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戦闘は更に激化し、完全にお互いの会話はなくなった。
そして、ついにお互いが勝負を決めにかかった。
ドリーム・スワロウ・ホープ
「ここで決める!『夢 に飲まれし 希望』」
「『ブラッド・ソード』」
お互いの武器と技がぶつかり合い、空間が歪む。
そして、最後に立つのは・・・
「終わったな。」
ライムだった。
「なかなかに強かったよ、エンビィ。」
そう言って、ライムもまた倒れる。
「おい、ライム!無事か!?」
「ダルメ。まだいたのか。」
「まだいたのかって、お前に武器渡してから、
一分も経ってねぇよ。」
「そういえばそうか。俺達の主観じゃ、
一時間は経ってるからな。」
「てか、雰囲気ぶち壊しだよ!」
「ま、それはそれで俺達らしいといえば俺達らしいけどな。」
「そうだな。」
「ところで、エンビィの方は良いのか?
あいつ、お前に話があるらしいぞ。」
「そうか。でも、このままでいい。
あいつには、合わせる顔が無いからな。」
「でも、あいつは話があるらしいぞ。」
「ダルメ。どうして、あのときわたしをおいていったの。」
「っマリ、悪かった。あのとき私は戻れなかった。
周りが、引き止めて。
でも、こうして久しぶりに会えて嬉しかった。
私はひどいやつかもしれない。
でも、私を許してくれるか?」
「もちろんだよ。わたしにはダルメがひつようだから。」
「ありがとう。」
「うん。」
〜つづく〜