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私が”死”について興味を持ったのは保育園、
年長の頃。
きっかけは、私を含め、皆の会話だ。
「起きろ〜」
「起きるの遅いっ!!」
昼寝の時間は終わったのに、まだ寝ている年下。
それを見て、皆は起こしに行った
その時に、1人がおふざけで放った
「死んだ?w」
「死ぬww」
もう皆は死と言うものを知っていて、笑っていた
ただ1人、何も知らなかった私は、死について興味を持った。
“死ぬってなんだろう”
その時、ふと通りかかった先生が、その言葉を聞いて、
「死ぬなんて怖いこと言わないの」
と軽く注意をした。
その顔は怒っていると言うよりも
微笑んでいた
だから私は、こう思った
“あぁ、死ぬっていうのは、怖いけれど、笑えるものなんだ”と。
でもその次、聞こえた言葉。
「死んだってw」
「でもこいつ息してるよ?」
…息。
その時また、私はこう思った
“死ぬってことは、息をしないことなんだ”と。
息をしていなかったら、死ぬんだ。
その時、私はある実験を思いついた
寝ている時に息をする、鼻と口を押さえたら、
どうなるのかと。
死ぬのかなと。
予想は死ぬ。
その時から、予想を立てるということを身に着けた。
何を思ったのかその実験を
弟で試した
寝ている弟に近づき、
そっと、口と鼻を押さえた。
すると弟は
「ん〜、」
と言いながら、手を退かし、また寝た。
息はしていた。
予想が外れ、びっくりした。
しかも動いた。
…は?
じゃあ、あの人たちの言葉は全て間違っていた?
どういうことか、わけがわからなくなった
だから、質問しようとした
母に。
「はぁ?そんなことまだ知らなくていいのよ」
…なんで
皆知ってるのに私だけしらない
なんだかわからない不服な気分になり、その場を後にした
モヤモヤしながら、寝た
次の日、また次の日と、日が経つにつれ、
あの会話やモヤモヤも、すっかり忘れてしまった
でもあの会話から約1ヶ月経ったとき、また興味を持つときが来た。
それはまた、皆の会話だ。
「ねえ知ってた?死んだら、天国に行くんだって!」
…天国?
私は疑問に思った。
天国とは何か、
死んだら、天国という場所に何故行くのか
すると1人が聞いた
「天国って何?」
ナイス、
そう思った時、その子が答えた
「なんか、白くてふわふわしてるんだって!」
「楽しいらしいよ!」
「へぇ」
「行きたい〜!」
…死んだらどうやら、楽しいところに行くらしい
でも、でも、まだ疑問はあった
“どうやったら死ねるのか”
“天国は何処にあるのか”
この時はまだ、疑問が2つだった
でもしばらくして、また
「ねえ知ってた?天国だけじゃなくて、地獄ってとこもあるらしいよ!」
そういって1人が、絵本を見せてきた
絵が一面に描いてあり、
鬼らしきものが沢山いて、人が鍋に入らされていたり、謎の刃物があったりした
思えば何故あんなものを先生は幼稚園児に見せようと思ったんだ
私はその本を見て、思った
疑問が増えた。
“天国と地獄は、行くときに選べるのか”
謎は増えていくばかりだった
どうしても知りたくて、沢山の本を読んだ
ある1年生になったばかりの時、絵本に載っていた、閻魔大王と言う人?の絵。
私はそれに興味を持った
どうやら、話を見る限り、 閻魔大王と言う謎の生物が、天国と地獄に行く人間を分けているらしい
生きている時に、悪いことをした人間は
閻魔大王に舌を抜かれるか、地獄に行くかのどちらか2択らしい
そこでまた
人間には”死”と”生”があることを知った
そして、2年生の時
あるDVDを見た
動物の動画だ。
ライオンが、生きるために動物を殺す
…殺す?
また疑問が増えた
殺すとは何か
どうやらDVDを観る限り、生き物を殺すとは
その生き物を、あらゆる手で死に追いやることを言うみたいだった
頭の中でグラフのようなものが浮かび上がった
生きる→殺される→死ぬ→閻魔大王へ
…どういうことだろうか、
私のおばあちゃんは、誰かに殺されたということなのか
ということは、殺した人がいる…?
実際おばあちゃんはその時に既にお亡くなりになっていて、
死ぬという言葉を、息をしてないと捉えた時に丁度死んでしまった。
その時に息をしてないなかったので、死んだと分かった
お婆ちゃんを殺したやつを許さない
そう誓った。
続く(かも)
主人公は自分で考えてみてくれ
ちな一人称私になってるけど間違いじゃあらへんで〜