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〜*Hina*〜
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#ご本人様には関係ありません
〜*Hina*〜
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午前中の会議が終わり、社員たちが次々と部屋を出ていく。なつも資料をまとめて立ち上がろうとしたけれど、最後の一人がドアを閉めた瞬間、背後からガシッと腕を掴まれた。
「……ちょ、部長!? まだ誰か戻ってくるかも……っ」
振り向くと、そこには「鉄仮面」を脱ぎ捨てた、眉を下げて今にも泣き出しそうないるまが立っていた。
彼はなつの手をぎゅっと握りしめ、そのまま指を絡めてくる。
「……無理。昨日のなつのせいで、仕事に集中できない」
「……お前の自業自得だろ。……っていうか、ここ会社! 敬語! 手を離してください、いるま部長!」
なつが焦って敬語に戻ると、いるまはさらに顔を近づけて、なつの耳元で低く囁いた。
「……『部長』って呼ぶたびに、昨日の続きをしたくなるんだけど。……なつ、わざと言ってるの?」
「……っ、ちが、……離せよ、バカ……!」
なつが顔を真っ赤にして抵抗するけれど、いるまはなつの手の甲に、羽が触れるような優しいキスを落とした。
仕事中とは思えないほど甘く、独占欲に満ちた瞳。
「……昨日の『お店の話』、今日の定時後に詳しく聞かせて。……二人きりで、誰にも邪魔されない場所でね」
「……わかった、わかったから! 早く戻れよ、みんな怪しむだろ!」
なつが突き放すように言うと、いるまはようやく満足したのか、一瞬で「氷の部長」の顔に戻り、ネクタイを整えた。
「……失礼。暇、午後の集計も期待しているぞ」
そう言い残して颯爽と会議室を出ていく後ろ姿に、なつは膝から崩れ落ちそうになる。
(……アイツ、絶対確信犯だろ……。……お返しするんじゃなかった……)
なつは火照った顔を冷ましながら、自分の手の甲に残った熱い感触を、誰にも見られないようにそっと隠した。
コメント
1件
わかる……もう、オフィスラブの沼に足を取られてる感覚がたまらないよ🥀 鉄仮面いるま部長が、なつにだけはああやって崩れるギャップ、本当にずるい。耳元で囁く「部長って呼ぶたびに昨日の続きをしたくなる」って台詞、心臓に悪い……! 仕事中って緊張感が余計に甘さを引き立てるし、なつの照れ隠しの「バカ」がもう可愛すぎてにやける。 続き、定時後に二人きりで何が始まるのか、静かに待ってるね🌙🤍