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描こうとしたイラストのサブストーリー

だいぶ前の作品

イラストは公開できないくらい下手なので、また描き直そうと思う。


そういや言い忘れてたけど、

相互フォロワーさんはこういう二次創作も僕のオリキャラも、

勝手にイラスト描いてOKよ

てか描いて




「──できた!」

少年は言いました。

「ありがとう、みーくん」

少年のお兄ちゃんは、優しく少年の頭を撫でました。

少年のお兄ちゃんの髪は、とても長いです。少年は、そんな扱いづらいお兄ちゃんの髪の毛を結ってあげたのでした。


それから毎日、少年はお兄ちゃんの髪を結ってあげるようになりました。しばらく経ってからは三つ編みもするようになりました。

少年はお兄ちゃんに喜んでもらえるのが嬉しかったし、少年のお兄ちゃんはそんな弟がとてもかわいく思えました。


こんなこともありました。

少年は友達にヘアゴムを借りました。友達の方が身分が高かったので、友達のヘアゴムの方が使いやすく、上手く髪を結えると思ったからです。これを使って、少年はお兄ちゃんの髪を結おうとしました。

が──

プチン

ヘアゴムは切れてしまいました。

友達のヘアゴムを切ってしまったことに罪悪感を抱く少年をお兄ちゃんが、

「僕、運いいからきっと大丈夫だよ。なんとかなるよ」

と慰めます。

……お兄ちゃん、弟くんは怒られることを怖がってる訳じゃないんだわ。

また、運がいいとは言っても、100%ではありませんので──

「……ちょっと、それ、私のヘアゴムよね……?」

案の定少年の友達が、ブチギレながら少年に攻め寄りました。

結局お兄ちゃんが少年の友達をなだめたそうです。運の使い所を間違っていますね。


さて、数年経つとこの兄弟は不仲になり始めます。

でも──

お兄ちゃんは今でも、少年のしてくれていたように、髪を三つ編みにしているのだそうです。

妖はじの短編&没作品集 恵比寿多め

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