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やっぱりスライムが1番です

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やっぱりスライムが1番です

33 - 32章 〜希望〜

♥

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2025年02月21日

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「ライム!これを。」

そう言って渡されたのは一本の棒。

「何なんだ?これ。」

「お前のありったけの魔力を込めろ!」

そう言われ魔力を込める。

すると、棒は変形し、剣へと変わった。

「私の全力を注いで作った。

ドリーム・オブ・ホープ

『希望 の 夢』

使用者の思いに沿った武器へと変わる。」

「すげーな。」

「あとは頼んだぞ、ライム。そいつは私の親友だ。

だから、お前にしか託せない。」

誰にも聞こえぬほどの小さなささやき。

しかし、そこには確かな『希望』があった。

「さてと、頭痛は治ったか?エンビィ。」

「えぇ、ありがとう。そしてさようなら。」

そう言って、エンビィは斬りかかる。

「焦るなよ、エンビィ。」

「じゃまをしないで。わたしはかのじょにようがあるの。」

「お前とダルメの関係は知らねぇが、

ここから先には、行かせねぇよ。」

「そう、ならしっかりとたおさせてもらうわ。」

「あぁ、望むところだ!」

その言葉を皮切りに再び、先程の攻防が

繰り広げられる。

しかし、先ほどとは明確な違いがある。

それは、希望である。


〜つづく〜


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