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zm視点
街に着くと、俺らは色々と食べ歩きをしていた
俺のオススメの店、クロノアさんが気になった店
歩いていくうちに、お腹も膨れてきた
何処かで休憩する流れになって、比較的人が少ない広場に移動した
kr「今日はありがとね」
「俺も楽しかったし、こちらこそ」
kr「、、、渡したいものがあるんだけどいいかな?」
そう言って渡してきたのは、翡翠が埋め込まれた腕輪だった
「これは?」
kr「ゾムさんにプレゼント、、、って言っても我々国で買ったものだけど」
「、、、ありがとう」
そう言って、腕輪をはめた
少し傾いた太陽から送られるオレンジ色の光は、とても優しく、俺を、俺達を包み込んでいた
kr「ちなみに、俺の分もあるよ」
そう言ってクロノアさんの腕を見せてきた
そこには、アイオライトが埋め込まれた腕輪が着いていた
「お揃いってことなん?」
kr「まぁ、そうだね、でもねこの模様は2つしか無かったんだよ」
「?そうなんや」
kr「ふふw」
彼は俺の反応が面白かったのか、少し笑った
「な、なんで笑うん?」
kr「いや、なんでも、、、w」
それでも笑い続ける彼を見ていると、こっちまで面白くなってきた
「、、、んふふw」
気づけば、口から笑い声が出ていた
kr「ゾムさんも笑ってるじゃんw」
「やって、クロノアさんがずっと笑っとるからw」
しばらく、意味もなく笑いあっていた
そんな、ちょっとしたことに幸せを感じた
1度、再会を諦めた友人とこうしてまた会って笑い合えた
そんな、奇跡みたいな事、あってええんやな
太陽の光が反射し、俺達の腕輪はこの広場に浮かぶ星のように輝いていた