わんく わいて界隈
白尾国の軍パロのしゃけ
初心者がかいた 語彙力ごみ
pc民なため誤字あるかも、読みにくいかも。
詰まってない頭で頑張って書いたので短いですが雰囲気で読んでください
- 薬漬けの話
地雷右回れ 番号に意味はありません
リクエストくれるとよろこんで頑張って書きます
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shk(好きな人入れても読めるかも…?)
真っ暗な空間にいる。
何も見えない。というより、黒で埋め尽くされている。
寒い。暗くて、寂しい。
自分にまで黒が侵食してくる。体がだんだん重くなってくる。
意識を手放す瞬間、頭に、呼ばれた自分の名前が反響する___
「んぁ…」
急に光が入ってくる。
はっとして目が覚める。
意識がまだ覚めていなくても、今いる場所が白尾国じゃないことが分かった。
目の前に広がる名前のわからない薬品、拘束するためであろう手錠と縄、そして異様に白い壁と床。
そして自分が座っている椅子に上半身が締め付けられ、
身動きが取れないことに気づき、意識が起きてくる。
俺は、この場所を__
「目が覚めたか」
はっと声がしたほうを見る。
初めて見て聞いた、でも記憶のどこかにへばりついているその声、顔と白衣についている胸章。
「久しぶりだな、実験体1041番」
ぶわっと嫌な汗が噴き出てくるのがわかる。
嫌でも思い出したくない記憶が滝のように流れ込んでくる。
「なんで…!」
「足搔いても無駄だよ、わかるだろう?お前が一番よく知っているはずだ」
「…っ」
予兆もなく、無音の津波のように、深い底に沈めたそれが押し寄せてくる。うまく呼吸が出来なくなる。
俺は白尾国の軍につく前、ここの実験施設でネズミのように扱われていた。
薬をぶち込まれ、目やら耳やらがちかちかして、気を失うまで付き合わされ、
目が覚めたら激痛と慣れない体の変化に付き合わされていた。
この施設が襲撃にあって崩壊寸前だったとき、隙をついて逃げてきたのだ。
このとき襲撃したのが白尾国だと知ったのはかなり後だった。
俺は施設の中でも成功体だったから、五感の強さは今でも残っている。
ふと奴のほうを見ると名前のわからない、もう見慣れてしまった、
注射器と薬品の入った容器を持っていた。
いまから起こることが目に見えた。
「久しぶりだな」
そういうと奴は近づいてきて俺の髪を掴んだ。
「やめ…っ」
必死に抗おうと顔をそらしたが、髪を引っ張られ、
その反動で開いた口に無理やり手に持っていた薬品を流し込まれた。
「全部飲み込め」
吐き出そうとしたがすぐに口と鼻を塞がれ、じっとしていたが苦しくなって薬品を飲み込んだ。
ごくり。熱いどろっとした塊がのどを通っていく。
奴は俺が飲んだのを確認して手を離した。
「げほっ、はっ、」
脳が焼けるように熱い。目の前がぼやけてきて、なにを見ているのかわからなくなってきた。
頭がぐらぐらしたあと、意識が蝋燭のようにフッと消えた。
最後に見たのは奴の何度も見た、でもはっきりとした不気味な顔だった。
糸冬
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