でもねぇ…フラッ…バタッ」
時光「凛くん!」
凪「凛やっぱり熱あるよね」
玲王「とりあえず医務室に運ぶぞ(凛をお姫様抱っこする)」
凪「潔達はマスターに報告しといて〜」
潔「おう!」
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医務室
凛「ん…」
凪「あ、凛目覚めたんだ」
凛「ッ…ズキッ(やべぇ…頭痛ぇ…)」
凪「まだ寝てないとダメだよ〜39.0も熱あったんだから」
凛「…ありがとな…助けてくれて…(ベットに横になる)」
凪「1番最初に気づいたの潔達だけどね」
凛「後で礼言っとかねぇとな」
凪「じゃぁさ」
凛「?」
凪「俺の頭撫でてよ、お礼の代わりに」
凛「……」
凪「(なーんて、冗談だけど…)」
凛「ナデナデ」
凪「え…//」
凛「?撫でてほしかったんだろ?」
凪「いや…そうだけど…///」
コメント
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めっちゃはまった!!